旅する本の雑誌 の商品レビュー
一番面白く読んだのは、本流の本や本屋さんの話ではなく、意外にも下井草秀さんの「ポップソングを旅する」だった。
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やっぱり私は東京や京都などの本屋さん・古本屋さんを巡ってみたい。 どこの街にも本屋さんがあり、作家ゆかりの場所があり、そんな場所を巡ってのんびりしたいものです。
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夏になると、スポーツノンフィクションや旅行記が 無性に読みたくなる。そんなところへ「本を旅の主役に 据えたアンソロジー」。見透かされたような気分の中、 先日の広島旅行の余韻片手に本書を開く。 のっけから「書を持って旅に出よう!」 とアジテート する2泊3日の詳細旅プランがいろん...
夏になると、スポーツノンフィクションや旅行記が 無性に読みたくなる。そんなところへ「本を旅の主役に 据えたアンソロジー」。見透かされたような気分の中、 先日の広島旅行の余韻片手に本書を開く。 のっけから「書を持って旅に出よう!」 とアジテート する2泊3日の詳細旅プランがいろんな書き手によって 開陳される。日本各地域に根ざす名物書店を巡り、 作品の舞台に佇み感動を新たにしてみたり、 また、ご当地グルメ情報も挿入されてたり…、 本好きにたまらん旅プランをプレゼンされ、 ツカミはオッケー。 「本をめぐる旅路」どこまでも続きそうな勢いで、 読書偏愛に浸る旅は尽きない。 いずれのエッセイに共通しているのは、 あくまでも「ひとり旅」であるということ。 そらそうだろうな。 読書は極めてパーソナルなもの。本を読むためだけに 旅に出、列車は敢えて鈍行を使い、1日に何軒も古書店を 回り、宿では床に就くまで本を開く。 本好きという同好の士はいたとしても、極私的酔狂な世界に相伴は似合わない。 ちなみに、僕はその昔−夏の甲子園の目玉焼きが瞬時に 焼き上がりそうな外野席で、栃木代表と大分代表の何の 思い入れのない試合を見るとなしに、阿川弘之の最後の 海軍大将を描いた「井上成美」の評伝を読み耽ったことを想起する。 鉄ちゃんの世界が、撮り鉄・乗り鉄なんてノーマルなものから筋鉄・葬式鉄など希少生物的存在を含め36分類ある ように、本オタも同様に分類できるなぁと思わせるビブリオマニアの世界の一端を垣間見れたアンソロジーでありました。
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