増加博士の事件簿 の商品レビュー
本格ミステリのショートショート集と本書裏の紹介にも書いてあるけれど、本格ミステリを書く著者によるショートショートって感じがした。 本格ミステリを読もうと思って読むと違うのかな? でも、ショートショート読もうと思って読めば面白い。 気軽に読めるショートショートです。
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推理小説の短編集って、「え!こんないいトリックを短編で使っていいんです??長編でも全然イケる内容をこんなに大盤振る舞いしてくれてありがとうございます〜〜」な作品も多いんですが。 断言します。 本作は全て短編じゃないとダメ。絶対。 ほぼ毎話、ズシン、ズシンという地響きと共に...
推理小説の短編集って、「え!こんないいトリックを短編で使っていいんです??長編でも全然イケる内容をこんなに大盤振る舞いしてくれてありがとうございます〜〜」な作品も多いんですが。 断言します。 本作は全て短編じゃないとダメ。絶対。 ほぼ毎話、ズシン、ズシンという地響きと共に現れる巨漢の名探偵、増加博士が、次々と不可解なダイイングメッセージやアリバイ・密室の謎を解き明かす短編集です。 話によってはズシンズシンじゃなくドシンドシンになったりしたのが気になりました(どうでもいい)。 ギネス級の大長編を物した二階堂先生の、新しい極地…………ではないか…………。
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2018年121冊目。本格をショートショートでやるのはやはり厳しいのかなぁ、と思わざるを得ない。ダイイングメッセージものが多目だったけれど、短い中では別解潰しもままならず、こじつけに近い結論が目立つ。
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稀代のトリックメーカーによる?本格?ショートショート 関係者の眼前に展開する血腥い不可能犯罪の数々に、巨漢の名探偵・増加博士が挑む。ダイイング・メッセージや密室トリックなど王道の謎から、「人工衛星の殺人」といった不条理設定の事件まで、27の掌編を収録。
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