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戦略子育て の商品レビュー

4.8

16件のお客様レビュー

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2019/08/18

自分の子育てにおける戦略を考えたくなる本だった。 戦略といっても壮大なものではなく、方針といった方がフィットするかもしれない。 AI時代には、発想力、決める力、生きる力=試行錯誤力が必要という前提で、 心に残った部分は、 ・携帯、TV、PC、ゲームは子供が欲しいもの、やりたいこ...

自分の子育てにおける戦略を考えたくなる本だった。 戦略といっても壮大なものではなく、方針といった方がフィットするかもしれない。 AI時代には、発想力、決める力、生きる力=試行錯誤力が必要という前提で、 心に残った部分は、 ・携帯、TV、PC、ゲームは子供が欲しいもの、やりたいこと、それを制限することで、やるためにはどうすればよいか?自分で考える訓練の材料になる ・おこづかいも同様に、少ない金額で、考えさせる (お年玉は年齢の割に大きい収入なので、使用ルールを別途決めた方がよい) ・子供の話をよく聴くこと。脱ワンワードと、1分スピーチ合戦で、双方のコミュニケーション力を上げる ・お手伝いは、非常に効果が高いとわかっていながら、親が自分でやった方が早いので、面倒等の理由で任せていない。やらせるからには、係として任命して、任せる。口出ししない、やらなかった場合の不便を家族が共有することへの覚悟が必要。ただ、その見返りとして、子供が自分の頭で考えて行動し、決定する大切な訓練の場になると思う。 ・イベント企画も任せることで、訓練の場を提供。小5の次女に10万円渡して1泊2日の家族旅行を企画してもらった。1か月程じっくり考えて、家族でわいわいするというテーマに沿ったプランを考えて、当日は隊長としてお金を握り、当日の状況も踏まえた臨機応変な対応も織り込んだ対応ができた。見守る方はドキドキするが、それが成長につながる。 →このエピソードが一番響いた ・高校を卒業したら一人暮らしをするようにと事前に言っておく。都市圏にいようがいまいが。

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2019/06/12

文句なしの★×5! 育児書はまずこれを読んで、これだけ読んでいれば、(現時点では)それで十分では?というような内容。 AIを始めとしたこれからの不確実な時代を生き抜くためには、 子ども達には「試行錯誤力」が必要と著者は説きます。 そして、その「試行錯誤力」は、発想力×決める力×...

文句なしの★×5! 育児書はまずこれを読んで、これだけ読んでいれば、(現時点では)それで十分では?というような内容。 AIを始めとしたこれからの不確実な時代を生き抜くためには、 子ども達には「試行錯誤力」が必要と著者は説きます。 そして、その「試行錯誤力」は、発想力×決める力×生きる力から成り、 著者がそれぞれの力をどのように伸ばしていけばよいのか、 実例と共に解説してくれています。 一度読めば、真似したいところがたくさん出てくるはず! それだけでも読む価値があると思いますが、 きちんと将来起こるべき未来に対して、子育てがどうあるべきか・どうするべきか?を論じている点が最も素晴らしい点です。 これからの子どもたちに必要なチカラが本当に「試行錯誤力」なのか?という点については、 人によっては意見が異なるかもしれませんが、 その点に同意できた人にとっては素晴らしい育児の教科書になってくれるでしょう。

Posted byブクログ

2018/12/19

自律的行動ができる力は一朝一夕で身につくものではなく、小さい時からそれを醸成する環境で育つことが大事だな、と思われせてくれました。 発想力×決める力×生きる力を伸ばす→一生楽しく生きることができる 自分の子供達にも当てはめられる部分もありそうだし、既にアラフォーの自分自身も身...

自律的行動ができる力は一朝一夕で身につくものではなく、小さい時からそれを醸成する環境で育つことが大事だな、と思われせてくれました。 発想力×決める力×生きる力を伸ばす→一生楽しく生きることができる 自分の子供達にも当てはめられる部分もありそうだし、既にアラフォーの自分自身も身も引き締められる、そんな内容でした。

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2018/10/04

AI時代に求められる試行錯誤を可能にする3つのチカラ。 ①決めるチカラ ②発想力 ③生きるチカラ 叱り方、携帯、小遣、手伝、勉強、読書など具体例も多く参考になります。1分スピーチ合戦は取り入れようと思う。あと、2人きりの散歩も大事ですね。

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2018/09/01

戦略子育て 楽しく未来を生き抜く「3つの力」の伸ばし方2018/6/28 著:三谷 宏治 本書は「働く親」に向けての「育児書」である。 AIやロボット、情報蓄積と検索技術がその能力を驚異的に上げる中、知識を持つこと、事務処理や作業能力が高いことなどはほとんど意味を持たなくなる。...

戦略子育て 楽しく未来を生き抜く「3つの力」の伸ばし方2018/6/28 著:三谷 宏治 本書は「働く親」に向けての「育児書」である。 AIやロボット、情報蓄積と検索技術がその能力を驚異的に上げる中、知識を持つこと、事務処理や作業能力が高いことなどはほとんど意味を持たなくなる。必要なのは、新しいものをつくり上げる力。役割はいろいろあるにせよ、これまでになかったものを仲間と試行錯誤しながら、形にしていく能力と気持ちである。 子どもたちが将来、精神的に自立し、発想力と決める力を駆使しながら自立的に動けるように、親はその訓練に励むしかない。子育てとは、子どもの自立に向けたたった20年前後の人材育成プロジェクトである。 本書の構成は以下の9章から成る。 ① AI時代に活躍できる人材 ② 試行錯誤に必要な3つの力 ③ 叱り方・ほめ方 ④ 遊び・おもちゃ・ケータイの与え方 ⑤ おこづかいでの自由と制限 ⑥ 親子コミュニケーションは脱ワンワードと傾聴から ⑦ 勉強・読書について ⑧ お手伝い・イベント企画の任せ方 ⑨ 反抗期を超え自立まで 多くの子育て本があるものの、どれも正解でもなくどれも誤りでもない。 目的や環境やその子の特性により子育て方法も変わる。 そして子育ては一人でするものでもない。影響はパートナーだけではなく、その子の兄弟姉妹や親せき・近所・先生等幅広い。 正解がないだけにその価値観を子どもに押し付けながら育てるのも違う。出来ることはいろいろな考えを吸収し今その時にその子のこれからのことを考えて適正なことを援助して上げ続けること。ぶれてはいけない軸と共に固執してもいけないものある。 本書はそんな指針を考えたり共有するのにうってつけの一冊となっている。著者自身も試行錯誤を重ねながら向き合っている姿にも共感でき、多くの気づきがあった。自分自身もこれから子育てに対しては迷うことも多いとは思うものの本書をそばに置きながら考え行動し続けたい。

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2018/08/15

・子どもになってほしいあるべき姿・具体的に身に着けてほしいことを定義し、それを身に着ける子育て指針を明文化というのは、やるべき ・それにあたり、三谷さんが方針として定義しているように、「発想力」、「生きる力」、「決める力」とその力を身に着けさせるための具体的事例は参考になった ...

・子どもになってほしいあるべき姿・具体的に身に着けてほしいことを定義し、それを身に着ける子育て指針を明文化というのは、やるべき ・それにあたり、三谷さんが方針として定義しているように、「発想力」、「生きる力」、「決める力」とその力を身に着けさせるための具体的事例は参考になった ・子どもに将来なってほしい姿  - 自分で考え、行動し、生きていく力  - 損得関係のない多くの友人を持っている   - 思いやりにあふれ、友達を大事にする等、利他の心を持っている   - 誠実   - 責任感が強い   - 率先して嫌なことをやる   - 他責にしない、卑怯なことをしない  - 高い志を持っていて、やり抜く力を持っている ・子育て方針  - 考え、実践する機会や問い・プロセスの積極的な提供   - PDCAの回るよう振り返り・改善の実践、家族イベント企画  - 責任感の醸成   - 家事の分担  - 倫理観の醸成   - 書籍の提供・ディスカッション、スタディツアーの参加等  - 自主性の育み(やるのでなく、やり方を教える)   - 本人のやりたいことを尊重(但し、それをやるに至るまでの決定プロセスは考えさせる。調査・分析・プレゼン等)  - 無二の愛 情(過保護にはならい)  - 丁寧なコミュニケーション(しっかりと対話をする)   - 感情的にならない  - 多様性の育み   - 色々な人との出会い、理解する機会の提供  - 志の醸成   - 原体験になるような機会(社会・人と関わる機会)の提供 ・それにあたる親の課題  - 判断軸がぶれそう⇒明文化させる

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