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未来を読む AIと格差は世界を滅ぼすか の商品レビュー

3.8

37件のお客様レビュー

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2025/01/18

ジャレッド・ダイアモンド、ユヴァル・ノア・ハラリ、リンダ・グラットンをはじめとした8人の知の巨人たちへのインタビュー集。 特にAIが人類の脅威になるか否かについて、今が大きな分岐点で、初期の段階で人間と共存するAIという位置づけを確立しておくことが重要という意見が共通していたのが...

ジャレッド・ダイアモンド、ユヴァル・ノア・ハラリ、リンダ・グラットンをはじめとした8人の知の巨人たちへのインタビュー集。 特にAIが人類の脅威になるか否かについて、今が大きな分岐点で、初期の段階で人間と共存するAIという位置づけを確立しておくことが重要という意見が共通していたのが印象的だった。 また、私がこの10年で最も印象に残っている1冊、「ライフシフト」の著者リンダ・グラットンの言葉は、あらためてその考え方を確認できてよかった。

Posted byブクログ

2023/09/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ジャレッド・ダイヤモンド、ユヴァル・ノア・ハラリ、リンダ・グラッドストンなど2010年代20年代のスーパー著作家達を取り揃えたインタビュー記事。 特に気になった箇所のみ ダイヤモンド氏 国家間格差‥貧しい国から裕福な国に人が動く。野心に満ちた移民でイノベーションが生まれる場合もあれば、テロや感染症につながる場合もある。貧しい国への資金援助は格差を平準化するのでお互いに利益がある。 ハラリ氏 お金や国家など虚構を信じる力によってサピエンスは今の地位にいる。戦争など虚構のために起きる悲劇も多いため、現実と虚構の区別をつけて虚構を利用すべき。対象とするものが苦痛を味わうものは現実。国家や貨幣はそれ自体が苦しむことはない。 将来何が起きるか誰にもわからないと、民主主義のシステムが機能しなくなる。今のインターネットの広がりのように、民主的なプロセスを経ず、数人のエンジニアが決めたことがその他の人の理解や同意がないままに世界に拡散する。政治家も有権者も将来のビジョンが描けないまま、テクノロジーだけが世界を劇的に変えている。 気候変動やAI普及による大量の「役立たず階級」の出現など、今の問題はグローバルだが、個々の国単位でこれらの問題を解決することは不可能。対処できないからこうした問題を矮小化するトランプ氏のような政治家が増えている。 経済がモノベースから知識ベースに変化した。こうした無形資産は戦争で獲得することができないため、現代は大国間同士では戦争が起こりにくくなっている。今、戦争が広がっている地域はまだモノベースの経済が強い地域。中東の石油など。 核兵器はテロリストにとっては意味がないが、テロで死ぬよりマックの食べ過ぎで死ぬ確率の方が高い。気候変動の方がテロよりもはるかに大きな脅威。テロに金を使うなら気候変動対策に投資すべき。 AIやロボットよりも優れた成果を出すことができない階級が大半となり、ごく少数のプロフェッショナル以外は社会、経済、政治、軍事システムから見ると「役立たず」となってしまう。

Posted byブクログ

2023/07/27

著者に惹かれて読んだものの中身がうっすい。 インタビューだから仕方ないか。 楽しようとした私が悪ぅござんした。 彼らの他の本を読みましょう。

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2023/01/31

豪華な顔ぶれだけに食い足りない感満載。 ①ジャレド・ダイアモンド 人口減少を喜べ 定年退職制は馬鹿げている 多様性大事 伝統社会の子育て 建設的なパラノイア ②ユヴァル・ノア・ハラリ 「虚構」を利用する 幸福は「期待」に左右される 民主主義は21世紀に適切な政治モデルではない...

豪華な顔ぶれだけに食い足りない感満載。 ①ジャレド・ダイアモンド 人口減少を喜べ 定年退職制は馬鹿げている 多様性大事 伝統社会の子育て 建設的なパラノイア ②ユヴァル・ノア・ハラリ 「虚構」を利用する 幸福は「期待」に左右される 民主主義は21世紀に適切な政治モデルではない トゥキディスの罠 人間の愚かさ 「役立たず階級」の大量発生 ベーシックインカムの難点 ・金額の合理性 ・他国の労働者をどうするか ・「人生の意味」 狩猟民族=自分の五感に注意を払う われわれは,自然淘汰さえ克服しつつある =有機体生命の歴史が終わる ③リンダ・グラットン 三ステージ人生の終わり→マルチステージ・ライフ 変身資産・生産性資産・活力資産 5分,週末,2~3か月のサバティカル 今の60歳は昔の40歳 高齢者と女性の活用 定年制の廃止 シンガポールと北欧 ④ニック・ボストロム 『スーパーインテリジェンス』 cosmic enowment(宇宙資源の賦存量) ⑤ダニエル・コーエン テクノロジーの恩恵はごく一部にしか行き渡っていない 一生懸命働けば,お金が儲かると信じること自体が未熟な考え方なのです。世界はそのようには機能していません。 人間は半分情報になる 移民の決定的な欠如 パヴァロッティ効果 ⑥ウィリアム・J・ペリー 「北朝鮮のレジームは転覆されない」という保証 偶発核戦争 「すべての選択肢がテーブルにある」 =「私はこれからなにをしたらいいのかわからない」 ⑦ジョーン・C・ウィリアムズ ホワイト・ワーキング・クラス =平均世帯年収約800万円より少し多い中流階級  アメリカ人の53パーセント プロフェッショナルvブルーカラー・ピンクカラー 両親より経済的に成功する確率が中間層で50パーセントもない 生まれたときに既に三塁にいた アイデンティティ政治の白人化 polarization(分極化) ⑧ネル・アーヴィン・ペインター 白人の「自分たちが犠牲者である」という意識 白人のためのアイデンティティ政治 白人であることはunmarked defaultではなくなった アメリカ人のミソジニー

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2022/10/29

幸福の追求とは快楽の「ランニングマシーン」のようなものとの見解があったが、もはやそのような時代ではなくなりつつあるのではないかという気もするが。 良くも悪くも雑多な議論がされがちなこのシリーズではあるが、本書はAIにフォーカスして議論が展開されているので、テーマ性を持って読むこと...

幸福の追求とは快楽の「ランニングマシーン」のようなものとの見解があったが、もはやそのような時代ではなくなりつつあるのではないかという気もするが。 良くも悪くも雑多な議論がされがちなこのシリーズではあるが、本書はAIにフォーカスして議論が展開されているので、テーマ性を持って読むことができる。

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2021/12/16

8人の知の巨人が、怒涛の変化を続ける21世紀について未来を推測する 前段は、高齢化、AI 後段は、技術、格差、そして現在のUSA 気になったのは、次です。 ①ジャレット・ダイアモンド ・日本は最高齢社会なのに、定年退職制がのこっているのはおかしい ・経済性多様性、人間の多様性とも...

8人の知の巨人が、怒涛の変化を続ける21世紀について未来を推測する 前段は、高齢化、AI 後段は、技術、格差、そして現在のUSA 気になったのは、次です。 ①ジャレット・ダイアモンド ・日本は最高齢社会なのに、定年退職制がのこっているのはおかしい ・経済性多様性、人間の多様性ともに少ない日本にはイノベーションが起きにくい ②ユヴァル・ノア・ハラリ ・社会の急激な変化のため、21世紀にあった政治システムは現れていない ・AIが生み出す「役立たず階級」が多量に発生する ③リンダ・グラットン ・人生100年時代は、労働問題の解決(定年の廃止)と、生涯学習が必要 ⑦ジョーン・C・ウィリアムズ ・米白人で親の代より稼いでいる人は半分以下で、アメリカンドリームから乖離 ・アメリカのエリートは、生まれたときには、すでに三塁にいた ・トランプは、つよい白人の象徴 ⑧ネル・アーヴィン・ペインター ・米白人は、自分たちを犠牲者としてみている ・トランプが勝てたのは、白人の怒りの結果 ・新世代のフェミニストは、ヒラリーに我慢できない。なぜなら母を思い出すから

Posted byブクログ

2021/08/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

知の巨匠たちによる、将来の予測のきっかけになる本。コロナ前に書かれたものだが、コロナ禍でも通じる考え方(感情ではなくデータを重視する、人々の分断)もあり非常に参考になる。 また、ネル・アーヴィン・ペインターの、アメリカの分極化の話は面白かった。白人の中流階級の人たちが差別をされていると感じているとは思っていなかったので、目から鱗だった。

Posted byブクログ

2021/08/21

ダイアモンド、ハラリ、グラットン、コーエン等の研究者へのインタビュー集。 今、世界が抱えている問題について、それぞれの立場から語られる。編者の大野は、特に共通する要素としてAIと格差を挙げているが、必ずしもその二つが最重要というわけではない。

Posted byブクログ

2020/12/02

グローバルでベストセラーの著者たちがAIが押し寄せる中わたしたちに未来を忠告し、そこからどう解決していくのか、SDGs的な内容で読みやすいです。

Posted byブクログ

2020/10/19

「苦痛はこの世でもっともリアルなものです。しかし国は苦痛を感じません。」ハラリ氏の金言 国や企業はたまたイデオロギーごときに、人間が苦痛をうける馬鹿らしさ。

Posted byブクログ