心を半分残したままでいる(3) の商品レビュー
隠していた想いを吐露した場面では涙が止まりませんでした。 ただただ2人には幸せになってほしいと思いました。
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3冊続けて読了。この先のことも考えたら不安もあるものの、それさえも乗り越えられるんだろうと思わされる最終巻。よかった。
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「M」で衛と静良井さんと久遠さんが絡み合って、解けてまた結ばれました。じんわり来た…。静良井さんの書いた記事のラスト一文の余韻がすごい!久遠さんも静良井さんのことすごく好きだったんだよね、彼にも幸せになってほしいです。 全サ応募必須。
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いよいよ最終巻。長い話なのに毎月続きが読めたから、最後までどっぷり物語の世界に入り込めたのが何と言っても良かったところです。 2巻で二人の過去の関係が判明し、再び話は久遠に池に突き落とされた時点へ。 …これは、もしや救いようのない結末になるのでは?と読み始めで思わず不安になってしまいました。 誰がMなのか?というサスペンス的要素を追いながら読みつつ、でもBL的に(おい)間違いなく中上だよね~と思ってしまうんだけど、記憶をなくしてしまう静良井は自身にとってもリングノートで確認した実態のつかめない恋愛で。 彼はどうするのかなと思いました。 だけど、このリングノートがその後の展開に関わっていて、ものすごく重要な役割を担っているのです。 また涙腺崩壊してしまいました。 中上の気持ちを考えるともう、胸が潰れそうになりました。互いの過去について何も語らなかった中上だけど、心の中では静良井に対する深い想いがずっとずっと続いていたのだなと涙なしには読めなかったです。 そして、静良井も記憶をなくしても心の深いところで忘れないでいる何かがあるのです。 しかし、静良井のために中上は自分の人生の全てを捧げているよね… 大学も中退、飲めなかったくせに今では夢のコーヒーショップのマスター、そしていつまでも愛する人を待っている泣かせる男だった…! 静良井もこれ以上彼の人生を自分のせいで台無しにしたくないと思い詰めるレベルで、でもそんな彼を一生支えられる人間になりたいと決意させられるレベルで。 そして、過酷な運命を背負っていてなお、明日に向かって一日一日を二人で幸せに生きていこうとする姿勢が、美しすぎでした。 なので、もちろんエロ的にもすごく萌えました。センセの描くHシーンはいつもすごくツボにはまるのですが、今回も苦悩と幸せのはざまのHは胸にくるものがあってたまらなかったです。そして、Hシーンがかなりてんこ盛り。 二人なら何度でも間違いなく恋に落ちるだろうなと確信できます。美味しいコーヒー飲みたくなりました!
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