ふたりの花見弁当 の商品レビュー
常連のお客様達と親しくなり様々な付き合い繰り広げられていきます。一人暮らしの人達の心の拠り所だなと思いました。常連さんの社交ダンスを皆んなで見に行ったり、お客さんに誘われて花見をしたり、素敵なお店です。
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シリーズ第4弾。 「はじめ食堂」の料理は毎回美味しそう! 巻末のレシピも嬉しい。 心温まる料理と人情の組み合わせ、最高です。 特に好きだったのは、 第1話 おせちのローストビーフ 第4話 ふたりの花見弁当 食堂で働く一子、二三、万里くんと常連さんたちの距離感がいい。 ...
シリーズ第4弾。 「はじめ食堂」の料理は毎回美味しそう! 巻末のレシピも嬉しい。 心温まる料理と人情の組み合わせ、最高です。 特に好きだったのは、 第1話 おせちのローストビーフ 第4話 ふたりの花見弁当 食堂で働く一子、二三、万里くんと常連さんたちの距離感がいい。 家族じゃないけどたくさんの時間を一緒に過ごし、一喜一憂を共にしている感じ。 さりげなく見守って、応援して、当たり前のように心も力も合わせられるってすごい。 食堂を舞台に繰り広げられる人間模様も食堂メニューも、楽しみながら安心して読めるシリーズで読むたびにホッとしています。 着々と読み進めていきたい。 『美味しい物というのは、どうしてこんなに人を幸せにするのだろう』 『世の中は面倒なことだらけです。自分の選んだ道をまっとうしようと思ったら、避けて通れないことが色々あります。』
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よくも展開が最後に「あーこういうこと!」と思えて面白い。 でも私はシャーロックホームズとかも読みたいな。となんとなく思う。
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三原さんははたして 社交ダンスをするのか! 昔と今は違うけど, 今は今の良さがある. でも昔を懐かしんでしまうのは人の差がだなー
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
食堂のおばちゃん4 ふたりの花見弁当 山口恵以子 ∞-———————∞ 前巻から登場してるニューハーフさんたちが大活躍! どんどん新メニューが出てきて、さらにどれも美味しそう! ニューハーフさんでも結婚詐欺的なものに引っかかっちゃうと言うのは、それだけ愛情深いから信じてしまうってことなのか。 常連三原さんに誘われたお花見が楽しそうだったけど、GWの食べ歩きがなんだか寂しかった。飽きられずにお店を続けていくって大変なんだな。でもはじめ食堂は今風の料理に強い若頭がいる。そう思うとどんどん新メニューを開発していく万里はすごい! 2024/06/25 読了(図書館)
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お節料理、節分、ひな祭り、お花見、GWが今回のテーマです。それに絡めて、美味しそうなお料理が登場し、お腹がすきます…。
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「おせちのローストビーフ」 年の終わりと始まり。 出来れば関わりたくない案件だったとしても、見てしまったからには仕方ないことだろう。 食べる側の趣向により変化していっているのだろうが、元の意味がある食べ物が控えめになるのは寂しいだろうな。 「福豆の行方」 幸せ絶頂期であるが。 ...
「おせちのローストビーフ」 年の終わりと始まり。 出来れば関わりたくない案件だったとしても、見てしまったからには仕方ないことだろう。 食べる側の趣向により変化していっているのだろうが、元の意味がある食べ物が控えめになるのは寂しいだろうな。 「福豆の行方」 幸せ絶頂期であるが。 ちょっとしたイベントだったとしても、一人では中々やらない季節のものだと楽しいだろ。 少し不自然だと感じることがあったとしても、好きな人に限ってそんなことはないと信じたくなってしまうのだろ。 「不倫の白酒」 突然の告白は最悪で。 酔った勢いというのもあったのだろうが、こればかりは二人きりの時に縋るべきだったろ。 重要なところが勝手に消されて話が広がってしまったら、出会ってみても無意識に偏見の眼差しで見てしまうだろ。 「ふたりの花見弁当」 満開の桜の下で踊る。 全く同じものを作れたとしても、大切な人が作ってくれた想い出の品には勝てないだろう。 一人きりで窓から眺めるのも嫌ではないだろうが、せっかくならば知り合いを呼んで楽しい時間を過ごしたいだろ。 「サスペンスなあんみつ」 不自然な客たちとは。 追われる立場の身であれば、もっと警戒心をもって店の様子を伺うなどするのではないか。 何十年も前のままでは生き残れないとはいえ、久しぶりに訪れた時に当時の品が何も残っていなければ寂しいだろ。
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過去の自分の思い出は音楽や書籍とともにあるように、食事や飲み物もともにその時代を彩る。 ローストビーフってお弁当に入れるものではない。我が家では一度だけ入っていたことがある。姉妹は弁当を開けてすぐに蓋をしたが、私は完食した。そして夕方救急車で運ばれた。夏の日の出来事だった。一子...
過去の自分の思い出は音楽や書籍とともにあるように、食事や飲み物もともにその時代を彩る。 ローストビーフってお弁当に入れるものではない。我が家では一度だけ入っていたことがある。姉妹は弁当を開けてすぐに蓋をしたが、私は完食した。そして夕方救急車で運ばれた。夏の日の出来事だった。一子や二三と違って、我が家の母は大雑把でその血をみんな引き継いでいる。 複雑なメイの気持ちとそれを弄ぶヤツ、メイにとっては大きな良い経験だと割り切ってほしいと思った。 不倫はそれぞれが幸せになることができるのだろうか?一子の「老いるのではなく大人になりなさい」という説得の仕方が、きっと相手に響く言葉なんだろう。 花見は三原さんのマンションで、桜の花の天幕のあるマンションってステキだなぁ。そしてその美しさに負けないほどの三原さんの思い出に、儚く寂しさを感じた。 今回は1月から5月の季節の物語5話だった。はじめ食堂に集う人たちの温かく、思いやりのある言動がなんとも心地よく目の中に飛び込んできた。 要や万里の成長も美しい文章で描かれている。人もお店も時間とともに変化していくものだ。季節の移り変わりだけでなく、時代の流れも上手く表現された作品だった。 今回もほわほわさせられた。私の時の思い出とともに。山口恵以子さんに感謝だ。
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万里君の成長を嬉しく思ったり、新しいメニュー気になるとか思いながらニヤニヤして読めた。 今回も色々な料理に癒された。特に白菜のクリーム煮と季節野菜のゼリー寄せが気になって自分でも作りたいと思った。 美味しいものはやっぱり人を笑顔にしたり幸せにするなーっと思えた。
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いつもながらお料理が美味しそう。こういう馴染みのお店に憧れるが自分にはそういうのがなくて残念。 昔の美味しかったお店が寂れ気味だったり変わってしまったりというところが心に残った。
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