世界でいちばん素敵な花と草木の教室 の商品レビュー
たくさんの美麗なお花や草木といった,植物の写真とともに,一問一答形式で,それらの植物に関する雑学が簡易に記載されている本。 この本を手に取った理由自体が,まさにそうであったように,あくまでも美しい写真の方がメインなので,説明は控えめで,文章量としては少なく,正直に言えば味気ない...
たくさんの美麗なお花や草木といった,植物の写真とともに,一問一答形式で,それらの植物に関する雑学が簡易に記載されている本。 この本を手に取った理由自体が,まさにそうであったように,あくまでも美しい写真の方がメインなので,説明は控えめで,文章量としては少なく,正直に言えば味気ない。 自然科学に関連する本は,大抵そうなのだけど,ただでさえ専門用語が多くなってしまうので,少ない文章量だと,そもそもその単語自体がどういう物事を指し示しているのか?が分からず,より多くの説明を欲する心持ちのままで,何となく感覚的に,こういう感じの意味かなーと,ある程度流しながら読み進める形にはなってしまったかなとは思う。 この辺は,より詳しい情報や知識を求めるのならば,参考文献などを基にして,詳細な記述がされているだろう,文章量の多い本を読んでいくしかないのかなと思う。 というか,そもそもの話なのだが,自然科学に関する本は,初心者向けに良い本を創るのが,構造上難しいのではないかなと思う。 専門用語を逐一説明していたら,長ったらしくなってしまって,紙幅を必要とするので,初心者からは敬遠されてしまうだろうし,かと言ってあまりにも説明がなさすぎると,何が何やら意味が分からないだけで終わってしまい,実がなくなってしまう。 つまるところ,自然科学とは,良くも悪くも,読む側の前提知識がある程度問われ,必要とされてしまう分野であると言えるのかもしれない。 そのような意味では,本を作製するにあたって,程良くバランスをとって折り合いをつけるか,極端に分かりやすくして,目立つ要素で釣るかのどちらかの戦略になりがちで,この本は比較的後者寄り(美しいビジュアル面に特化)なのだと思われる。 だが,ことお花に関する本としては,それで良いのかもしれないという面はある。 何故ならば,そもそもお花さんたち自体が,自らの遺伝子の生き残りを賭けて,昆虫さんたちをおびき寄せるために,ビジュアル面を目立たせるために,さまざまな工夫をし,進化してきた生物だからだ。 お花さんたちにとって最も重要なこと,つまり本質が,遺伝子を残す生存戦略上の見掛けの美しさにあるのならば,本質をなるべく損なわずに,分かりやすく伝えられることを求められる初心者向けの本としては,これ以上ないほどの形態をした本だったと思う。 興味関心の喚起を優先させて,読んだ側がより深みを求めるのであれば,自発的に学んでいくことに任せる。 ある意味では,読み手を信頼しているからこそ,できる形態であるのかもしれない。 それこそまさしく,植物と昆虫が何億年にもわたって築き上げてきた,Win-Winの関係性から育まれた,"絆"を志向するかのように。
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美しい写真とQ&A形式のわかりやすい解説が定評のある素敵な教室シリーズ。 特別に植物が好きなわけでもないけれど、光に照らされる色とりどりの花々が飾る表紙から既に癒される。 他にもP36~37の長野県南佐久郡のコケの森、P118~119のイングリッシュブルーベルの森の幻想的な美し...
美しい写真とQ&A形式のわかりやすい解説が定評のある素敵な教室シリーズ。 特別に植物が好きなわけでもないけれど、光に照らされる色とりどりの花々が飾る表紙から既に癒される。 他にもP36~37の長野県南佐久郡のコケの森、P118~119のイングリッシュブルーベルの森の幻想的な美しさはページを繰る手を止めて思わず見入ってしまうほど。 花や草木の植物たちの生態の他、海藻やキノコなど植物に似たモノたちとの違い、昆虫たちとの関係性、めったに咲かない幻の花、変わった植物など、知的好奇心が満たされる。 可憐な草花もいいけれど、印象的だったのは、セコイアメスギ(高さ世界一!)、トゥーレの木(幹の太さ世界一)、アメリカネムノキ(この木なんの木~♪のCMでお馴染み)と、私は断然、木の方に惹かれる。 とりわけブリッスル・コーンパイン(樹齢5000年!)など樹齢の長い木には畏怖に近いものさえ感じる。一度この目で見てみたいものだと思う。 世界一を記録する植物たちの他にも、自分で温室を作るレウム・ノビレや、コケみたいな被子植物のヤレータ、巨大タンポポスカレシアなど国内では見られない面白植物が多数紹介されていて興味深かった。 (一部を除いて)移動もできず目も鼻も耳も口もない植物達は、我々と比べると随分生き辛そうに見えるが、その実かなり強かで、生き延びるため、命を受け継いでゆくために様々な工夫をしていた。 我々より何億年も先に地球生活を営んできた生物としての大先輩は流石年季が違う。
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『世界でいちばん素敵な』シリーズですね。 花と草木の不思議を一問一答で解説されています。 素朴な疑問を簡単に回答されているので、改めて植物の知識を振り返る事が出来ますね。 すべてカラー写真で、美しく見ることが出来るのが楽しいシリーズです。 『一度は行ってみたい世界の絶景花畑』...
『世界でいちばん素敵な』シリーズですね。 花と草木の不思議を一問一答で解説されています。 素朴な疑問を簡単に回答されているので、改めて植物の知識を振り返る事が出来ますね。 すべてカラー写真で、美しく見ることが出来るのが楽しいシリーズです。 『一度は行ってみたい世界の絶景花畑』が紹介されているのも嬉しいですね。 綺麗な花を愛でる旅にも出てみたくなります♪
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花はなぜ毎年決まった時期に咲くの?など、シンプルな問いと答えがあり、それにまつわる解説があり、大変読みやすかったです。ほうほう!の連続ですこうし賢くなった気になれた、かも!
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写真がとても綺麗。 花や草木の面白い話が満載でした。花や草木に親しみたいと考えている人、花畑や森に行く前に読むと良いと思いました。
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この本はタイトルにもあるように「花と草木の教室」ということで、色々な植物に関する質問に対して、その答えと解説が書かれてある構成になっています。作者は植物の不思議を研究し、多くの書籍を残しており、簡単で読みやすい内容ですが、意外と本格的に植物や自然を知ることができます。全てのページ...
この本はタイトルにもあるように「花と草木の教室」ということで、色々な植物に関する質問に対して、その答えと解説が書かれてある構成になっています。作者は植物の不思議を研究し、多くの書籍を残しており、簡単で読みやすい内容ですが、意外と本格的に植物や自然を知ることができます。全てのページがたくさんの写真から成っており、知識の面からも、視覚の面からも楽しめる一冊になっています。 例えば「砂漠に咲く花はあるの?」、「めったに咲かない花は?」、「葉が紅葉するのはなぜ?」といった質問1つ1つに答えがあります。意外と知らないことが多くて、そうだったのかと自然の不思議をどんどん知ることができます。 またこの本はだいたい四季の流れに沿った植物が紹介されているので、季節の移ろいとともに楽しめる本です。例えば現在、梅雨の季節ですが、この時期の植物のアジサイの色はなぜ違うのかということも書かれてあるので、通学通勤途中の道や家の庭、学校に咲いているアジサイをみて色々感じ方も変わってくると思います。 またコラムとして一度は行ってみたい世界の絶景花畑の紹介もあるので、実際に旅行に行くきっかけにもなると思います。そのコラムの1つにみなさんもテレビなどで一度は見たことがあるであろうオランダのチューリップ畑が紹介されています。チューリップの歴史や花言葉などの豆知識とともに知ることができます。 綺麗な写真を見ながら知らなかった自然の不思議な世界をぜひみなさんにも楽しんでいただきたいです。 徳島大学図書館 所蔵なし ハンドルネーム らっこのらんらん
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中学1年生で習う事柄も、素敵な写真付きで解説してある! 趣味でも読めるし、理科の教材としても楽しめそう
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