恋するソマリア の商品レビュー
「謎の独立国家ソマリランド」に続く、ソマリア本第二弾。 高野さんのソマリアへの熱い恋心?がこちらまでひしひしと伝わってきて、おもしろい。 ソマリ人たちとの交流から見える、ソマリ人の性質だったり暮らし、価値観がとても貴重です。 こんなにソマリランドやソマリアについて知ることのできる...
「謎の独立国家ソマリランド」に続く、ソマリア本第二弾。 高野さんのソマリアへの熱い恋心?がこちらまでひしひしと伝わってきて、おもしろい。 ソマリ人たちとの交流から見える、ソマリ人の性質だったり暮らし、価値観がとても貴重です。 こんなにソマリランドやソマリアについて知ることのできる本てないもの! 内戦が続いているだけあって、フィクションかと思うようなとても危険な目にあい、こちらまでハラハラしてしまったけれど、それが日常であるソマリ人たちの様子がわかるのも貴重。 高野さんが訪れたこの2012年から今はどうなっているのだろう。 ソマリランドやソマリアに興味を持ち、世界を見る目が広がっています。
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高野先生のソマリア2冊目。 相変わらずの先生のソマリア愛を感じます。 ただ前作の明るさが少し鳴りを顰めた感じがします。高野先生の筆才とは別の話ですがソマリアの状況も刻一刻と変わりますからね。ソマリアを愛していて状況もわかってきた先生だからこそ書ける世界なのかもしれません。 そし...
高野先生のソマリア2冊目。 相変わらずの先生のソマリア愛を感じます。 ただ前作の明るさが少し鳴りを顰めた感じがします。高野先生の筆才とは別の話ですがソマリアの状況も刻一刻と変わりますからね。ソマリアを愛していて状況もわかってきた先生だからこそ書ける世界なのかもしれません。 そして先日万博に行ってきたのでソマリアも覗いてきましたが、特産物とパネル、以上!みたいな感じの展示でした。当然3つに分かれてるとかそんなことは微塵にも感じさせず。。たぶん南部ソマリアが持ってきた展示物なんだとは思いますが。当然といえば当然なんですが、そんな状況が少し残念さを感じました。
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ソマリランドに片思いする高野さんの記録。自分も仕事柄あちこちに行くので、時どきある土地に惹き込まれまるという体験はするけど、本を何冊も書けちゃう高野さんの熱量ってすごいなぁ。片思いパワー笑
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著者の高野さんのソマリアに対する想いは、タイトルの通りまさに恋。好きだからもっと知りたい、忘れられたくない、ドライにされるけどそれ故にさらに燃え上がる。そんな様子は面白くありつつ、なんだか健気で応援したくなる。色んなことがてんこ盛りで感想がまとまらないが、高野さんの情熱溢れる本に...
著者の高野さんのソマリアに対する想いは、タイトルの通りまさに恋。好きだからもっと知りたい、忘れられたくない、ドライにされるけどそれ故にさらに燃え上がる。そんな様子は面白くありつつ、なんだか健気で応援したくなる。色んなことがてんこ盛りで感想がまとまらないが、高野さんの情熱溢れる本に、読者の私もソマリアに恋させられてしまった。もっと知りたくなる、不思議な魅力を持つソマリア。 よりディープなソマリアを知ることができる本書は、ソマリア一般家庭の話から今回は謎の南部の話まで幅広く、そのテンションはまさにジェットコースターのようだが、それがたまらなく、最後まで飽きずにあっという間に読めてしまう。 それにしても高野さんの文章はどんな話もおもしろく、人を引き込む力があると思う。恐怖の大王の話はこちらも手に汗握るほどの臨場感に溢れ、神々しい光がありありと目に浮かんだ。しばらくして、一体私は何を読まされているのだろうと我に返った。
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2冊目でもまだまだ味のするソマリ世界! モガディシュの情勢が落ち着いたこともあり、本の大部分はソマリ人の生活や料理の話に割かれており、のほほんと読める。 ところが、高野さんが知事に連れられてソマリア南部に出発してからはあまりにも凄まじい。ただのMADMAXじゃねえか。 こんな訳の...
2冊目でもまだまだ味のするソマリ世界! モガディシュの情勢が落ち着いたこともあり、本の大部分はソマリ人の生活や料理の話に割かれており、のほほんと読める。 ところが、高野さんが知事に連れられてソマリア南部に出発してからはあまりにも凄まじい。ただのMADMAXじゃねえか。 こんな訳の分からない出来事を擬似体験させてくれる高野秀行さんに感謝。めちゃくちゃ面白かった。
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ソマリ世界に恋焦がれてしまった、高野さんのソマリア紀行本第二段。高野さんのソマリランドに対する飽くなき好奇心が突き抜け過ぎて、片思いを拗らせてしまったようになっちゃっている。前作のソマリランドに比べてより庶民の生活に触れており、かなり詳しいソマリア文化紹介本でもある。とても読みや...
ソマリ世界に恋焦がれてしまった、高野さんのソマリア紀行本第二段。高野さんのソマリランドに対する飽くなき好奇心が突き抜け過ぎて、片思いを拗らせてしまったようになっちゃっている。前作のソマリランドに比べてより庶民の生活に触れており、かなり詳しいソマリア文化紹介本でもある。とても読みやすい。恐怖の大王のあたり、かなり緊迫感があってドキドキしてしまった。
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高野秀行のソマリアシリーズ第二作。 前回に引き続き、ワイヤッブやハムディなどの主要人物は登場し、喧嘩あり、戦争ありの波乱万丈物語。 終盤にかけて、ソマリ人の生き方というか、世界観が色濃く表現されるが、読んでるだけで好きになっていく。 住みたいとも思わないけど。 怒鳴るのはソマリ...
高野秀行のソマリアシリーズ第二作。 前回に引き続き、ワイヤッブやハムディなどの主要人物は登場し、喧嘩あり、戦争ありの波乱万丈物語。 終盤にかけて、ソマリ人の生き方というか、世界観が色濃く表現されるが、読んでるだけで好きになっていく。 住みたいとも思わないけど。 怒鳴るのはソマリの文化よ!!!が好き。
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「謎の独立国家ソマリランド』の続編。 前回が「ホントにあるのか、そんな国?」という謎解きスタンスで描かれていたのに対し、こちらは「もっと知りたいソマリ世界」という深掘りが軸になっている。だから、前作を読んでいないとなかなか入り込めないだろうし、展開も(終盤の襲撃事件を除けば)他の...
「謎の独立国家ソマリランド』の続編。 前回が「ホントにあるのか、そんな国?」という謎解きスタンスで描かれていたのに対し、こちらは「もっと知りたいソマリ世界」という深掘りが軸になっている。だから、前作を読んでいないとなかなか入り込めないだろうし、展開も(終盤の襲撃事件を除けば)他の高野さんの本に比べて、わりとのほほんとした感じ。 とはいえ、高野さんの本なのでやっぱり面白い。 随所で笑わせてくれるし、大所高所から見下ろす観察者的視点は皆無で、あらゆるトラブルに巻き込まれながら地べたで感じたことを(イタい経験や下ネタもありありで)綴っているのだと感じる。 さすがというか、高野さんの真骨頂だなと感じるのは、アル・シャバーブ(反政府ゲリラ)による襲撃を受けた出来事と、家庭の主婦にお料理を教わる話とが、全く同次元で描かれていること。 本作品中、何度も「素の姿」が見たいというフレーズが出てくるが、つまり、この状態こそがソマリ世界の「素の姿」なんじゃないかと思う。 銃撃とおかゆが、同次元。 『アヘン王国潜入記』でも感じたことを、やはり、ここでも感じた。 それともう一つ。 高野さんが分け入っていきたい秘境って、もしかしたら人の心の中のことを言ってるんじゃないかなと感じた。 そうでなければ、現地語にこだわったり、現地の日常食にこれほど習熟したりする必然性は無いから。 自分と全く違う政治・文化・自然環境・言語の中に暮らす、限りなく遠い「他者」の、またさらに遠い「心」の中にこそ、高野さんは踏み込んでいくべき未踏地を見ているんじゃないかという気がしてくる一冊だった。 タイトル通り、たしかにそれは恋だよなぁ、と妙に納得した。
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今作は表紙を飾るハムディさんのいる南ソマリアが主な舞台。日本と思考が全く異なりクレイジーと思わず思ってしまう人達ばかりだが、読み進めると、その土地の成り立ちに適合した合理的な文化を垣間見ることができる。コロナで旅行がしづらい昨今だからこそ、異文化体験・旅行気分を味わわせてくれる良...
今作は表紙を飾るハムディさんのいる南ソマリアが主な舞台。日本と思考が全く異なりクレイジーと思わず思ってしまう人達ばかりだが、読み進めると、その土地の成り立ちに適合した合理的な文化を垣間見ることができる。コロナで旅行がしづらい昨今だからこそ、異文化体験・旅行気分を味わわせてくれる良書と思います。
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「恋するソマリア 高野秀行 集英社文庫 2018年」図書館の本。イスラム教過激派は都市の堕落した人間ではなく、農村の田舎にこそ正しいモノが残るマオイズムだ、という主張がしっくり来た。西欧化した非人間的な社会よりも伝統的な社会を取り戻そうと。ソマリア語、ソマリ料理が面白かった。
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