キッチン・ブルー の商品レビュー
食にまつわる憂鬱を抱えた六人がそれぞれの課題に立ち向かう短編集。 中でも料理に奮闘する共働妻と夫の夫婦の問題を描いた”さじかげん”は共感できる感情が多く前向きなエンディングで好きなお話でした。
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おいしいものを食べることが大好きなので、食に憂鬱を抱えた人ってどんな人で、どんな想いがあるのだろうと気になり、手に取りました。主人公は真剣に悩んでいるのに、どこかクスッと笑えるところもあり、悩みに立ち向かう姿を応援したくなりました。読んだ後には、毎日おいしいと感じられるって幸せな...
おいしいものを食べることが大好きなので、食に憂鬱を抱えた人ってどんな人で、どんな想いがあるのだろうと気になり、手に取りました。主人公は真剣に悩んでいるのに、どこかクスッと笑えるところもあり、悩みに立ち向かう姿を応援したくなりました。読んだ後には、毎日おいしいと感じられるって幸せなことなんだなぁと改めて思いました。
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ぽっこりお腹の出た男性が各章にちらちら出てくることに気づいたときはニヤニヤしてしまった。しかし、だから何というものでもなくあまり私にははまらなかった。 特に最後の「キャバクラの台所」は謎解きミステリーみたいな感じになっていてつまらなくて斜め読み。 「さじかげん」では、ほんとにお料...
ぽっこりお腹の出た男性が各章にちらちら出てくることに気づいたときはニヤニヤしてしまった。しかし、だから何というものでもなくあまり私にははまらなかった。 特に最後の「キャバクラの台所」は謎解きミステリーみたいな感じになっていてつまらなくて斜め読み。 「さじかげん」では、ほんとにお料理が好きなら習いに行かなくてもちゃちゃっと適当に作っちゃうと思うから、これだけ習ってうまくいかないのは、きっとあんまり好きじゃないんだと思う。義務になってる。私も、お料理は好きじゃないんだと気づくまでに時間がかかったし、結構なバカ舌だということにも気づいたのはここ数年だ。ただ焼いただけ、炒めただけ、のお料理でも、毎日笑顔でいるほうがいい!
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美味しいご飯小説ではない。「食」に憂鬱を抱える人々の短編集。食べることは生きている限り避けては通れない。美味しく楽しく食事ができますように
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食に難を抱えている人たちの短編集って感じでしたー。 食えない女 人前で食事ができない女と昆虫食好きな男の話。 七味さん 食べているときは素が出る。 さじかげん 料理が苦手な妻が努力するけど泥沼にはまる。 味気ない人生 騒音問題がストレス過ぎて味覚をなくした女性。...
食に難を抱えている人たちの短編集って感じでしたー。 食えない女 人前で食事ができない女と昆虫食好きな男の話。 七味さん 食べているときは素が出る。 さじかげん 料理が苦手な妻が努力するけど泥沼にはまる。 味気ない人生 騒音問題がストレス過ぎて味覚をなくした女性。 ままごと ままごとでの主役は母親役。主役は一人だけ。 キャバクラの台所 華やかなキャバの裏では食べてもらえないフルーツあり。 どの話も、困難があっても、最後は前向きに考えていて、 「えらいなぁー」って思ったよー笑 食べることは生きること。 食を通して生きることについて考えてねーって、 テーマっぽいけど、私はそこまで深く 考えられませんでしたー。 フツウーに読ませていただきましたー(*´艸`*)
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「食」に憂鬱を抱えた6人の短編集。 「会食不全症候群」「味覚異常」「マイルドドラッグ」「家事ハラ」 食に関する悩みって本当に色々あって日常に潜んでいるんだ…って思いました。 食べることは毎日のことだし、どんな問題にしろ相当なストレスだろうなって思う。そしてそうとは知らずに陥って...
「食」に憂鬱を抱えた6人の短編集。 「会食不全症候群」「味覚異常」「マイルドドラッグ」「家事ハラ」 食に関する悩みって本当に色々あって日常に潜んでいるんだ…って思いました。 食べることは毎日のことだし、どんな問題にしろ相当なストレスだろうなって思う。そしてそうとは知らずに陥っている食習慣病の怖さ。 初めて知る「会食不全症候群」 人と一緒に食べることが出来ない不自由さは想像以上に過酷でした。 心理描写も繊細だし温かい読後感も良かった。 手軽に色々楽しめて得した気分♪ 昔読んだ「給食のお兄さん」シリーズも良かったけど、こちらも面白かったです。
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食えない女 七味さん さじかげん 味気ない人生 ままごと キャバクラの台所 の短編集 身近にありそうな話もあるけれど、食に関する話は奥が深い。
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食(のトラブル)に纏わる6つの物語。個人的には3-1-5の順だったかな。家での料理は大切だと誰もが分かる一方でストレスにもなるんだなと。
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6話からなる食事にまつわる話である。 ちょっと、想像しなかった食事についての話で、他の本では、読んだ事が無かった。 そして、初めて読む 作者遠藤彩見氏の本である。 最初「食えない女」って、いじわるな女性が主人公かと、思っていたのだが、、、 食べる事は好きなのに、人前では、食事...
6話からなる食事にまつわる話である。 ちょっと、想像しなかった食事についての話で、他の本では、読んだ事が無かった。 そして、初めて読む 作者遠藤彩見氏の本である。 最初「食えない女」って、いじわるな女性が主人公かと、思っていたのだが、、、 食べる事は好きなのに、人前では、食事が出来ない。 それも、両親とも無理!というのも大変である。 1人住まいであっても、仕事柄、必然的に、食事を共にする機会がある。 それを、ずーと、断り続けてきたことで、彼氏も出来ない、仕事も、家で出来る翻訳家になる主人公 灯。 好意を持って、食べれるように努力する灯の彼 蛯名の部屋の冷蔵庫には、、、、想像もしなかった食べ物が入っていたのには、ビックリとしたのと、予想外の展開であった。 「さじかげん」にしても、想像外である。 料理が、上手である事、計量カップから計量スプーンのあれこれの調理器具で、割り出しても、旨く料理が、出来ないこともある。 昔のお母さんは、目分量で、何でも作ってくれていた事を思うと、今の人達は、小さい事を考えすぎかもしれない、 味の付け方で、料理の味も変わる。主人公が、夫周平に、自分で味付けをさせて食べさせるアイディアは、流石である。 料理は、温かいものは温かく、冷たいものは良く冷やして食べる事が一番だとも思う。 後の「味気ない人生」「七味さん」「キャバクラの台所」「ままごと」も、考えた事のない話であった。 題名から、料理のレシピが、書かれているような話でなく、こういう人も、存在するのだと、、、、思いながら、興味深く読み終えた。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2-3時間ですらすら読めた。 元々脚本家さんということからか?一編一編が短い中で盛り上がりとオチがきちんと用意されていた。 逆にそれが若干性急に思わせる話もあった(『食えない女』)。変に色恋沙汰を混ぜなくても面白い話はあるのに。私のお気に入りは『キャバクラの台所』。でも元板前?が箸を振ったり包丁を向けて指図したりするのはどうかしら。
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