平安とりかえ物語 居眠り姫と凶相の皇子 の商品レビュー
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生まれた時から凶相と言われ、皆から避けられ表舞台に出られなかった皇子と、星を観ることが大好きな大納言家の四の姫の物語です。 幼い時に宿曜師の信明に連れられ、皇子の星 (運勢)を見た四の姫小夜。皇子に希望を持たせ、以降皇子にとって忘れられない姫になります。 病弱な信明の息子の代わりに男装して宿曜を学ぶ小夜。皇子と再会するも名乗れません。しかし皇子は小夜だと気付き ――。 皇子を鈍感だと思っている小夜が鈍感でなかなか皇子の気持ちに気付きません。 陰謀により貶められていた皇子が本来の地位東宮になり、良かったのですが、逆に小夜との仲は難しくなってしまうのではないかと思いました。 今のところ続編は無さそうなのでこの続きは想像で楽しむことにします(笑)。
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物語全体のトリックは面白かった。ただ恋愛パートがあからさますぎてちゃちい…… デビュー作でもぼんやり感じてたけど、BLに対する感覚が20年前の少女漫画かな?という感じの古臭さなのもつらい。平安ものだから現世の感覚とちがうという問題ではなく。
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星が大好きな姫君の小夜は、なんやかんやで宿躍師・賀茂信明の病弱の息子の代わりに男として陰陽寮に入寮することになる。そして、ひょんなことから凶運の第1皇子千尋の宿躍師となる。目の中に星座を読み取るというユニークな方法がなかなか美しい。小夜は太陽の登る位置と暦のずれを発見したことから...
星が大好きな姫君の小夜は、なんやかんやで宿躍師・賀茂信明の病弱の息子の代わりに男として陰陽寮に入寮することになる。そして、ひょんなことから凶運の第1皇子千尋の宿躍師となる。目の中に星座を読み取るというユニークな方法がなかなか美しい。小夜は太陽の登る位置と暦のずれを発見したことから、重大な真相に気づくのだ。 平安時代の夜空はさぞかし星がたくさん見えたことだろうな。小夜と第1皇子の仲の先行きが気になるところだが、これで話はお終いらしい。
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平安もので、姫君が男のフリをしてて、宿曜が出てきてと、いろいろ好みのツボにクリーンヒットして楽しく読みました。続きが読みたい……。 星が大好きで、人の目の中に生まれたときの星図が見える姫は、宿曜師に言われてある人の運命を見る。輝かしい未来のはずなのに、彼は凶星の元に生まれたと周り...
平安もので、姫君が男のフリをしてて、宿曜が出てきてと、いろいろ好みのツボにクリーンヒットして楽しく読みました。続きが読みたい……。 星が大好きで、人の目の中に生まれたときの星図が見える姫は、宿曜師に言われてある人の運命を見る。輝かしい未来のはずなのに、彼は凶星の元に生まれたと周りから、実の父からすら怖れられて引きこもっていた。 その高貴な人との約束を果たすため、姫は男装して陰陽寮に入り、あるとき件の高貴な人と再会を果たす。彼はあのとき良い運勢を見てくれた女性に心を寄せていて――。 男装がバレるかバレないか、恋心を隠しきれるか、なぜ瞳の中の星図を見たときと宿曜の運命が違うのか。ほんわかしつつもハラハラドキドキと、読んでいてなごみました。なんだろう、このテンポというか雰囲気、好き。 続き……今からでも、続き出ないかしら……。
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男装女子でこんなに女の子のままの子はじめてかも。 でも何か夢中になるものがあるオタク系大好きなので、こちらも楽しく読めた。 沙夜と千尋の恋はかわいらしくて幸せになっておくれ…という気持ち。
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第一皇子でありながら忌避される身の上を結構長い年月ぐれずに耐えて来たわねえ、と感心。小夜が入内するまで続くのかな?
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とてもかわいいお話だった。なんとまぁ鈍感なふたり。でも、それもお互いを大事に思うからこそ。 彼女の見ているだろうキラキラ瞬く星のようにキラキラかわいい。この先、ふたりがどんなふうに近づいていくのか、そしてどんな困難を彼の星と彼女の読みで乗り越えていくのか、見守っていきたい。
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