人がうごくコンテンツのつくり方 の商品レビュー
『人がうごくコンテンツのつくり方』(著:髙瀬敦也) 付箋部分を抜粋します ・アイデアを思いつくのがスゴいのではありません。様々な障壁を突破していく実行力がスゴいのです(p37) ・コンテンツには「伝えたい」目的があります。「人に何かを伝える」という思考そのものがコンテンツ化...
『人がうごくコンテンツのつくり方』(著:髙瀬敦也) 付箋部分を抜粋します ・アイデアを思いつくのがスゴいのではありません。様々な障壁を突破していく実行力がスゴいのです(p37) ・コンテンツには「伝えたい」目的があります。「人に何かを伝える」という思考そのものがコンテンツ化と繋がります(p50) ・盛り上げたら後には引けません。伏線を回収するために頑張るしかないのです。「伏線」はコンテンツをつくる エネルギーになります(p84) ・何かビジネスを立ち上げたり、仕掛けたりするときも同じかも知れません。新しいことは中々立ち上がらないものです。 そんなときは、始める前に伏線を張ってみてください。ほのめかしちゃってください。「伏線」があれば、立ち上げた後の 納得も得られますし、誰かが助けてくれるかもしれません。「伏線」は何か生み出すための「エネルギー」であり「種」なのです(p85) ・まず企画してもそれは誰かにプレゼンしなければならない。企画を人に話すのが恥ずかしいとか、馬鹿にされるのが怖いと 感じる人も多いでしょう。だから、心の中に「アイデアだけはある人」が多いのです(p90) ・野球ならば、打席に立つことが大事です。打席に立たないとピッチャーの投げる球がどれだけ速いのかも感じられません。 そして日頃の練習の成果を出して思いっきりバットを振るのです。そうじゃないと当たるものの当たりません。当たったとしても ボテボテのピッチャーゴロかもしれません。でもそれでも良いのです。その結果が何よりも大切な財産となります(p91) ・たくさんの人に「広げる」ためには、まず「超コア」なターゲットを「熱狂」させて、そこから広げることが必要なのです(p97) ・同じマーケットで、かつターゲットを同じくするコンテンツ同士のコラボはメリットが少ないばかりかリスクさえあります(p143) ・当たるものの、続けなければ当たりません(p158) ・ガマがン必要なのは周囲からの意見だけではありません。予算、マンパワー、モチベーションなど、ガマンしなければ いけないことはたくさんあります(p160) ・ビジネスシーンにおいて「トライしないことの逸失利益は無限大」と言われます。それと同様に「続けないことで生じる 逸失利益もとても大きい」のです(p168) ・視覚的というのは、派手にするとか目立たせるといことではなく、見せたいもの、見たがっているモノの情報量を増やし それ以外の情報量を減らすということです(p181) ・「みんなが知っている」コンテンツを持っている方々は、とにかく長く現役のコンテンツとして大切にするべきです。 これからもっとその価値が上がりますから(p197) ・情報がいつでも入る時代だからこそ、「早すぎに注意しましょう」ということです。アンテナが鋭い人ほど注意が必要です(p209) ・精神論のようになってしまいますが、人が後悔するのは「やらなかったこと」です。「やったこと」は後悔はしません。 「やったこと」にするのは「反省」です。ではなぜ「やらなかったこと」に後悔するのか。それは「やらなかったこと」の 可能性が無限大だからです(p227) ・アイデアがあったら、つくりましょう。具現化しましょう。その気になればいつでも誰でもできる時代です。 コンテンツは世に出すことに意味があるのです(p228) ・コンテンツについて考えるとき、最も大切にすべきことは、そこに人の気持ちがあるのかです。つくり手の気持ちも必要ですし 生活者の気持ちを汲み取ることも必要です。なぜなら、人を動かすのは気持ちだからです。気持ちがないと「伝わらない」からです(p2234)
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コンテンツ制作に興味を惹かれ、アマゾンレビューが高かったので図書館で借りたが、思っていた内容では無かったので読まずに返却
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大事なのは「人の気持ち」。心がないもの、気持ちがないものは絶対に当たらない。あたりまえだけど、できてないこと。
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著者の年代で売れるクリエイターの基礎的な考え方は共通しているよう。非常に読みやすく納得感がある展開。読み直したい本に久々に出会った。
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誰にでもではなく、誰かに刺さるコンテンツを。どうやってコンテンツを作るか、というよりも、コンテンツを作ろうとしたときに陥りがちな罠に対して警鐘をを鳴らしてくれる「コンテンツ」。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
著者の高瀬さんは、もともとテレビのコンテンツを作っていた人だったので、この本に書いてあるコンテンツは、映画とか記事とか番組とかそういうものをイメージしていたが、違った。 ここでいうコンテンツは、商品やサービス、新事業も含めて、「人の心をうごかすようなもの」。そのコンテンツに関して、作り方から広め方、 人間の生活を支えているテクノロジーとの絡め方、そしてコンテンツの終わらせ方までを書いていて、学びがいくつかあった。 1.コンテンツを作るためには、作る人の「想い」が何よりも重要。 想いはコンテンツの軸となって、ぶれることなく他の人からコンテンツを批判されてもコンテンツの軸となる。 2.コンテンツがコンテンツを生む コンテンツが何もないところから生まれてくることはない。既存のコンテンツの要素を掛け合わせて新しいコンテンツが生まれる 3.「意味のない細部へのこだわり」と「意味のある細部へのこだわり」をわける 目的のない細部へのこだわりは意味のないこだわり。一方目的にそった細部へのこだわりは、意味のあるこだわり 4.ニッチを意識したコンテンツ作り ニッチ(=具体的な誰か)を意識したコンテンツを作ると、 誰かの満足度が高くなる。 たぶん、スタートアップとかの場合最初は、ニッチから初めて、 マスに拡大していくのがよいパターン。 5.人に興味をもち、人の本能に従ったコンテンツを作る サービスが相手にする人間に興味をもち、その人間がもつ欲望、「生理」、本能に注目したコンテンツを作る。そして、作り手の気持ちを載せること忘れず、サービスを提供する相手の気持ちも載せる。 6.コンテンツを世に出せたことを感謝 コンテンツを世に出すと、まわりから批判があったり、 誹謗中傷などがあったりする。しかし、コンテンツを自分のお金で作ってる人じゃない場合、それで文句をいうのは×。コンテンツを出せている状態に感謝し、コンテンツが受ける制約の中で精一杯のことをする。 など。今の自分の仕事ともリンクして、
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