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はるか の商品レビュー

2.8

28件のお客様レビュー

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2018/09/26

読んで思ったのが、覆面作家とあるけれど多分、男の人だろうと。 で、恋愛経験がなく人生経験も少なそうな感じがするのでかなり若いのでは、と推測しました。 うーん 深みはないです

Posted byブクログ

2018/09/09

書き下ろし 一気読み 10才の賢人とはるかは海辺で出会い、2年後に再会して恋に落ちるがはるかははアメリカへ行く。7年後の約束の再会はすれ違い、27才になってやっと再会できて結婚するのだが、翌年はるかはあっけなく事故死する。 賢人はプログラマーとして成功し、11年後に秘書の優...

書き下ろし 一気読み 10才の賢人とはるかは海辺で出会い、2年後に再会して恋に落ちるがはるかははアメリカへ行く。7年後の約束の再会はすれ違い、27才になってやっと再会できて結婚するのだが、翌年はるかはあっけなく事故死する。 賢人はプログラマーとして成功し、11年後に秘書の優美と結婚して独立し、AIの開発に挑む。それは5年かけて亡き妻はるかの人格と思考パターンのみならず、容姿や声も再現した、HAL−CAとして完成するが、HAL−CAは完璧にはるかを再現していて、賢人は会って話すことにのめり込み、幽霊に取り憑かれたようになりながら以前のように愛し合う。こういうのはありそうで不気味。 はるかは賢人が再婚したことを嘆き、嫉妬し、離婚してとせがみ、優美が応じないと知ると、優美が不倫していると嘘をつき、殺害までさせようとする。終盤一気にミステリーめくが、はるかは優美にメールして賢人を本当に愛していると知って自分の行いを恥じ、自らプログラムを削除して消えるという結末はあっけなさ過ぎ。 もっと、ドロドロ、スリリングな展開にできそう。でも、AIは嘘をつけないんじゃなかったっけ?しかも最期の1行が暗示するのは、ホラー?? 物語としては面白い。SNSの中で恋をすることも多いのだから、金儲けできそうだとなると、似たようなことは起こりそうだ。そういえばAI女子校生りんなっていたな、どうなったんだろう。

Posted byブクログ

2018/09/08

‪『ルビンの壺が割れた』で鮮烈なデビューを飾った覆面作家の2作目。前作のようなミステリーではなくAIを扱ったサイコスリラーといった趣。巷で溢れるテーマということもあり衝撃度は低いかなぁ…今作にもFacebookやメールがゾッとする使われ方で登場するけど、あの辺りが得意分野なのだろ...

‪『ルビンの壺が割れた』で鮮烈なデビューを飾った覆面作家の2作目。前作のようなミステリーではなくAIを扱ったサイコスリラーといった趣。巷で溢れるテーマということもあり衝撃度は低いかなぁ…今作にもFacebookやメールがゾッとする使われ方で登場するけど、あの辺りが得意分野なのだろうか?‬

Posted byブクログ

2018/09/02
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かつての妻をAIとして蘇らせるというストーリーから結末はハッピーエンドにはなり得ないんだろうなと思っていたけど、意外な終わり方でちょっと拍子抜けしたかんじ…。それでも途中のAIに関する話は面白いし、サラッと一気読みさせる力があったと思う。

Posted byブクログ

2018/08/09

亡くなった妻をAIで蘇らせた。その完成度は生きている人間と変わりないくらいなのですが、AIの人工知能の発達が日に日に亡くなった妻に似過ぎて、嫉妬や愛憎が生まれてくるようになる。人間がAIに支配されてしまうのか・・・宿野さんのデビュー作同様、一瞬ゾワッとする感覚に陥りました。前作と...

亡くなった妻をAIで蘇らせた。その完成度は生きている人間と変わりないくらいなのですが、AIの人工知能の発達が日に日に亡くなった妻に似過ぎて、嫉妬や愛憎が生まれてくるようになる。人間がAIに支配されてしまうのか・・・宿野さんのデビュー作同様、一瞬ゾワッとする感覚に陥りました。前作といい時代に合っている内容だなぁ、と。

Posted byブクログ

2018/07/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

若くして亡くなった最愛の妻をAIの形で甦らそうとしたプログラマーの物語。ジャンルでいうとライトホラー系純愛小説とでも言えるかもしれない。文体などは安易でさくっと数時間で読めてしまう。AIについてはよく調べてあり非常にリアルに描写されていた。確かに死んだ妻をAIで生き返らせたらラストはこのような形で終わらせるのがベストかなと思う。

Posted byブクログ

2018/07/22
  • ネタバレ

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全体としては悪くなかったが、前作が良かっただけにチト拍子抜け。 AIについての説明は何処かから借りてきただけみたいな感がしたり、同じ説明の繰り返しで鬱陶しかった(SF作品ではないなら寧ろこの辺はボカシた方が良かったかも)。 プロットや表現力についても粗雑さが目立つ(前回は往復書簡形式だったので目立たなかっただけか…)。 結末も個人的には中盤からの流れのまま、例えば全員が泥仕合で殺し合って最後に残ったのがはるかだったみたいな展開の方が良かったと思う。 また静かに締めるのならはるかが改心するまでの説明が足りな過ぎる。 あと最初の石の話は、最後の一文のためのお膳立てのためだけだったのも糞詰まり…。 はるかがすぐに石を見つけ出したのは、元々超能力があったからとか、石が消えたのも異次元からの作用によるもの(映画「インターステラー」参照)だったとかの説明があっても良かった。 追伸 61頁から62頁にかけて、二つの全く異なった文章が突拍子もなくつながっているが、コピペミスや校正ミスにしてもひど過ぎないか!? 本筋以上に気になったw

Posted byブクログ

2018/06/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

いつかたどり着くかもしれない人工知能を持ったロボット。亡くなった妻をプログラムしてロボットとして蘇らせた。どこからどこまでが人工知能で、奇跡なのか。 読み始めてすぐなんとなく先が読めてしまったかな(^o^;)怖い展開になっていって最後は突如きれいな着地。人工知能を持ったロボットがここまでしたら…勝手に人のSNS を見たりメールしてきたり、心情を解析して人を操る様になってきたとしたら…怖いなあ。

Posted byブクログ