ネットではわからないお墓問題の片づけ方 の商品レビュー

主婦の友社(編者)

2023/11/12

　「60分で掴める」の副題通り、"理解した"ではなく、"掴んだ"の言い方が正しい。時代の流れに合わせ、多様化していくお墓の種類や供養方法をざっくり知れた。

　読了後、自分はどうしたい？と考えても答えは出なかった。死が目前になった時、両親の墓やパートナーの有無、そしてその時の自分の価値観によって、かなり変わってくると思った。だから今すぐ決められない。そして今すぐ決めることでない。それが答えだ。

　読んだだけでは答えは出なかったが、"死"は生きとし生けるもの全てが必ず通る道で、そして"いつ死ぬか"は誰にもわからない。死は避けられないし、いつ訪れるかわからないからこそ、「墓を知る」って実は早いに越したことないんじゃないかとも思った。

【一言感想】
"お墓"なかなか悩ましい問題。