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陛下、お味はいかがでしょう。 の商品レビュー

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14件のお客様レビュー

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2019/03/30

もうすぐ退位される天皇陛下のお食事を作ってこられた工藤極氏のエッセイ。けっして豪華でなく、どちらかと言えば私たち国民と同じ普通の食生活をなされてたんだなとあらためて思った。イラストも上手い訳でないのに工藤氏の人柄の暖かさが伝わってすらすら読めました!

Posted byブクログ

2019/02/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

天皇家のご飯、日常。 誰でも、見たことないから、知りたい、その欲望を少しだけ叶えてくれる本。 陛下皇后さまは、本当にすばらしい方なのだと、つくづく感じる。

Posted byブクログ

2019/02/14

南フランスを思わせる明るい色遣い、味のあるイラストに惹かれて手に取った。 部活が長続きしなかったと若い頃を振り返る著者は、高校を出てから還暦を過ぎた今も料理人を続けている。 天職を見つけたのだろう。 奥さまに捧げる、と書かれた本書は、料理人人生の中間決算であり、この春、元号が変...

南フランスを思わせる明るい色遣い、味のあるイラストに惹かれて手に取った。 部活が長続きしなかったと若い頃を振り返る著者は、高校を出てから還暦を過ぎた今も料理人を続けている。 天職を見つけたのだろう。 奥さまに捧げる、と書かれた本書は、料理人人生の中間決算であり、この春、元号が変わるという報に接し、1974年から5年間つとめた、宮内庁大膳課厨房第二係での日々を振り返る気持になったのかもしれない。 外の料理の世界とはちょっと違う空気の皇室。 古からの料理用語が交わされ、特別なきまりがある。 しかし、厨房は広々として、決して窮屈な空気ではない。 天皇家の日々の料理はどちらかと言えば質素。 セレブ達のギラギラしたパーティーの食卓イメージとはほど遠い。 ただ、食材は“御料牧場”で生産された、安全なもの、由来のしっかりした、信頼のおけるものだ。 まさに“由緒正しき”食材。 スーパーで買った、表示義務の抜け道に何が入っているのかもわからない食べ物を毎日口にしなくてはいけない庶民からすれば、やはり、特別な食べ物と思える。 住む土地で採れた安全な食材を使い、(食材を)捨てず、(料理を)残さず、腹八分目にして、会話を楽しむ。 これが、丁寧な食生活の基本中の基本、著者が料理人として肝に銘じていること、人々に伝えたいことでもあるのだろう。 裏表紙は、著者の、江古田にある現在のお店らしい。 こんなイラストの書かれたメニューが看板に出ていたら、行ってみたくなるお店だ。

Posted byブクログ

2019/01/16

職場の上司がもらった本を、さらに譲り受けた。 宮中のエピソードは、いろいろと興味深い。 昭和天皇の時代の出来事がメインかな? イラストが独特で、なんとも味がある。

Posted byブクログ