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エラリー・クイーンの冒険 新訳版 の商品レビュー

4.2

21件のお客様レビュー

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2024/09/17

やはり短編集は読みやすい。特にこの本は、状況が分かりずらい話がなくスラスラと読める。欧米人の教養が会話のところどころに出てきて、オシャレ

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2024/05/28

エラリーが長編よりはいけすかない自信家でうぬぼれ家になっていて これは読みづらいと思ったが 読み進めるうちに、だんだん気にならなくなるくらい色んなパターンの謎解きが目白押しで短編とは思えない満足度だった。 最後はちゃらちゃらしたエラリーも案外悪くないと思えるほど良作。

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2024/02/02

文章は読みやすく、とても美しいのだけれど…… 内容が私向きでは無くて、ちょっと読み進めるのに苦戦した。

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2023/11/30

短編も素敵らしい。 教授になって、「応用犯罪学」の講義。 icky つまらない? さあ、実際の殺人事件現場へ、実地訓練。

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2023/10/24

戦前の探偵小説黄金期における名探偵エラリー・クイーンの名推理を描いた短編集。 最後の1行に犯人の名前を持ってきたり、学生3人に推理させたりとワンパターンにならない様に配慮されている。猫の話とか導入が奇抜でも論理的に解釈されているのが気持ち良い。

Posted byブクログ

2023/09/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

1934年発表。基本的に名探偵エラリー・クイーン(作家名と同じ、ニューヨーク市警警視の息子)がいろいろな事件を解決するという短編集。容疑者を集めて謎解きをするといったミステリー基本的構成は90年近く前に完成しているなと思った。エラリーは水銀色の瞳、鼻眼鏡をかけていて、読書好きで教養があり、ハンサム?、紙煙草を吸う。各作品に魅力的なアメリカ娘がでてくる(「見えない恋人の冒険」のアイリス、「双頭の犬の冒険」のジェニー、「七匹の黒猫の冒険」のマリー、ミス・カーレイ、「いかれたお茶会の冒険」のエミー・ウィロウズ)。内容は殺人事件が多い。ホームズより荒っぽい感じを受けた。アメリカン・ゴシックな感じのする「双頭の犬の冒険」が面白かった。

Posted byブクログ

2023/06/13

ぽんぽんとキレよく進む手品をみているよう。 舞台設定に遊びがある作品が多く、読者の反応をみる実験的な試みもあったのかなと思ったり。 「双頭の犬の冒険」は怪奇的でゾクゾクして、うだるような真夏の夜にまた読みたい気持ち。 国名シリーズよりエラリーがちゃらちゃらしていて、同じ人?という...

ぽんぽんとキレよく進む手品をみているよう。 舞台設定に遊びがある作品が多く、読者の反応をみる実験的な試みもあったのかなと思ったり。 「双頭の犬の冒険」は怪奇的でゾクゾクして、うだるような真夏の夜にまた読みたい気持ち。 国名シリーズよりエラリーがちゃらちゃらしていて、同じ人?という違和感だけほんの少し残った。

Posted byブクログ

2023/03/25

一言で言うと大好きな作品でした! しっかりと論理で固められていて 物語重視でふわっと終わるわけでなく なるほどなと毎回なった! ちょっと分からない表現もあったりしたけど 気にならないレベル。 次は長編を読みたいです!

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2022/12/10

エラリー・クイーンといえば「国名シリーズ」ですが、短編も素晴らしいロジックで解決していきます。大胆なトリックがないので、途中で犯人が分かってしまうこともありますが、逆にいえば正々堂々と読者に常に謎解きの情報を開示してくれているのが分かります。

Posted byブクログ

2022/03/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

最大級に素晴らしい!!どれも内容が濃いのに無理なくまとまっています! アフリカ旅商人の冒険  時差のために時間が違うままだったいうのは盲点でした〜笑。エラリーが3人の学生たちを微笑ましく見守っていた(?)ので、学生が羨ましいです! 首吊りアクロバットの冒険、双頭の犬の冒険  犯人は何となく想像がついだのですが、やっぱりそこに至るまでの推理が、流石だと思います!エラリーの演繹法めちゃ好きです... 一ペニー黒切手の冒険 カモフラージュが多くてついて行くのに大変でしたが、まさか重ねてあるとは!! ひげのある女の冒険  何故アーレンが殺されたのか、その理由が診察されたら男だとバレるから!これ程理にかなった動機はあるのでしょうか。感服です...! 三人の足の悪い男の冒険  警視がワックスで滑るところにもう伏線があったなんてびっくりでした。意識のない体を窓から出すのは、体型的に不可能だというのたどり着くまでのロジックが好きですね〜 見えない恋人の冒険  弾が貫通したということは何を意味するのか、それを考えられるのが流石と言ったところです チークのたばこ入れの  警官たちがいる中の堂々たる犯行! ガラスの丸天井付き時計の冒険  閏年!まんまと私も犯人の思惑に嵌りました...一番面白かった話です! 七匹の黒猫の冒険  成る程、毒味に使われていたのですね...可哀想ですが、何故おばあちゃんが同じ見た目の猫ばかり買い取っていたのか納得です いかれたお茶会の冒険  全部エラリーにはめられていたなんて!隠密行動が多くて一読目は何やってるか謎でしたが、エラリーの推理を聞くと成る程そういうことだったのか〜と楽しく読めました!

Posted byブクログ