だから見るなといったのに ―九つの奇妙な物語― の商品レビュー
Posted by
織守きょうや先生の"とわの家の女"があまりにも良作で心が震えました。流石織守先生…内容はちゃんとホラーで寒さがあるのに、切なさと尊さがあるのは何故でしょう……?この感覚ってひとつの小説に共存できるんだ!?という驚きすら感じます。 "とわの家の女&qu...
織守きょうや先生の"とわの家の女"があまりにも良作で心が震えました。流石織守先生…内容はちゃんとホラーで寒さがあるのに、切なさと尊さがあるのは何故でしょう……?この感覚ってひとつの小説に共存できるんだ!?という驚きすら感じます。 "とわの家の女"以外にも面白い作品はありましたが、とりあえず激推しさせてください。
Posted by
小説におけるホラージャンルがあんまり好きじゃないのかもしれない。 どこ話も怖さが伝わらずこれが1番面白かったもなかった。
Posted by
「アマリリス/恩田陸」「妄言/芦沢央」「破落戸の話/海猫沢めろん」「とわの家の女/織守きょうや」「うしろの、正面/さやか」「自分霊/小林泰三」「高速怪談/澤村伊智」「ヤブ蚊と母の血/前川知大」「誕生日アニヴェルセール/北村薫」9作品のホラーテイスト短編集。初読みは前川知大さん。一...
「アマリリス/恩田陸」「妄言/芦沢央」「破落戸の話/海猫沢めろん」「とわの家の女/織守きょうや」「うしろの、正面/さやか」「自分霊/小林泰三」「高速怪談/澤村伊智」「ヤブ蚊と母の血/前川知大」「誕生日アニヴェルセール/北村薫」9作品のホラーテイスト短編集。初読みは前川知大さん。一番面白かったのは、やっぱり澤村伊智かな。こちらもずっと積読でした。ようやく読めた!
Posted by
あまりりす 恩田陸 祭り中に声を出してはいけない。あまりりすに見つかるから。 妄言 芹沢央 無自覚な予知者 破落戸の話 海猫沢めろん 怪奇現象によく合う男から聞く話 とわの家の女 織守きょうや とわの家の芸妓を抱いてはいけない。 うしろの、正面 さやか 自分霊...
あまりりす 恩田陸 祭り中に声を出してはいけない。あまりりすに見つかるから。 妄言 芹沢央 無自覚な予知者 破落戸の話 海猫沢めろん 怪奇現象によく合う男から聞く話 とわの家の女 織守きょうや とわの家の芸妓を抱いてはいけない。 うしろの、正面 さやか 自分霊 小林泰三 未来の自分が現在の自分となるとき 高速怪談 澤村伊智 頭に浮かんだ顔を描いた絵と同じ顔 ヤブ蚊と母の血 前川知大 母の失踪後 誕生日アニヴェルセール 北村薫 戦時中死の瀬戸際で気付いた出生の秘密
Posted by
前々から気になっていた作家も多く、そこに安心安定の作家作品もあり、これがアンソロジーの面白さだよなと喜び手に取る。 まさにタイトルが示すような「見てしまった」ことによる奇妙な味わいが、ざらりとまとわりつく。 収録作家は、恩田陸、芦沢央、海猫沢めろん、織守きょうや、さやか、小林泰三...
前々から気になっていた作家も多く、そこに安心安定の作家作品もあり、これがアンソロジーの面白さだよなと喜び手に取る。 まさにタイトルが示すような「見てしまった」ことによる奇妙な味わいが、ざらりとまとわりつく。 収録作家は、恩田陸、芦沢央、海猫沢めろん、織守きょうや、さやか、小林泰三、澤村伊智、前川知大、北村薫。ビジュアル作品もあり、バラエティに富む。
Posted by
本離れしてたから、何かしら短編集を読んでみようと図書館で探してたら題名に惹かれて借りてみた。 見るなと言われたら見たくなるよね。なんだっけなんとか効果って言うんだっけ。 この中の作品で一番怖かったの、イラストだった。 一人暮らししてから、心霊的なものには読み物どころか映像なども...
本離れしてたから、何かしら短編集を読んでみようと図書館で探してたら題名に惹かれて借りてみた。 見るなと言われたら見たくなるよね。なんだっけなんとか効果って言うんだっけ。 この中の作品で一番怖かったの、イラストだった。 一人暮らししてから、心霊的なものには読み物どころか映像なども遠ざけていたから、視覚に訴える作品はお風呂に入れなくて敵わん。 1番好きだったのは、「とわの家の女」だった。織守きょうやさんは「記憶屋」で好きだなあとは思ってたけど、最後はそっちか〜!って思わず言っちゃった。周りの忠告する人、言ったら自分が死ぬとかじゃないなら主語もつけてあげようよ。自分じゃなくて最愛の人が死ぬねんで、て。 全体的に自分の読解力のせいか、分かんね〜で終わっちゃった。 でも、「妄言」は男性からしたらたまったもんじゃないし不倫疑いどころか殺人犯してしまっててまあ不幸。 「自分霊」も、ズレた感想だとは思うけど、人を変えるのって簡単じゃないし自分も今の自分を大切にするから信念貫いちゃうよなあ。
Posted by
ホラー風味アンソロジー あまりりす(恩田):怪祭 妄言(芹沢):火のない所に煙は,隣人 とわの屋の女(織守):恋したら終わり 高速怪談(澤村):帰省ドライブで初対面同乗は不安を煽る。1番怖い。
Posted by
9人の作家によるホラー短編集。 海猫沢めろん『破落戸の話』が特に印象的。 この人の幽霊だったと思ったのに、似ても似つかない他人…じゃああれは何だったのかと… 実際の怪異もこういう感じで、意味のある現れ方とは限らないのかと思うと、リアルな恐怖を感じた
Posted by
ホラー小説というより不思議な奇妙なお話の短編集といった感じです。芦沢さんの「妄言」は既読でした。初読みの作家さんもいましたが、どれも読みやすく楽しめました。「とわの家の女」と「高速怪談」が面白かったです。
Posted by