傘をもたない蟻たちは の商品レビュー
短編集でもあり、どんどん読めた。 作者の意図していたことのようだが、どれも毛色が違っていて、そこも次はどんなかと期待が膨らむ。 どの作品も読後感は良くないが、辛うじて最後の作品には救いを感じた。 「喜びは有限、悲しみは無限。だったら最初から悲しまねぇことだ。ただの出来事として受け...
短編集でもあり、どんどん読めた。 作者の意図していたことのようだが、どれも毛色が違っていて、そこも次はどんなかと期待が膨らむ。 どの作品も読後感は良くないが、辛うじて最後の作品には救いを感じた。 「喜びは有限、悲しみは無限。だったら最初から悲しまねぇことだ。ただの出来事として受け入れる。」というセリフが刺さった。 青年期を描いた作品たちを通して、その世代の戸惑いや過ちを表現しているが、上記のセリフを思い起こせば乗り越えていけるのかな。今の自分は青年期を過ぎたけれど、癒やされる言葉だ。 アイドルだからこれまで眉唾でしたが、作家としての才能を強く感じた。作家加藤シゲアキ、凄い!
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色んな要素がある短編集で面白かった。 有名な人なので今まであえて読んでこなかったが 思ったより本格的で面白かった。 ほかも読んでみよう。
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7編からなる短編集。 それぞれ生きづらさを抱えた主人公たちの葛藤がリアルで、感情移入できてもできなくても、繊細に描かれているなと感じました。 誰もが自分視点で日々を生きているけど、違う視点から見るとこんな風に見えてたりするのかなと。 自分では上手くやれてると思ってたことが、他人...
7編からなる短編集。 それぞれ生きづらさを抱えた主人公たちの葛藤がリアルで、感情移入できてもできなくても、繊細に描かれているなと感じました。 誰もが自分視点で日々を生きているけど、違う視点から見るとこんな風に見えてたりするのかなと。 自分では上手くやれてると思ってたことが、他人から見ると滑稽だったり。 なんというか、ぞっとする話も少なくなかったです。 年代も性別も違う主人公たち。 置かれた環境の悩みも人それぞれで。 描かれた内容もさまざまで、こんないろいろなストーリーを作り出せるのがすごいと思いました。
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- ネタバレ
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すごいなぁ…圧巻としかいいようがない。 短編集で全作傑作なのは、初めてかもしれない。 そのなかでもお気に入りは 「Undress」と「にべもなく、よるべもなく」。 「Undress」では、脱サラした主人公の明るい未来が描かれるはずが、まさかのどんでん返しをくらい呆気にとられる。 そして呆気にとられ続けて、 最後の短編「にべもなく、よるべもなく」でゲイについてとても考えさせられ、頭をガツンと叩かれたような清々しい読了感を得られる。 本当にすごい作家に出会ってしまった。 アイドルとの2足のわらじとは到底思えない… "加藤シゲアキ"が 新作を待ちきれない作家のうちの1人なった!! p.261 悲しみとは(にべもなく、よるべもなく) 「人ってのはな、喜ぼうと思っても限界はあるが、悲しもうと思うと際限なく悲しむことができる。だったら最初から悲しまねぇことだ。なにがあってもわしは悲しんだりしない。ただの出来事として受け入れる。」
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短編小説なのに1つ1つ読み応えがある。 本に全てを吸収されたような虚無感が残る、すごい力が込められた文章だと思った。読み終わってすぐに感想を書かずにはいられなかった。 短編小説はどこか読み応えがなくて正直嫌いでいつも長編ばかり読んでいた。でもこれは長編を読み終わったような重みがそ...
短編小説なのに1つ1つ読み応えがある。 本に全てを吸収されたような虚無感が残る、すごい力が込められた文章だと思った。読み終わってすぐに感想を書かずにはいられなかった。 短編小説はどこか読み応えがなくて正直嫌いでいつも長編ばかり読んでいた。でもこれは長編を読み終わったような重みがそれぞれの話にあってむしろそれを受け止めていると次の話を読みづらくなる、どれが一番か選べないぐらい全てに力を感じた。表現も好き。 他の加藤さんの本も読んでみたいと思った。
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シゲの作品読みたくて たまたま古本屋で見つけたこちらを 記念すべき一作目に選んでみた! いろんなジャンルの短編集で面白かった! ほぼ全話に性的描写が入るのが気になったけど、、 世にも奇妙な物語とかで 映像化されそうな話ばかりで後味最高だった にべもなく、よるべもなくが1番好み...
シゲの作品読みたくて たまたま古本屋で見つけたこちらを 記念すべき一作目に選んでみた! いろんなジャンルの短編集で面白かった! ほぼ全話に性的描写が入るのが気になったけど、、 世にも奇妙な物語とかで 映像化されそうな話ばかりで後味最高だった にべもなく、よるべもなくが1番好み 「喜びは有限。悲しみは無限。 ただ出来事として受け入れる。」
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「イガヌの雨」読みたさに手に取りました。 世も末だな…と思うけど、さすがに地球外生命体まで食うようになったら……という恐ろしいディストピア。
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作者贔屓(笑) あえて違うタイプの短編を集めたのかな? と勝手に思ってます。 それぐらい好みのものと、そうじゃないものと分かれました。 イガヌ面白かった…!
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テレビをほぼ見ないので芸能界には疎く、大変失礼ですが加藤シゲアキさんがアイドル活動をされているタレントだとは存じ上げませんでした。 そのため本作はあくまでも小説家の1人が書いたものだと思い読了しました。 結果的に、変な先入観を抱かずに読むことができて良かったと思います。 わかり...
テレビをほぼ見ないので芸能界には疎く、大変失礼ですが加藤シゲアキさんがアイドル活動をされているタレントだとは存じ上げませんでした。 そのため本作はあくまでも小説家の1人が書いたものだと思い読了しました。 結果的に、変な先入観を抱かずに読むことができて良かったと思います。 わかりやすく言うと「エモい」短編集でした。 詩的で美しい話が多かったです。 前半はあんまり好みでは無いなぁと感じましたが、イガヌの雨がとても面白くて「おっ…この作品わりといいかも…?」と思いました。 最後の話も良かったです。 ラストは少し切なくて感情移入してしまいポロッと泣けました。
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