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オウム真理教事件とは何だったのか? の商品レビュー

3.8

12件のお客様レビュー

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2024/05/09

小学校の卒業式の日だったから地下鉄サリン事件のことよく覚えてます。本書はそんなオウム真理教の病みを暴力団はもちろん、ロシアや北朝鮮等の闇社会と関連付けながら力強く記述してます。信者の異常な雰囲気に目を奪われがちだけど、スケール大きいなぁ。

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2023/06/08

今月5冊目 ★★★ いや、全く知らない事ばかりだった。 まだサリンの時中学とかでニュースは見てたが謎だったが勉強になった。 麻原は天才的詐欺師、高学歴幹部を洗脳するんだからな、そして武装化したのは北朝鮮、ロシアが絡んでるという事。 国松事件はこの本の後真犯人が捕まった。オウムとは...

今月5冊目 ★★★ いや、全く知らない事ばかりだった。 まだサリンの時中学とかでニュースは見てたが謎だったが勉強になった。 麻原は天才的詐欺師、高学歴幹部を洗脳するんだからな、そして武装化したのは北朝鮮、ロシアが絡んでるという事。 国松事件はこの本の後真犯人が捕まった。オウムとは無関係だった、公安は大失態

Posted byブクログ

2023/02/08

スピード感があり読み応えがあった。 本作でも書かれていたが小部屋に1千万持って隠れていたところを逮捕された弱視の男性というのを以前テレビで見て、非常に卑小な印象を受けた。その男がなぜサリンという巨大犯罪を起こした宗教集団を作れたのか。またその資金源はどこから来たのか謎だった。今回...

スピード感があり読み応えがあった。 本作でも書かれていたが小部屋に1千万持って隠れていたところを逮捕された弱視の男性というのを以前テレビで見て、非常に卑小な印象を受けた。その男がなぜサリンという巨大犯罪を起こした宗教集団を作れたのか。またその資金源はどこから来たのか謎だった。今回、本作を読んでロシアマフィアとの関わりや麻薬による資金作りなどなるほどと思うところが幾つかあった。 警察庁長官の狙撃事件などは警察が公安部主導によって結局迷宮入りになってしまったところなど残念としか言いようがない。 1番興味深かったのは麻原に詐欺の手法を教えた神爺、組織編成や教義などを作った長老、坊さんの3人という初期のブレーンがいたところ。やっぱりマニュアルというか、1人の人が全てを作りあげることは出来なくて。もちろん麻原には詭弁というか弁舌の才能があり、あと時代的に超能力が流行った時代というトレンドもあったのだろうけど。 色々なことが上手く噛み合い、どんどん拡大し、麻原自身も途中でどこに向かうべきかわからなくなっていた。ただ元々、小物なので自分の欲望だけ肥大し、もし本当に麻原がポリシーの強い宗教家だったら、最後の時、大規模にサリン撒いたり海外のように集団自殺など起こしていたかもと思うと…本当に小物で良かったのかも。神爺が言った最後、どう締めるかは本当に大事。 そして最後の章で示唆されていたオウム真理教の復活などに騙されて入ってしまう人が日本にいることが本当に悲しい。

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2022/07/17

麻原彰晃とオウム真理教事件を総括するノンフィクション。 なぜこれほど巨大化し、暴走してしたのか。 オウム真理教の裏社会とのつながり、ロシア、北朝鮮との関係、核兵器保有の可能性までも明らかにしていきます。 特にロシアとの関係性には、びっくりさせられます。

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2022/06/25

平成最大の国内テロ事件を引き起したオウム真理教と教祖(麻原彰晃こと松本智津夫)の誕生から死刑執行まで、事件の真相を探った衝撃のノンフィクション。熊本の盲学校卒業後の松本智津夫が、宗教団体を主宰するに至るまでに、暴力団筋や老詐欺師から「人たぶらかし」の術を伝授されていたこと、教団の...

平成最大の国内テロ事件を引き起したオウム真理教と教祖(麻原彰晃こと松本智津夫)の誕生から死刑執行まで、事件の真相を探った衝撃のノンフィクション。熊本の盲学校卒業後の松本智津夫が、宗教団体を主宰するに至るまでに、暴力団筋や老詐欺師から「人たぶらかし」の術を伝授されていたこと、教団の巨大化し、ソ連崩壊後のロシアンマフィアとの結びつき、ロシア人信者の獲得、武器購入や軍事訓練を行ったことなど、「オウムの闇」の深さを思い知らされる。新たな狂気のカルト教団の登場に、今も警戒を怠ってはならないと結んでいる。

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2022/01/08

 なかなかのボリュームと読みにくさで、読了に時間がかかった。序章の麻原彰晃死刑執行シーンが衝撃的で、先が気になり読み進めるが、わかりやすくは書かれていない上、ある程度の知識があることを前提に書かれている印象を受ける。ざっくり概要を知りたい人向けではなく、隠された真相に迫るといった...

 なかなかのボリュームと読みにくさで、読了に時間がかかった。序章の麻原彰晃死刑執行シーンが衝撃的で、先が気になり読み進めるが、わかりやすくは書かれていない上、ある程度の知識があることを前提に書かれている印象を受ける。ざっくり概要を知りたい人向けではなく、隠された真相に迫るといった内容。  逮捕当時は小学校低学年だったこともあり、よくわかっていなかったので、結局オウム真理教って何をしていたのか知るために読んでみた。ロシアなど諸外国にも広がっていたことや、闇社会との繋がりなど初めて知ることが多く驚きの連続だが、死刑執行シーンの詳細すぎる描写などから、本当かな?とは感じる。

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2021/10/23

オウム事件の幹部連の活動が、詳細に著述されています。表に出てくる幹部だけでなく、裏社会からの廻し者?の教団システム構築者が別に関与し、暗躍していたことにも驚きました。また海外での活動も活発で、危険極まりない兵器も入手し、現在もその所在がわからないなど衝撃的です。警察内部の失態も指...

オウム事件の幹部連の活動が、詳細に著述されています。表に出てくる幹部だけでなく、裏社会からの廻し者?の教団システム構築者が別に関与し、暗躍していたことにも驚きました。また海外での活動も活発で、危険極まりない兵器も入手し、現在もその所在がわからないなど衝撃的です。警察内部の失態も指摘され、噛み合わないまま大きな事態になってしまったこと、本書の指摘通りであれば残念です。また海外で活動していた刑執行された幹部が、最後の方では教祖と距離をおいていたような記載があり、走り続けて元に戻れない現実の中で、ジレンマがあったのであろうと思いますが、悪行と理解しつつも進むしかなかったと推察され、工学系の高学歴者であっても合理的思考ができなること怖さを感じました。

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2019/02/01

読了。 読んでるうちに何か既視感を感じて、調べてみたら、やはり2002年出版の「オウム帝国の正体」に加筆・補記したもののようだ。死刑執行されたこのタイミングで、過去の著作や記事を再構成しようというビジネス的な試みなのだろう。事件を起こす前から、彼らは私の肌感覚でも「猛烈に怪しく胡...

読了。 読んでるうちに何か既視感を感じて、調べてみたら、やはり2002年出版の「オウム帝国の正体」に加筆・補記したもののようだ。死刑執行されたこのタイミングで、過去の著作や記事を再構成しようというビジネス的な試みなのだろう。事件を起こす前から、彼らは私の肌感覚でも「猛烈に怪しく胡散臭い集団」であり、いつか何かやらかすだろう、という危うさは当時皆が共有していたのではないか?誰もがそう思いながら、事件が起こってしまった背景や原因は総括する必要があると思うが、リアルタイムで事件を知っている世代からすると、取り立てて驚くような新事実は無い。

Posted byブクログ

2019/01/11

勿体つけた、ありきたりな記事の羅列しただけの読み物と、勝手に決め付けて読み始めたが、非常に興味深く読み進めた。当時、あれこれ妄想を膨らませていた様な事が書かれており、恐ろしさを覚えた。また以前に読んだ他の事件に繋がっているような印象を受け、まだこの事件は続いていると、勝手に思って...

勿体つけた、ありきたりな記事の羅列しただけの読み物と、勝手に決め付けて読み始めたが、非常に興味深く読み進めた。当時、あれこれ妄想を膨らませていた様な事が書かれており、恐ろしさを覚えた。また以前に読んだ他の事件に繋がっているような印象を受け、まだこの事件は続いていると、勝手に思ってしまった。

Posted byブクログ

2018/10/24

麻原他の幹部の執行が少し前にありましたが。 あの時、本当は何がどのようになっていたのか? 真実はどういうものだったのか? 知られていない、陰謀や黒幕的なものの存在は? とか知りたいことはいろいろあると思っていました。 この本を読んで、さらに謎というかわからないところが 残る気がし...

麻原他の幹部の執行が少し前にありましたが。 あの時、本当は何がどのようになっていたのか? 真実はどういうものだったのか? 知られていない、陰謀や黒幕的なものの存在は? とか知りたいことはいろいろあると思っていました。 この本を読んで、さらに謎というかわからないところが 残る気がします。

Posted byブクログ