キッチン風見鶏 の商品レビュー
わりと最近、森沢明夫さんにハマってる。ほっこりする物語が多い。これも良かった。 キッチン風見鶏は、絵里がシェフ、翔平がホールや雑用をやっている。あと幽霊がすみっこにいてこれは翔平にしか見えない。 大雨の日、翔平は漫画の賞に落ちてガッカリしていて、絵里はお母さんの祐子が抗がん剤...
わりと最近、森沢明夫さんにハマってる。ほっこりする物語が多い。これも良かった。 キッチン風見鶏は、絵里がシェフ、翔平がホールや雑用をやっている。あと幽霊がすみっこにいてこれは翔平にしか見えない。 大雨の日、翔平は漫画の賞に落ちてガッカリしていて、絵里はお母さんの祐子が抗がん剤治療をやめたいと言い出したので落ち込んでいた。レストランやめちゃおうかなぁとまで絵里は思っている。 常連の手島さんには歩くんというお子さんがいるのだが、事故で亡くなった妹さんのお子さんを引き取って育てているらしい。歩くんは気をつかってとてもいい子だ。 寿々さんは占い師。霊が見える。お客さんの守護霊とお話しして、その確実な過去をもとに迷いと向き合うので、ほぼほぼハズレがない。でもキッチン風見鶏のウェイター翔平には守護霊がいなくてビックリしたのだ。
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2026年一冊目はこちらになった。 まさしく、えー!となった。 なんだか一緒に居合わせていた常連気分というか、久しぶりに会った知り合いに近況を聞いて驚いたみたいな感覚で。それぐらい親しく、扉を開いて受け入れてくれているような文章だったから。きっとこのお店も、そういう親しみを感じる...
2026年一冊目はこちらになった。 まさしく、えー!となった。 なんだか一緒に居合わせていた常連気分というか、久しぶりに会った知り合いに近況を聞いて驚いたみたいな感覚で。それぐらい親しく、扉を開いて受け入れてくれているような文章だったから。きっとこのお店も、そういう親しみを感じるお店なんだろう。 霊とそこまで交信できるっていうのはちょっとチート技すぎる気もしたけど、それでも勉さんと文太さんのすれ違いが解けるのは、本当によかった。光溢れるいい場面だ。 とても爽やかで前向きなお話。新年に読むのにふさわしい。シュルシュルと紐解けて繋がっていくのは心地よかった。
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温かく見守ってくれているような優しい眼差しを感じる物語でした。登場人物みんなが温かく優しくて、心が洗われます。キッチン風見鶏の店名の秘密にも関係する、勉さんが初代のオーナー文太さんとの間に交わされた約束のカレーライスを食べるシーンでは、じんわりとした涙が湧いて来ました。人が人を想う気持ちの温かさを優しく伝えてくれる、じんわりと心が温まる物語でした。
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森沢明夫さんらしい、優しく温かい作品。安心して読めます。 ただ、女性が笑う時の「うふふ」表記が多くていちいち気になってしまった。。他の作品もこんなだったっけ?
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森沢明夫さんの作品に嵌り端から読みすすめています。読んでいると別の作品の登場人物や喫茶店などが出てきてそれを発見するのも楽しみのひとつ。今回も【きらきら眼鏡】が出てきてほっこりしました。
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人にはいろんな出会いがあって、互いにその縁を大切に育むことこそが幸せの正体なのかなーと思わせてくれるストーリー。 ちょっとシックスセンス的なオチもあって、思わず読み返したり・・面白かった。 エピローグのエピソードは、半分面白くて半分凝すぎー・・という感じで????でした。 生まれてきた子供は、何故二人とも霊が見える設定に? 子供だから?(純粋な子供の間は見えるとか・・) 母親の絵里さんも、もしかして・・・? 人との出会いを大切にできてないかも・・と感じている人にお勧めの一冊。
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キッチン風見鶏の翔太を取り巻く周りの人達が一人残らず「いい人」で読んでいる間ずっと心地よい気持ちでした。 プロローグの印象が強かったので最後は、 そういう方向?!となりましたがそれも温かくていいな、となります。 ファンタジー要素もありますが、私的に違和感なく物語に馴染んでくれたの...
キッチン風見鶏の翔太を取り巻く周りの人達が一人残らず「いい人」で読んでいる間ずっと心地よい気持ちでした。 プロローグの印象が強かったので最後は、 そういう方向?!となりましたがそれも温かくていいな、となります。 ファンタジー要素もありますが、私的に違和感なく物語に馴染んでくれたのは嬉しい。 理解者と出逢えるのは物語ならではだけど、純粋にうらやましいと感じます。 小さな伏線が沢山はられていましたが、少しずつきっちり回収してくれて嬉しい。 すずとの約束についてだけはどうしちゃったかなとなりましたが、ハッピーならなんでもいいか(笑) だからこそ、の精神は私も活かしたいと思いました。
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一人一人の登場人物が魅力的で、面白かった。守護霊と話せるというエピソードで、一気にファンタジー感が増して、入り込めるか不安だったけど、それと同時に各キャラクターの魅力を感じたので、スッと入れた。 最後の店名の由来の話も良かった。
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キッチン風見鶏でウェイターのバイトをしながら漫画家を目指す翔平と料理人の寿々は共に幽霊が見えるという体質。 店に現れる幽霊と心を通わせながら物語が展開していく。 幽霊が出てくるとはいえ、ホラーのような不気味さはなく、むしろ温かく切ない印象だった。 エピローグで、翔平の...
キッチン風見鶏でウェイターのバイトをしながら漫画家を目指す翔平と料理人の寿々は共に幽霊が見えるという体質。 店に現れる幽霊と心を通わせながら物語が展開していく。 幽霊が出てくるとはいえ、ホラーのような不気味さはなく、むしろ温かく切ない印象だった。 エピローグで、翔平の漫画のテーマを引き継いだ歩くんの姿や、 成仏した文太さん、勉さんの魂に心が温かくなった。 約束のカレーはどんな味がしたんだろう。 いつもながら、森沢さんの他作品に出てくる情景にデジャヴを感じながら読了しました。 「自分の心に嘘をつかずに人生を創っていけばいい」 またひとつ素敵な言葉をいただきました。
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2018年出版。レストランが舞台の人情劇かな?と思いつつ読み進めたが...。そんな単純なモノで無いことは当然で。特異な能力を持つが故に生き辛さに苦しむ男女を軸の一つとして。単純なハッピー展開ではなく、エンドでも無いが、悔いなく応分の幸せに生きると云う、結構普通そうで難しいコトが、...
2018年出版。レストランが舞台の人情劇かな?と思いつつ読み進めたが...。そんな単純なモノで無いことは当然で。特異な能力を持つが故に生き辛さに苦しむ男女を軸の一つとして。単純なハッピー展開ではなく、エンドでも無いが、悔いなく応分の幸せに生きると云う、結構普通そうで難しいコトが、どうすれば出来るのか?みたいなお話。予定調和的な結末でない、絶妙なエンド。上手く読者の読みを外す部分を、面白いと感じるか?、何それ?と感じるかで評価が別れるかも。
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