真説・佐山サトル の商品レビュー
タイガーマスク佐山サトルが、現在に至るまでの足跡をまとめた本。佐山の本質は何かを作りたい人で、その周りに集まった人は、佐山の次の発想についていけなくなって離れてしまう、という繰り返しなのかなと感じた。とどまらない、水のような生き様だと思う。
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丹念な取材。 今まで前田派だったので、 佐山からの視点は新鮮でした。 将来教科書になる人かもしれませんね。
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UWF離脱以降の修斗の話は興味深かったなあ。 新日を辞めた理由がA猪木の借金問題、修斗を辞めることになるのも膨大な負債。 UWFを変えようとして失敗し、打投極の理想はグレーシー登場でやっぱり変化。 結局もてはやされるのはプロレス方向のUWFか立ち技のK-1、極め技のグレーシー。...
UWF離脱以降の修斗の話は興味深かったなあ。 新日を辞めた理由がA猪木の借金問題、修斗を辞めることになるのも膨大な負債。 UWFを変えようとして失敗し、打投極の理想はグレーシー登場でやっぱり変化。 結局もてはやされるのはプロレス方向のUWFか立ち技のK-1、極め技のグレーシー。佐山一人が仇花になっていく印象。 uwf時代の前田日明が若手選手・フロント間の関係を上手く築けなかったのと同じく佐山サトルも孤立していくのが興味深い。 佐山サトルが作りたいのが格闘技団体じゃないのは分かるけど、理想の高さと興行を打たないと成り立たない構造が矛盾。
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プロレス・格闘技界に大きな礎を気づいた佐山サトルについての一冊。 特筆すべき内容はなかったものの、彼の足跡を改めて知ることができた。
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UWFまでは他の媒体から得た情報ばかり。純粋な佐山、すれ違いはどこで生まれたのか。すれ違いに気付いてないだけかも。
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初代タイガーマスク佐山聡の評伝。 UWF時代以降の事は、よく知らなかった。 思っていた以上に偉大な格闘家だった。
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佐山はいい人。自説のコア部分は頑固。細かい部分は鷹揚。他人に頼み事できないタイプ。誤解を招く。格闘技への先見性はすごい。 佐山は修斗などではボトムアップ型の普及を目指したが、それでは時間がかかるし、第一世代の選手にはライトが当たらない。その辺で頓挫、追放となった感じ。 UFC...
佐山はいい人。自説のコア部分は頑固。細かい部分は鷹揚。他人に頼み事できないタイプ。誤解を招く。格闘技への先見性はすごい。 佐山は修斗などではボトムアップ型の普及を目指したが、それでは時間がかかるし、第一世代の選手にはライトが当たらない。その辺で頓挫、追放となった感じ。 UFC、プライドなどはトップダウン型でテレビなどをうまく活用して隆盛になっていったんだと思う。プライドはプロレスを消費し尽くしたら消えた感じだが。総合格闘技としてはUFCなどが根づいた。技術面ではとりあえず総合格闘技は完成されたので、佐山は精神面を重視した格闘技へ向かったということだろうと思う。
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「最強」というビジョンを誘蛾灯に人を集める職業が「プロレス」なのだとしたら、それは観客だけでなくレスラーになりたい若者の心も吸い寄せることになります。その光が最高のルクスを放っていたのが70年代後半の「新日本プロレス」で、アントニオ猪木というリアルな肉体と挑戦的言語が眩いファンタ...
「最強」というビジョンを誘蛾灯に人を集める職業が「プロレス」なのだとしたら、それは観客だけでなくレスラーになりたい若者の心も吸い寄せることになります。その光が最高のルクスを放っていたのが70年代後半の「新日本プロレス」で、アントニオ猪木というリアルな肉体と挑戦的言語が眩いファンタジーを発散していたのでありました。その「最強」という夢まっしぐらに突っ込んでいったのが佐山聡少年です。大概は「最強」はプロレスというビジネスのための営業ツールだ、と知ることがレスラーとしての「大人の階段」なのですが佐山はその階段を拒否、ずっと少年としての人生を歩むことになりました。その記録が本書になります。新日の隆盛と崩壊、UWFの隆盛と崩壊をテーマにしたプロレス歴史本はかなりありますが、そのどれもが佐山を“特異点”として取り扱っています。今回はその“特異点”視点で修斗の章が新鮮でした。しかし、少年が自分を語る言葉をあまり持たないように還暦の少年佐山聡も言葉は細切れで、著者が「佐山さんと四つに組む」と宣言していたようにはなっていないような気もしました。しかし逆に前著「真説・長州力」の長州の饒舌っぷりに違和感を感じたようにはならず、佐山、変わんないな…と思いました。タイガーマスクという本来の自分の目指すところで充分過ぎるスポットライトを浴びたことで、自分を慕ってくる若者には無名性を強調するというジレンマが彼の複雑さのひとつであることが強く感じられました。誰も見たことの無い風景を見た者だけの孤独、それは製圏道を進める現在も続いているのでしょう。
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初代タイガーマスクとして日本全体を熱狂の渦に巻き込んだ佐山サトルさんが、人生を通じて何をしたかったのか、を膨大なインタビューを元にひもといたドキュメンタリー本。読み終わって「なるほど、佐山サトルは求道者であったのか」と悟ったと同時に、「何でも簡単にできてしまう天才は、どこに行って...
初代タイガーマスクとして日本全体を熱狂の渦に巻き込んだ佐山サトルさんが、人生を通じて何をしたかったのか、を膨大なインタビューを元にひもといたドキュメンタリー本。読み終わって「なるほど、佐山サトルは求道者であったのか」と悟ったと同時に、「何でも簡単にできてしまう天才は、どこに行っても異端者になるんだよな」と非常に切ない気持ちになった。ある意味、吉田松陰と似たような純粋さと狂気を感じたし、こういう人だからこそ時代を切り開く事が出来たんだな、とある意味納得出来た。 佐山さん以外の部分では、アントンハイセルに端を発した新日の混乱の件が割と詳しく書いてあり、そちらも興味深く読めた。正直、読後感はあまり良くないのだけど、古くからのプロレスファンとしては読んで良かったな、と思ったりした。
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佐山サトルという一人の天才がいて。 その類稀なる運動能力に魅せらた人はプロレスを求め、先見性のある明晰な頭脳に触発された人々は本物の格闘技の創設を望み、礼儀正しく謙虚な人柄に惹かれた人たちがお金を出す。 そうして様々な人が集まり去って行き、多くのものを生み出したはずなのに最後に残...
佐山サトルという一人の天才がいて。 その類稀なる運動能力に魅せらた人はプロレスを求め、先見性のある明晰な頭脳に触発された人々は本物の格闘技の創設を望み、礼儀正しく謙虚な人柄に惹かれた人たちがお金を出す。 そうして様々な人が集まり去って行き、多くのものを生み出したはずなのに最後に残ったのは虎の布切れだけだった。 切なすぎる。
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