ナチスに挑戦した少年たち の商品レビュー
ナチスに占領されたデンマークでレジスタンスをした14歳前後の少年たちの実話。 本人へのインタビューを基にしたノンフィクションで、もうほんとにすごい。 ちょっとやりすぎ! と思うようなところもあるし、結果、収容されてしまうのだけれど・・・ 後遺症もあったり獄中死したメンバーもいる。...
ナチスに占領されたデンマークでレジスタンスをした14歳前後の少年たちの実話。 本人へのインタビューを基にしたノンフィクションで、もうほんとにすごい。 ちょっとやりすぎ! と思うようなところもあるし、結果、収容されてしまうのだけれど・・・ 後遺症もあったり獄中死したメンバーもいる。 でも、国がなくなってしまうとしたら、と考えると恐怖を感じながらも立とう!と思うか。 立たない大人たちへの怒りが良く伝わる。
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※このレビューにはネタバレを含みます
○一般の少年たちが“国を守るため”に人を殺す相談をし覚悟する。 ・最初はヒトラーは脅威には思えなかった 井然とした町並み、美しい畑、秩序と活気。 ・ノルウェー侵略 1940年 2か月の戦闘のち、降伏 約五万のノルウェー軍、121隻の商船のうち106隻が沈み、9隻あった潜水艦は1隻しか残らなかった 数千人の命が奪われた ・ドイツの侵攻 ポーランド→ノルウェー→デンマーク ・クヌーズの父 ボーイスカウト、ガールスカウトの軍隊的な所を嫌った 「若者をあやつれる者のみが、未来をあやつることができる」ヒトラー RAF 英国空軍…少年たちのヒーロー 「人類の戦いの中で、これほど少ない人々に、これほど多くの人々が救われたことはない」チャーチル RAFクラブ オーゼンセの少年たちのレジスタンスグループ 最初は数名 政治家や国王に腹を立てていた ・ドイツ軍のたてた標識に自転車をぶつけ、倒したり向きを変えたりし始める 風のように襲い、風のように逃げる ・電話線を切ってまわる ←ドイツ軍はデンマーク警察に取り締まるよう命令 ・第二次世界大戦中、自転車はデンマーク各地で抵抗する道具として使われた。ヒトラーは自転車の徴発を命じる クヌーズとイェンス、港町オルボーにうつる オルボー空港はドイツ軍の補給基地だった ・新しい町で誰が信用できるか チャーチルクラブ ・宣伝…ペンキでレジスタンスを宣伝、シンボルマーク ・工作…爆発物を作る ・実働…抵抗、破壊運動 ・協力…資金集めや援助 ・ルール ◇大人には絶対に、活動を教えない。 仲間しか信用しない。 ◇銃器を学校に持ち込まない。 ◇クラブのことを口外したものは除名する ◇活動員になるには、ドイツ軍の武器を盗むくらいのことをしなくてはならない。 国民は戦い以外の方法で誇りを表明した ・国王のバッジ 一方、居ついたドイツ軍と結託するようになった人も チャーチルクラブの活動開始 ・道路標識 危険な状況で活動する訓練 ・チャーチルクラブのマークを町中に描きたおす ・フクス建設会社への襲撃 ・ドイツ軍車輌への襲撃 ・RAF クラブとの情報共有 武器をとる ・ライフルを盗む ・デンマーク人の目を覚まさせることは出来るか ドイツ、ソビエト連邦と交戦状態に入る 東部戦線 ・ドイツ軍は嫌いだったが、兵士たちが戦場におもむくのを見るのは辛かった ・チャーチルクラブ、武器を集めることに集中する ・射撃訓練
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何かしら行動することが大事だと感じさせられるた ドイツの敗因は、小さな抵抗の積み重ねなのかもしれない
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ヒトラ-がポーランドをソ連と分割占領した1939年の翌年、ドイツ軍はデンマ-クとノルウェ-に侵攻、デンマ-ク政府はドイツ軍の占領と引換えに行政権を維持することで、ナチス・ドイツに膝を屈したのでした。このYA本は、ノルウェ-のドイツ軍との祖国防衛戦を脇に見ながら、歯ぎしりをしていた...
ヒトラ-がポーランドをソ連と分割占領した1939年の翌年、ドイツ軍はデンマ-クとノルウェ-に侵攻、デンマ-ク政府はドイツ軍の占領と引換えに行政権を維持することで、ナチス・ドイツに膝を屈したのでした。このYA本は、ノルウェ-のドイツ軍との祖国防衛戦を脇に見ながら、歯ぎしりをしていたデンマ-クの少年(14歳の中学生)が、仲間を集めて抵抗を続けた末に逮捕投獄された出来事を、レジスタンス最後の生存者から取材した知られざる物語です。無謀とも言える抵抗運動の代償は、誇りと栄光、かけがえのないものの犠牲でした。
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ドイツに占領された祖国デンマークで、ナチスに立ち向かった少年たち。昼間から行われた破壊行動は、徐々に大人たちの意識までも変えていく。 勇気ある行動に胸動かされる1冊。
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第二次世界大戦、ナチス占領下のデンマークで、レジスタンス活動をした少年たち。彼らは、自分たちのグループをチャーチルクラブと呼びました。これは、ドイツと徹底的に戦うと宣言したイギリスの首相、ウィンストン・チャーチルから。少年たちの活動は、自転車で走り回り、標識を壊しドイツ兵を迷子に...
第二次世界大戦、ナチス占領下のデンマークで、レジスタンス活動をした少年たち。彼らは、自分たちのグループをチャーチルクラブと呼びました。これは、ドイツと徹底的に戦うと宣言したイギリスの首相、ウィンストン・チャーチルから。少年たちの活動は、自転車で走り回り、標識を壊しドイツ兵を迷子にする、敵の車を破壊する、など小さな抵抗の積み重ねでした。彼らの妨害活動に、ドイツの占領軍は、ついには逮捕命令を出します。捜査が開始され、この運動は、デンマークで広く知られるようになりますが…。
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第二次大戦下で、ナチス・ドイツに占領されたデンマークで占領者のナチスに挑戦した少年たちがいた。大人たちが抵抗もしなく唯々諾々とナチスに占領されたことに反発し、まずは自分たちにできることでナチスに抵抗していく少年たち。段々と抵抗運動は危険をまし、ドイツ軍の武器や弾薬を盗んだり、工場...
第二次大戦下で、ナチス・ドイツに占領されたデンマークで占領者のナチスに挑戦した少年たちがいた。大人たちが抵抗もしなく唯々諾々とナチスに占領されたことに反発し、まずは自分たちにできることでナチスに抵抗していく少年たち。段々と抵抗運動は危険をまし、ドイツ軍の武器や弾薬を盗んだり、工場や車や貨車を燃やすまでになり、最後はデンマーク警察に逮捕されて監獄に収容された。少年たちの抵抗に驚き、次第に大人たちに広まり、デンマークの抵抗運動となっていた。少年たちはそれを解放されるまで監獄で知らせられていなかった。
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第二次世界大戦中、早々にドイツの占領を許したデンマークで祖国のふがいなさに腹をたて、ドイツ軍にレジスタンス活動を始めた少年たちがいた。英国空軍にちなんでRAFクラブと名乗り、初めはドイツ軍の標識の向きを変えるなどの些細な行動から始まった。その後、中心となる牧師の息子兄弟が引越しを...
第二次世界大戦中、早々にドイツの占領を許したデンマークで祖国のふがいなさに腹をたて、ドイツ軍にレジスタンス活動を始めた少年たちがいた。英国空軍にちなんでRAFクラブと名乗り、初めはドイツ軍の標識の向きを変えるなどの些細な行動から始まった。その後、中心となる牧師の息子兄弟が引越しをすると、その地で今度はチャーチルクラブという名称で活動を始める。ドイツ軍の車や列車に放火したり、銃を盗んだりと、だんだんエスカレートしドイツ軍に目を付けられるようになり、とうとう捕まってしまう。 中学生くらいの男子の少年団のおはなしのようなスタートだったが、だんだんと本格的なレジスタンスへと変わっていく。捕まった後も脱走を試みたり、挑戦はつきない。 しかし、戦後の彼らのその後を知ると、やはり戦争中に体験した記憶は、様々な形で彼らを苦しめていたようだ。 知られざるデンマークの戦争体験なのかもしれない。
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三男が読書感想文の為に買った本。 素晴らしい!これ、もっと沢山の人が読んだ方がいい。 『ある奴隷少女におきた…』をちょっと思い起こす。 全然違う話だけど、実話で、子ども時代に凄い経験をしてて、ってとこかな。 なんにしろ、社会全体の空気がまだナチスを悪としていなかった頃だからね、凄...
三男が読書感想文の為に買った本。 素晴らしい!これ、もっと沢山の人が読んだ方がいい。 『ある奴隷少女におきた…』をちょっと思い起こす。 全然違う話だけど、実話で、子ども時代に凄い経験をしてて、ってとこかな。 なんにしろ、社会全体の空気がまだナチスを悪としていなかった頃だからね、凄い勇気が要ったと思う。若さゆえのやんちゃなのかもしれないけど、貫いたのは凄いよ!空気読み過ぎの日本人、読むべき~。
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第二次世界大戦時、ナチス占領下にあったデンマーク 隣国ノルウェーは戦っているのに、なぜわが国はナチスを受け入れたのか... という疑問を胸に抱き抵抗運動=レジスタンスをする若者の実話。 まず、日本にいると母国愛というものがなかなか感じられない。島国で隣国と比べることがあまりないか...
第二次世界大戦時、ナチス占領下にあったデンマーク 隣国ノルウェーは戦っているのに、なぜわが国はナチスを受け入れたのか... という疑問を胸に抱き抵抗運動=レジスタンスをする若者の実話。 まず、日本にいると母国愛というものがなかなか感じられない。島国で隣国と比べることがあまりないからだろうか。そもそものお国柄だろうか。 終戦から70年以上経ち、戦争を経験したことのある人はいても、実際戦っていたという年齢の人は少なくなる一方の現代で、当時の記憶を記録に残すというのはとても大切なことだと思う。 主人公の無鉄砲な行動に苛立ちもした。 登場人物が多く、誰が誰やら最後までよくわからなかった。
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