ふたりの花見弁当 の商品レビュー
だまされてしまうその心理がせつなくなりました。 お花見をとおしてのご近所交流にいいなとも思いました。
Posted by
お客さんや、一子、二三の思い出の味が今回のテーマ。 当時好きだったお店に訪れた時の、思い出とのギャップが切なかった。
Posted by
いつもながらの安定感。数々の問題も はじめ食堂 にかかったらお茶の子さいさい! 第2話「福豆の行方」は切なかった(涙)
Posted by
食堂のおばちゃんシリーズ4作目。 安心、安定のいい感じ。 食べ物もいい感じ。 きっと、人それぞれに桜に対する思いってあると思うので お花見のお話がよかった。 なので「思い出のソース」に勝てるソースはないだろうなぁ。 そんなものかけられちゃったら! リアルな料理が霞んでしまう。...
食堂のおばちゃんシリーズ4作目。 安心、安定のいい感じ。 食べ物もいい感じ。 きっと、人それぞれに桜に対する思いってあると思うので お花見のお話がよかった。 なので「思い出のソース」に勝てるソースはないだろうなぁ。 そんなものかけられちゃったら! リアルな料理が霞んでしまう。 だから、思い出を楽しむのは自分で。。 誰かに委ねたりしないほうがいいのかも。 さて、すぐ5巻へ。
Posted by
山口恵以子 著「ふたりの花見弁当」食堂のおばちゃん№4、2018.8発行。一(にのまえ)一子(いちこ)、一(にのまえ)二三(ふみ)、万里の3人で営む「はじめ食堂」の物語。№4と№5が後先になって、№5、次いで№4となりましたが、本シリーズは特に順番通りに読まなくてもいいみたいです...
山口恵以子 著「ふたりの花見弁当」食堂のおばちゃん№4、2018.8発行。一(にのまえ)一子(いちこ)、一(にのまえ)二三(ふみ)、万里の3人で営む「はじめ食堂」の物語。№4と№5が後先になって、№5、次いで№4となりましたが、本シリーズは特に順番通りに読まなくてもいいみたいです。それがいいのか悪いのか・・・w。物語性が乏しいということでもあります。本書は中ほどで失速しました・・・。
Posted by
料理もさることながら、来るお客さんたちの心の機微が描かれているのがよい。最近こういう料理系小説が文庫で色々出てるけど、これはその中でも渋めな設定。でもそこがよい。
Posted by
食堂のおばちゃんシリーズも第4弾。 一子と二三、そして万里くんが作る、ごはんのあたたかで美味しそうなこと。 こんな食堂が近くにあれば、常連になりたい! 第4弾では、お正月、節分、桃の節句、お花見、ゴールデンウィーク等々。 季節感たっぷり。 第5弾が楽しみ。
Posted by
食堂のおばちゃんシリーズ第4弾。 相変わらずほっこりと優しい気持ちにさせられました。 万里くんがどんどん成長して、 あっという間にはじめ食堂の立派な料理人に! このシリーズを読むと、 美味しいご飯を食べた気になって 気持ちも心も幸せ一杯になります。
Posted by
本当にこのシリーズは 回を重ねるほど面白くなっていくなぁ。どんどん登場人物たちがイキイキしてきたって言うか。特に万里くんの急成長ぶりはすごい。すっかり逞しく また気遣いのできる素敵な料理人に成長してきていて 今後もますます楽しみ。次回作が待ち遠しい。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
食堂のおばちゃんシリーズ、第4弾。 時を経て変わらないものなど無い。 人は老い、店は古びる。 それとどう向き合っていくのか、ということがテーマだった気がします。 もともと、一子の方はもう高齢なので… いつまで店を続けられるかということは常に考えている。 そして、はじめ食堂は、孝蔵と一子が洋食屋を営んでいた頃から、一子と二三が営むようになった今では、昼は食堂・夜は居酒屋…と商売の形態を替えている。 今また、万里という新しい風が吹きこんで、店の新陳代謝も盛んになりつつあるようだ。 第一話 おせちのローストビーフ 暮れから正月。 今では洋風おせちも定番。 今までと違ったものは、最初は珍妙に思われるが、やがては普通になって行くのだろう(という希望も込めて) 第二話 福豆の行方 節分。 鬼やらいと怪しいやつを燻りだした話は重なっているのかな? この前の後藤さんの事案とダブるけど… 最後にちらっと描かれる、メイの複雑な気持ちが…やはりそこはしかたないよね、全く同じとはいかないよね、と。 第三話 不倫の白酒 素敵なおじ様に憧れてしまうのは仕方がない。 あなたは老いるのではなく大人になりなさい、という一子の説得が素晴らしい。 女の子の成長を祝う桃の節句に掛けて。 第四話 ふたりの花見弁当 いつも一人で眺める桜を、今年はみんなで楽しみたい、と一人暮らしの三原。 思い出の中までは他人が入り込んではいけないもの。 第五話 サスペンスなあんみつ ゴールデンウィークの食べ歩き。 思い出のお店の顛末が、悲しくもあるけれど、二人にとっては勉強にもなったのだろう。 昔行ったきり、久しぶりすぎる再訪問… 結果はどうあれ、その間もお店は必死で生き残りの努力をしていたのは確か。 ーーーーーーーーーー お店ものは飽きるほど読んできたけれど、やはり美味しそう。 無理に料理を登場させているのではなく、作者が本当に美味しいと思って書いているからだと思う。
Posted by