亜由未が教えてくれたこと の商品レビュー
障害者施設で働く中で、障害者の人生や向き合い方に悩んでいるときに出会ったのがこの本です。 施設の中では数多くの利用者さんの中の1人になってしまいがちですが、その一人一人は何を考えて日々介助を受けているのか。伝える術がない彼らの声を、この本を読んだことをきっかけに考えさせられました...
障害者施設で働く中で、障害者の人生や向き合い方に悩んでいるときに出会ったのがこの本です。 施設の中では数多くの利用者さんの中の1人になってしまいがちですが、その一人一人は何を考えて日々介助を受けているのか。伝える術がない彼らの声を、この本を読んだことをきっかけに考えさせられました。 障害者の生き方、向き合い方の答えはそう簡単には見つけられませんが、ひとりひとりの思いに心を寄せて考えていきたいと思います。
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障害を抱えている人にも開かれた居場所を作る。そんな野望(妄想?)を抱いているうちに、あゆちゃんのことを知る。障害を抱えるあゆちゃんのために家を社会に向かって開く。ある意味、自分の野望とは、思いが同じで手法が真逆。そんな坂川家が、我が家の近所にあると知って、英会話スクールにかこつけ...
障害を抱えている人にも開かれた居場所を作る。そんな野望(妄想?)を抱いているうちに、あゆちゃんのことを知る。障害を抱えるあゆちゃんのために家を社会に向かって開く。ある意味、自分の野望とは、思いが同じで手法が真逆。そんな坂川家が、我が家の近所にあると知って、英会話スクールにかこつけてお邪魔したのが最初。その後、生垣の改修をイベントにしちゃった時に我が子を2人連れて再度お邪魔した。 あゆちゃんちをわずかながらだが知っていて読んでも、新鮮な気付きで溢れている。特別支援教育の端っこで生き、文頭に書いた野望を抱える身をもってなお、家族として障害のある人と関わることを想像することは難しい。でも、それを知ることはとても重要なことであり、本書がその一助となることは間違いない。 本書を読んで感銘を受けたり、興味を抱いたりした方は、ぜひあゆちゃんちを訪れてほしい。そして何よりも、あゆちゃんの生み出す幸せオーラを体感してほしい。
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あまり障害者を持つきょうだいの視点から描かれたものを見たことがなかったから、みつけた時は迷わず手を伸ばした。 家族だから許せないこともあるし、簡単に消化できないこともあるのでないかと気づくきっかけになった。
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重い脳性まひで体の自由がほとんどきかない知的障がいも併せ持つ重度の障がいを持つ妹。その妹を通して、少しでもおおくの人に障害者のリアルな苦悩や喜びを知って欲しいと願う兄である著者が綴った記録。 お母さんの言葉が深くて、認識を新たにさせられた。 ”障害”があっても、まず何折りもそ...
重い脳性まひで体の自由がほとんどきかない知的障がいも併せ持つ重度の障がいを持つ妹。その妹を通して、少しでもおおくの人に障害者のリアルな苦悩や喜びを知って欲しいと願う兄である著者が綴った記録。 お母さんの言葉が深くて、認識を新たにさせられた。 ”障害”があっても、まず何折りもその人も私と同じく”人”であること。生まれてきた理由がある。
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