罪びとの手 の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
最後の告別式のシーン、いろいろと唐突すぎません? (急に現れる双子の兄とか殺人犯の真相とか) さらに言うなら滝沢が昇一と同級生という設定も「え?」と思ったし後の展開に必要あったかな。 真相が分かるまでは面白かったです。
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身元不明の遺体が、遺体回収に呼ばれた葬儀屋の父とみられる人の遺体だった… そこから物語が始まる。 葬儀屋の内情が垣間見られた。 プライドを持って仕事をする人はかっこいいと思った。
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謎解き者としては 秀逸でした 最終的には だいたい予想ができました 話し全体としては グイグイ引き込まれて 面白い小説でした
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変死体が発見され身元不明のまま、葬儀社が遺体を引き取りにくる。遺体を目にした葬儀社の社長から「遺体は前社長で自分の父だ」と判明する。父ではないと疑う兄と、盛大な葬儀を執り行うとする弟。事件を追う刑事といい、何となくスッキリしない感じが残りました。何だかしつこいし、誰にも共感できな...
変死体が発見され身元不明のまま、葬儀社が遺体を引き取りにくる。遺体を目にした葬儀社の社長から「遺体は前社長で自分の父だ」と判明する。父ではないと疑う兄と、盛大な葬儀を執り行うとする弟。事件を追う刑事といい、何となくスッキリしない感じが残りました。何だかしつこいし、誰にも共感できなかった。
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廃ビルで見つかった遺体を、自分の父だと言う葬儀屋。事件性無しに違和感を抱く刑事。暴かれた真実とは…。天祢涼さんの「罪びとの手」を読む。 廃ビルで、男性の遺体が発見された。 警察は事件性のない事故と断定するが、 遺体を引き取りにきた葬儀社の社長、悠司が、 遺体を見て、自分の父親だ...
廃ビルで見つかった遺体を、自分の父だと言う葬儀屋。事件性無しに違和感を抱く刑事。暴かれた真実とは…。天祢涼さんの「罪びとの手」を読む。 廃ビルで、男性の遺体が発見された。 警察は事件性のない事故と断定するが、 遺体を引き取りにきた葬儀社の社長、悠司が、 遺体を見て、自分の父親だと断言する。 だが、その兄は、父親に似ているが、他人ではないかと 疑いを持つ。 そんな中、刑事の滝沢は、この死に事件性を疑うようになる。 2カ月まえに起きた、少女連続殺人の犯人が、 逃亡し、そして死んでいる。 事件性なしに、異常に執着する滝沢と、父親の希望に逆らって、 盛大に葬式を行おうとする悠司。 その真意は、何なのか。 二人とも、読者のほうが違和感を抱く、 おさまりの悪い雰囲気を醸し出している。 どこへ連れていかれるのかわからないままなのだが、 ちりばめられていた謎が、一つに収束していく。 オチは、今一つ、納得がいかないものだったが…。
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死んだ男は誰だ。死んだとされた男はどこにいる。 父親から葬儀屋としての矜持を引き継いだ男は、死体を父親と認めて盛大な葬儀を執り行おうとする。一方、父親から刑事としての矜持を引き継いだ男は、死体を別人と見て単独で捜査を続ける。 2人の男の矜持がぶつかり合うサスペンスミステリー...
死んだ男は誰だ。死んだとされた男はどこにいる。 父親から葬儀屋としての矜持を引き継いだ男は、死体を父親と認めて盛大な葬儀を執り行おうとする。一方、父親から刑事としての矜持を引き継いだ男は、死体を別人と見て単独で捜査を続ける。 2人の男の矜持がぶつかり合うサスペンスミステリー。本編4章とプロローグに当たる零章の5章からなる。 ◇ 廃墟となったビルで見つかった1人の男性の遺体。警察は事件性なしと判断し身元不明のまま葬儀屋に引き渡すことにした。 ところが、遺体を引き取りにきた葬儀会社の御木本悠司社長は遺体を見た瞬間、思わず「殺したか」と呟いたあと、遺体は自分の父親の幸大だと言い出した。 知らせを受け駆けつけた悠司の兄である昇一は、遺体を見て違和感を覚える。顔は確かに父親だが、どこかが違う。 さらに生前の父親の希望に反して大々的に葬儀を執り行おうとする、弟の強硬な態度にも不審を感じていた。 一方、事故死という本部の結論に対して釈然としない川崎署の滝沢が引っかかりを覚えたのは、遺体の壊れた腕時計だった。 止まった腕時計が指し示す時間と検視官の出した死亡推定時刻にある2日間の差に注目した滝沢は、捜査終了という本部の指示に従わず、単独で調べることにした。 この事件は本当に事故なのか、それとも殺人なのか。そして、そもそもこの遺体は誰なのか。 葬儀が終われば遺体はすぐに火葬されてしまう。タイムリミットが迫るなか、滝沢の地道な聴き取りが続くが……。 * * * * * これまで読んだ天祢作品とは、少々違う作りです。 まず主人公の1人である滝沢圭という刑事について。やたら眼光の鋭いニコリともしない表情と捜査優先の不躾ともとれる態度。いかにもハードボイルド風でイケメンっぽい。 けれど、その滝沢にさほど魅力を感じませんでした。滝沢の言動は、タイムリミットが迫っていたとは言え、あまりに余裕がなさすぎる。 天祢作品における刑事の代表格は真壁警部補でしょう(仲田蛍は別格)。 愛想のなさは滝沢と同じですが、真壁の方が懐の深さがあります。いかつい顔をどうにか笑顔にしようと努力するなど柔軟性もあります。 対して滝沢は直線的で融通がまったく利かない。一度、仲田巡査部長の薫陶を受けたほうがいいのではないかとさえ思うほどです。 また、滝沢は女々しい。 有能な現職警察官である父親に対する尊敬と反発が、滝沢の心を二分しています。父親を理解したいと同時に父親を超えたいという気持ちを捜査のモチベーションにするのは違うと思います。 こんな器の小さい主人公にはエールを贈れません。 もう1人の主人公は御木本悠司という葬儀会社の2代目社長。常に微笑を湛えたような穏やかな表情と冷静沈着で落ち着いた物腰など、滝沢とは対照的な人物として描かれています。 傑物の父親の影響を大きく受けている点では滝沢と同じですが、御木本の方はエディプスコンプレックスなどとっくに卒業したようで、反発どころか逆に父親をフォローしようと動いているし、リスクを受け止める度量もあります。 終盤まで御木本の正体がわからないため敵役としての役割でしたが、彼の魅力でこの作品は持っていたようなものだと思います。 クライマックスのシーンも大仰に過ぎました。 葬儀会場内。衆人環視のなか滔々と披露される滝沢の名推理。固唾を飲んで聴き入る聴衆。まるで舞台劇を見るようでリアリティに欠けます。仲田蛍の謎解きとはあまりに違いました。 そんなこんなで、少し引き気味のまま読了しました。こんな展開は他の作家ではアリかも知れないけれど、天祢涼さんの作品としては異質だったと思います。
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葬儀社の息子が遺体引き取り時に、自分の父親だと気づくところから始まる‥読んだ記憶はあるけど、内容はイマイチ思い返せない。でも、確実に最後までは読めたので、☆3つです。
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葬儀会社の社長が、連絡があった遺体を葬儀のために引き取りに行ったら自分の父親だったお話。「自分が死んだら葬式はするな」といつも話していた父親に背いて、かたくなに大規模な葬儀をあげようとする次男の真意は?ことの真相は?というミステリー小説。 3/4くらいまで先がまったく見えず「な...
葬儀会社の社長が、連絡があった遺体を葬儀のために引き取りに行ったら自分の父親だったお話。「自分が死んだら葬式はするな」といつも話していた父親に背いて、かたくなに大規模な葬儀をあげようとする次男の真意は?ことの真相は?というミステリー小説。 3/4くらいまで先がまったく見えず「なんで葬式をするんだ?目的は?」と思いをいたけど、わかり始めたらオセロがひっくり返るように一気に真相が明らかになる。最初「え…そんなオチ?ちょっと安易じゃないか?」と思ったけど、最後まで読むといろいろ納得。なるほどね、面白かった。
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使われてないビルから男の死体が発見され、身元がわからないと思ってたら死体をとりにきた葬儀屋が自分の父だという。そして「殺したか」と言った言葉に他殺説が抜ききれず1人捜査をする滝沢と殺したと言った御木本悠司。そして滝沢と同級生の悠司の兄昇一が死体を見て父じゃないと言い出して、、、 ...
使われてないビルから男の死体が発見され、身元がわからないと思ってたら死体をとりにきた葬儀屋が自分の父だという。そして「殺したか」と言った言葉に他殺説が抜ききれず1人捜査をする滝沢と殺したと言った御木本悠司。そして滝沢と同級生の悠司の兄昇一が死体を見て父じゃないと言い出して、、、 幼女連続殺人事件とも絡まって犯人が誰?って思わせるところもおもしろいのに詰めが甘い気がしました。
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03月-08。3.0点。 廃ビルで身元不明の死体が。警察に引き取りに来た葬儀屋が、「遺体は父親だ」と。。。 他殺だと調べる刑事、父の意思に逆らう葬儀屋。意外な真相はなかなかだった。 ただ、刑事が何故他殺を疑ったかの根拠が薄かったかな。
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