法人税申告書別表四、五(一)のケース・スタディ(平成30年度版) の商品レビュー
法人税のエッセンスは、別表四、五(一)に凝縮されている。本書は、そのケース・スタディというか、千本ノックである。 消費税の実務問答集は、文字ばかりで読むのがしんどいが、本書は別表をメインに据えており、解説は最小限にとどめられ、構成がシンプルなので読みやすい。 別表四、別表五(...
法人税のエッセンスは、別表四、五(一)に凝縮されている。本書は、そのケース・スタディというか、千本ノックである。 消費税の実務問答集は、文字ばかりで読むのがしんどいが、本書は別表をメインに据えており、解説は最小限にとどめられ、構成がシンプルなので読みやすい。 別表四、別表五(一)は、詰将棋というかパズル的な要素もあり、だんだん楽しくなってくる。 別表五(一)の中に、繰越利益剰余金のT勘定が見えるようになってから、理解が急速に進んだ。 別表五(一)は、税務と会計で発生した差額(一時差異)の収容表であり、B/Sをイメージすれば、資産+ → 利積+、負債+ → 利積△ と判断するのは容易。
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