ブルックリンの少女 の商品レビュー
婚約者が失踪。当然捜すと同時に彼女の過去を調べるためにパリから、ニューヨークにゆく。小説家とその知り合いの元警察の人。どうやら彼女は過去に誘拐監禁され、名前を変えていたよう。現在も拉致された映像が残っていた。主人公と元警察の人は別々に行動する。主人公には前妻との間の2歳の息子がい...
婚約者が失踪。当然捜すと同時に彼女の過去を調べるためにパリから、ニューヨークにゆく。小説家とその知り合いの元警察の人。どうやら彼女は過去に誘拐監禁され、名前を変えていたよう。現在も拉致された映像が残っていた。主人公と元警察の人は別々に行動する。主人公には前妻との間の2歳の息子がいて連れてるから?元警察の人には別に思惑があって、最後に発見後の女性との会話で解る。その事実を何故隠すのか。この本は人物達が隠すことを第一にしてきたために起こった。生きるために隠し、前に進むために暴かざるを得ない。
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※このレビューにはネタバレを含みます
クレアの悲惨すぎる体験の連続も不憫だけど、友人のキャンディスの身の上におきたことも彼女の父親がとった行動も悲劇。報道の自由をのたまった女はまず人間をやり直した方がいい。 微に入り細を穿つ情景描写で極めて映像的な作品だった。想像しやすいけど若干読むのが面倒くさかった。
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久々に読んだミステリー小説。 星5つ。面白い! 次々と張られる伏線、が終盤に向かうにつれスルスルと繋がれ、一本の糸になる。 それまでのドキドキ感が堪らない。 そして、進行の視点が主人公から他の登場人物に変わるのも、臨場感があって面白い。 情報量や伏線 ー 複雑なものも多い ー...
久々に読んだミステリー小説。 星5つ。面白い! 次々と張られる伏線、が終盤に向かうにつれスルスルと繋がれ、一本の糸になる。 それまでのドキドキ感が堪らない。 そして、進行の視点が主人公から他の登場人物に変わるのも、臨場感があって面白い。 情報量や伏線 ー 複雑なものも多い ー の量が多いので、時系列と併せて整理するとなると、なかなかエネルギーを使います。 ひとつひとつ、じっくりと理解しながら読み進めるのをお勧めしたいです。 舞台がフランスとアメリカ、というのも良かったですね。 フランスの中でも南仏や東部、そしてアメリカでもマンハッタン、ハーレム、ペンシルベニアなど、色んなところを奔走する二人の主人公。 まるで自分たちがその場へ行っているような気持ちになった。 洋書のミステリーですが、訳がよいのか、非常に読みやすく、内容は抜群に面白く、ドキドキ感は強めです。 のめり込むこと間違いなし。おススメです!
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サスペンス。スピードもの。映画観てるみたい。 最後のマルクのエピソードが唐突で、あっさりした終わり方だったような。もう少し重厚な終わり方を期待してしまうのは贅沢な望みでしょうか。
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ちょっと詰め込みすぎだろう…と言うくらい、次から次へと新事実が出てきて、目が離せない。 最後の方はなんかスカスカするほど、ん?アレはどうなったの?この描写の続きはとこいったの?と納得いかない箇所も出てくるが、全体的には斬新で非常に面白い作品でした。
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最初ちょっと期待したけど、まぁそこそこの話でした。 映像化されたらおもしろいかも、俳優さんにもよるけど、 映画になったら観てみたいです。
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タイトルのブルックリンという街は、アメリカの街の名である。 しかし、物語の始まりは、そこから遠く離れたフランスのアンティーブ。 婚約者であるアンナが消えた。 その理由を求めて、シングルファーザーで、作家のラファエルは、友人のマルクの協力を得て奔走(まさに東奔西走)する。 その行...
タイトルのブルックリンという街は、アメリカの街の名である。 しかし、物語の始まりは、そこから遠く離れたフランスのアンティーブ。 婚約者であるアンナが消えた。 その理由を求めて、シングルファーザーで、作家のラファエルは、友人のマルクの協力を得て奔走(まさに東奔西走)する。 その行く先々で見つけるアンナの過去、おぞましい事件! 彼女が犯した罪は、出自は、嘘の理由は。 本書では「父」の姿が描かれる。 「母」の姿が描かれることが多い中で、少し珍しいかもしれない。 様々な「父」のあり方が、事件を複雑化し、一方で物語に深みや救いをもたらしている。 子供とは愛すべき存在だ。 その小さな体で、人を親にし、生活環境も、考え方も、何もかも変えていく。 腹の立つことも、苦労させられることも多いけれど、宝物だ。 その宝が、汚され、目の前で永遠に失われてしまうとしたら。 私は「父」ではないので、父の思いを推し量ることはできない。 けれども「親」ではあるので、466頁の4行に心を打たれた。 核心に触れるので記載はしないが、この言葉だけは書いておきたい。 「娘の笑い声、活気、声の抑揚が蘇る。」 いつだって、たった数時間、数日離れただけでも、会いたくなるし、子供達の姿ははっきりと思い出せる。 「彼」が思い出を抱きしめて、せめてその思い出が「彼」を救ってくれることを切に願う。
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結婚したばかりのカップル。主人公である夫が、妻となった女性の過去を知ろうとするところから始まります。結局夫と妻が離れ離れでいる間に妻が誘拐され、夫が妻を取り戻そうとする過程で、妻の過去を知っていくお話です。 誘拐された動機は何ともありがちでチープなのですが、ストーリー展開自体は...
結婚したばかりのカップル。主人公である夫が、妻となった女性の過去を知ろうとするところから始まります。結局夫と妻が離れ離れでいる間に妻が誘拐され、夫が妻を取り戻そうとする過程で、妻の過去を知っていくお話です。 誘拐された動機は何ともありがちでチープなのですが、ストーリー展開自体は伏線がいっぱい張ってあって読み応えがあります!
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※このレビューにはネタバレを含みます
フランスに来た"ブルックリンの少女"の話だが ある意味登場人物の相関図で大体のストーリーは想像できだが小出しにするのでページタナーぷりは素晴らしい。 ただ彼女の父親を共和党候補にする 必要があったのかなーと 愛する人はなぜ失踪してしまったのか? その過去は??という話が 変に大きくうねってしまって もう少し2人の話として向き合って欲しかった。
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どんでん返し、意表を突かれる、など目立つ帯をつけた本。 残念、意表を突かれなかった。 でもそこそこに面白かった。 ただ落ちがわかってしまうと、いろいろな意味と場面において殺された人たちが哀れになった。 変質者の犠牲になった人たちはもちろんだけど 追跡において殺されちゃった人たちが...
どんでん返し、意表を突かれる、など目立つ帯をつけた本。 残念、意表を突かれなかった。 でもそこそこに面白かった。 ただ落ちがわかってしまうと、いろいろな意味と場面において殺された人たちが哀れになった。 変質者の犠牲になった人たちはもちろんだけど 追跡において殺されちゃった人たちがね。 そもそもの始まりが告白されたとき 救いのない物語だったことに気づかされたけども。
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