マイクロソフト 再始動する最強企業 の商品レビュー
ナデラで変わっていったMicrosoftを紹介する本。 凄い深い内容がある訳ではないのだが、Microsoftがどういう事を取り組んできたかが分かるし、サクッと読める。 5年前の本なので上手くいった取り組み、上手くいかなかった取り組みも答え合わせが出来るので、そのまま読むというよ...
ナデラで変わっていったMicrosoftを紹介する本。 凄い深い内容がある訳ではないのだが、Microsoftがどういう事を取り組んできたかが分かるし、サクッと読める。 5年前の本なので上手くいった取り組み、上手くいかなかった取り組みも答え合わせが出来るので、そのまま読むというよりどうだったんだろう?と考えながら読む方が良いと思う。
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マイクロソフトの米日のキーマンを取材した力作 よくまとまっていると感じました たしかに本書の語るとおり、気がつけば、マイクロソフト(MS)は変わっていた IT関連以外で、一般の方が、MSを注目することはそうないとの指摘はもっともです。 また、MSは、スティーブ・パルマーの時代に ...
マイクロソフトの米日のキーマンを取材した力作 よくまとまっていると感じました たしかに本書の語るとおり、気がつけば、マイクロソフト(MS)は変わっていた IT関連以外で、一般の方が、MSを注目することはそうないとの指摘はもっともです。 また、MSは、スティーブ・パルマーの時代に 90%のマケットシェアを獲得しPCのOS市場を制覇した。 しかし、携帯電話 と センサー(IoT)が作り出す 10倍もの市場の登場に、ナディア・ナデラは、顕在化した危機感をもったことが、変革の力となりました。 環境の変化のスピードは、ますます速くなっていています。という表現でかたられています。 気になっていたのは以下の点です。 ■MSの幸運 CEOにナデアを選んだこと ・前任のパルマーの時代に、ナデアがMSを変革できるようにすでに準備をおこなっていたこと ・生え抜きで、視座が高く、技術的な知見の高いナデアをCEOに選出できたこと ・時代にあわなくなっていた、MSのミッションを再定義する機会に恵まれたこと ■MSのトランスフォーメーション ・これまでの技術をベースとして、変革をおこなったこと ・ナデラの姿勢、「学習せよ、話すより聞け」 ・モバイルのデバイスそのものがコンピュータとしての能力を持ち始めることに早くから気がついたこと ■2000年代の技術的な潮流にのれたこと ・クラウド MS Azure ・AI / Bigdata Cortana , PowerBI ・MR = VR+AR HoloLens ■MSの戦略 ・OneStop MSは製品群を統合するのがうまい Microsoft365 , Office365 , MR ・Xboxの経験から、カスタムチップを設計できた HoloLens へ HPU の開発 , Gaming ・技術志向、グローバル化 優秀な人材を確保し 先端技術を提供し続ける ■コロナに先立ち働き方改革を先行で導入 ・在宅ワーク、テレワークで、社内満足度40%向上、女性の離職率40%減等、働きがいのある会社へ ・グループウエアの開発など出社しなくてもいいプロダクトを開発 Skype MS Teams ・どうすれば少ない人数でたくさんの仕事ができるのかという取り組みを続けた結果 ポストスマートフォン時代に、MR, AI , Bigdataと、すでにサービスや、プロダクトを提供しているMSは、GAFA+Mといわれつつ、ある程度、優位なポジションを占めていることにはかわりがない。 本書の最後のことばは、「マイクロソフトという会社の動きに、もっともっと注視しておいたほうがいい。」です。 目次 はじめに Chapter1 12万人の10兆円企業をゼロから作り替える Chapter2 知られざる最強企業の全貌 Chapter3 AIを最もスケールできる企業 Chapter4 未来を激変させる驚異の発明 ISBN:9784478102824 出版社:ダイヤモンド社 判型:4-6 ページ数:262ページ 定価:1600円(本体) 発行年月日:2018年08月
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マイクロソフトの経営理念の移り変わりとその波及効果について書かれた本。 理念を変えれば会社の動き方、人の動き方が変わっていくというリアルな状況が知れて、面白い。
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マイクロソフト復活の理由。やっぱりトップのメッセージって大事だなと改めて認識した。もちろん、凹んでいた時期に力を蓄えていた部分もあっただろうが、うまく花開かせるのも難しいこと。チームで力を発揮するよう仕向けたCEOに脱帽です。 マイクロソフトは人事評価として、周囲へ与えたインパク...
マイクロソフト復活の理由。やっぱりトップのメッセージって大事だなと改めて認識した。もちろん、凹んでいた時期に力を蓄えていた部分もあっただろうが、うまく花開かせるのも難しいこと。チームで力を発揮するよう仕向けたCEOに脱帽です。 マイクロソフトは人事評価として、周囲へ与えたインパクトを導入している、というところから興味を持って読んでみたが、マイクロソフトが取り組んでいる新しい技術開発の話も面白かった。Office 365をしれっと新しい機能がどんどん追加されているし、勢いのあるネットベンチャーのように大々的にアピールしないだけで、実はマイクロソフトもその機能持っていますよ、というのが実感としても多いと思う。プラットフォーム企業への風当たりが厳しくなってきたが、GAFAと比べてマイクロソフトへの影響は限定的ではないか、と感じるのはビジネス環境に完全に入り込んでおり、個人情報を使った広告ビジネスとは一線を隠すからかな、と思う。
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マイクロソフトの日本法人の社長や本社の開発のキーマンなど日米の幹部へのインタビューをまとめています。 関係者のインタビューを通して、マイクロソフトがポスト・スマホを意識しているのは伝わってきました。 それに向けてAIやクラウドをフル活用して、スマホのあとでも生き残るための製品を考...
マイクロソフトの日本法人の社長や本社の開発のキーマンなど日米の幹部へのインタビューをまとめています。 関係者のインタビューを通して、マイクロソフトがポスト・スマホを意識しているのは伝わってきました。 それに向けてAIやクラウドをフル活用して、スマホのあとでも生き残るための製品を考えてるなと。読んでいて可能性を感じさせるものでした。 マイクロソフト関係者のインタビューですので、視点は片方から見たものになりますし、AmazonやGoogleとの比較という点では物足りないものがありました。 とはいえマイクロソフトがどういう状況なのかと行った点が把握できるのと、今後日本でも導入されそうな働き方を知ることができるという意味ではよい本だと考えます。
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購入本。20年間に渡り、時価総額TOP10に入り続けている唯一の企業。持ち株を増やそうと思わせてくれる内容 ・アップル、オラクル、GOOGLEとも協業、オープン化を進めている。 ・上司面談ではインパクトを説明させられる。売り上げが評価では無い。 ・東京ドーム30個分の125の...
購入本。20年間に渡り、時価総額TOP10に入り続けている唯一の企業。持ち株を増やそうと思わせてくれる内容 ・アップル、オラクル、GOOGLEとも協業、オープン化を進めている。 ・上司面談ではインパクトを説明させられる。売り上げが評価では無い。 ・東京ドーム30個分の125の建物が並ぶキャンパス。ボーダーレス、飲み物無料 ・研究所は、マイクロソフト・リサーチと呼ばれ1兆円/年投資されている。世界中から集まる人材の優秀さは半端でない。 ・ナデラCEOの頭の良さ、未来を読む力は太刀打出来ない。 ・34ものAPIが有る。 ・働き方改革(場所、時間をフリーに、オフィスの改修)した後の社員満足度40%向上。女性離職率40%改善。バックオフィス業務をスリム化し、アウトソーシングした。 ・会議では資料を読むのはNG 問題点と次のアクションをどう取るかに時間を使う。 ・業務時間分析を手作業では無く、マイクロソフト365で自動に分析。1クリックで63の言語に翻訳できる。
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この本も今の時代に読むべき内容だ。 結局我々に最も求められているのは「ゼロから新しいものを生みだす」ことではない。 「古い形式で存在して形骸化したものを、如何に効率的に新しいものに作り変えていくか」だと思う。 更地に最初から家を建てるのではない。 今既に建っている老朽化した建物を...
この本も今の時代に読むべき内容だ。 結局我々に最も求められているのは「ゼロから新しいものを生みだす」ことではない。 「古い形式で存在して形骸化したものを、如何に効率的に新しいものに作り変えていくか」だと思う。 更地に最初から家を建てるのではない。 今既に建っている老朽化した建物を、全部を壊すわけでなく、しかも既存の建物(会社で言えば、社員などの人材)を上手に利活用して、形を変えて建て替える。 これは普通では絶対に出来ない。 しかも社員数万人を抱える大会社マイクロソフト。 しかもWindows・Officeという、成功ビジネスが機関としてある。 これを新しい会社のあるべき姿(この例えで言うと、建て替わる建物)を的確に社員に示し、確実に実行していく。 この本には本音が書かれている。 「正直、うまくいくか分からないまま、見切り発車の部分もあった」 しかし、マイクロソフトは確実に変化し、イノベーティブな製品を世に出している。 そして、今なお時価総額ではベスト5以内なのである。 この本を読むと感じる。 これは絶対に参考にしなければいけない、と。 一人一人がこれぐらい徹底的に生産性を上げていかないと、世界では戦えないってことだ。 その為に何をすべきか。 (何をすべきかも、この本にはご丁寧に書いてある) ということは、後は「実践するのか」「しないのか」だけである。 答えは明白だ。 実践しなければ、生き残れない。 それは会社も個人もだ。 テクノロジーを使って、徹底的に生産性を上げる。 もう未来は待ってくれないのだ。 (2019/1/25)
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カルチャーに関する考え方(戦略よりもカルチャー) ・Growth Mindset ・Customer obsessed 常にお客様のことを第一で考える ・ダイバーシティ&インクルージョン ・One Microsoft ・Making a difference 変化をもたら...
カルチャーに関する考え方(戦略よりもカルチャー) ・Growth Mindset ・Customer obsessed 常にお客様のことを第一で考える ・ダイバーシティ&インクルージョン ・One Microsoft ・Making a difference 変化をもたらす 評価制度はアクティビティから「インパクト」 ・3ヶ月に1回、上司とステータスチェックのための面談「コネクト」を実施 ・面談前に4つの質問に回答 1)この期間、どんな貢献をし、どんなビジネスインパクトを残したのか 2)さらに大きなインパクトをもたらすためには何ができたか 3)次の数ヶ月でどんなインパクトを目指すのか 4)インパクト達成に向けてどんな学習をしたり、自身の今後の成長に向けて何を行うか
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Microsoft社の現在の動向について記した本。 クラウドでのビジネス支援を軸に、先端技術(mixed reality,網膜投影等)についても詳細に触れられている。Officeを売って終わりの会社ではなくなってきたことが良くわかる。他方でMicrosoft社の懸念点について触れ...
Microsoft社の現在の動向について記した本。 クラウドでのビジネス支援を軸に、先端技術(mixed reality,網膜投影等)についても詳細に触れられている。Officeを売って終わりの会社ではなくなってきたことが良くわかる。他方でMicrosoft社の懸念点について触れていないことは残念であり、企業の全体像を把握するには力不足にも感じる。
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過去20年にわたって世界の時価総額ベスト5に入り続けているWindowsやofficeなどの製品で馴染みの深いMicrosoftの社内や事業展開などを多くの取材をもとに書いた一冊。 ソフトウェアからクラウドへと事業の軸を転換するうえで 組織、評価、行事などの会社のカルチャーを時...
過去20年にわたって世界の時価総額ベスト5に入り続けているWindowsやofficeなどの製品で馴染みの深いMicrosoftの社内や事業展開などを多くの取材をもとに書いた一冊。 ソフトウェアからクラウドへと事業の軸を転換するうえで 組織、評価、行事などの会社のカルチャーを時代に合わせて変えることによって常に業界のトップランナーとして先頭を走ってきた同社の姿の本質を本書で学ぶことができました。 そんななかで出社しないこと、社内のフリーアドレスやペーパレスなどは21世紀型の働き方を体現していると感じました。 意識して自社を変革していくためにグロースマインドセット、ライバル企業と手を組むことなどを積極的に行うことや生産性も高くするために目標を高く持つことなど 特に本書の中でAIやMRの可能性を感じ、特にHoloLensに対しては実用化すれば自分たちの生活が大きく変わると感じました。 あと、機械の強みをどう活かしていくかということも書かれており、印象に残りました。 本書を読んで同社がスマートフォンに次ぐ新しい革命を起こす担い手になるかも知れないと感じるとともに自分の知らないところで新しいテクノロジーが刻々と進化していることを感じました。 同社が起こす革命にますます期待が高まる一冊でした。
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