ごみ収集という仕事 の商品レビュー
ゴミ収集員の日常作業の内容と実際に起こる問題やクレーム事例等。 一般廃棄物の現状が書かれている。 仕事上、勉強の為読んだが通常通り可もなく不可も無くというところか。
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「ノンフィクション」というジャンルではなく、 学者が地方自治の実態を知るための手段として ごみ収集作業員になり、それをレポートした内容 をまとめた本です。 前半はそのルポの内容が非常にリアルで、まさしく ノンフィクションとしての真骨頂が発揮されて います。 後半はそれらの業務...
「ノンフィクション」というジャンルではなく、 学者が地方自治の実態を知るための手段として ごみ収集作業員になり、それをレポートした内容 をまとめた本です。 前半はそのルポの内容が非常にリアルで、まさしく ノンフィクションとしての真骨頂が発揮されて います。 後半はそれらの業務を一部民間業者へ外部委託 していることによる弊害など、学者目線での提案 が取りまとめられています。 なので、リアルな現場というよりはゴミ収集という システムをどう考えるべきか、という論調を定義 する一冊です。
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過酷な環境下で頑張っているという事実が良くわかります。現場の人たちの苦労を考えると、捨てる側も最低限のルールを守らなければと思います。そして減らす工夫を社会全体で考えなければなりませんね。各自治体により収集システムが違うとは思いますが、今後の労働力不足を考えると早急な待遇改善をお...
過酷な環境下で頑張っているという事実が良くわかります。現場の人たちの苦労を考えると、捨てる側も最低限のルールを守らなければと思います。そして減らす工夫を社会全体で考えなければなりませんね。各自治体により収集システムが違うとは思いますが、今後の労働力不足を考えると早急な待遇改善をお願いしたいです。
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どの仕事も楽なものはなく、プロとしての誇りとやりがいが支えとなっていると感じた。データ解析のような部分があり、随分飛ばし読みした。というか、大半飛ばした。すいません。
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大学の研究者が9ヶ月に渡って新宿区で清掃の現場体験をした結果から地方自治という観点でまとめたレポート。 実際にごみ収集車に乗って体験したり、いっしょに仕事をした人にインタビューした話は説得力がある。 ゴミを出す側がいかに自分勝手なのかわかるし、それがコスト増につながっている。 ...
大学の研究者が9ヶ月に渡って新宿区で清掃の現場体験をした結果から地方自治という観点でまとめたレポート。 実際にごみ収集車に乗って体験したり、いっしょに仕事をした人にインタビューした話は説得力がある。 ゴミを出す側がいかに自分勝手なのかわかるし、それがコスト増につながっている。 ただ、文章が論文のようで読みにくい。もうちょっと一般人向けの文章だといいのだけど。
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自治体の仕事というと地域活性化など華々しい分野にスポットライトが当たりがちで、そのような分野では「スーパー公務員」として取り上げられる職員も少なからずいるが、そのような「檜舞台」の裏で住民生活を根本から支えている現場密着の地道な行政分野が存在する。その代表が、清掃行政、すなわち「...
自治体の仕事というと地域活性化など華々しい分野にスポットライトが当たりがちで、そのような分野では「スーパー公務員」として取り上げられる職員も少なからずいるが、そのような「檜舞台」の裏で住民生活を根本から支えている現場密着の地道な行政分野が存在する。その代表が、清掃行政、すなわち「ごみ収集」であろう。 本書は、行政学者の著者が、「参与観察」という形で実際に新宿区の清掃職員と一緒に9か月にわたってごみ収集の仕事を体験した経験をもとに、自治体の「裏舞台」としての清掃職員がどのような重要な役割を担っているのかを様々な角度から伝えて清掃職員の実態に迫り、そうした役割にもかかわらず清掃行政の委託化が進んでいる現状に警鐘を鳴らし、今後の清掃職員や清掃部門の在り方への展望を示している。 住民に身近でその生活に不可欠な重要な行政分野・職種でありながら、ほとんど日が当たることのない清掃行政・清掃職員を取り上げ、その日々の業務がどのように行われているのか、その地域における役割はどのようなものかが克明に描かれており、行政学系の本として非常に貴重な一冊となっている。まさに著者の9か月の実際の清掃職員としての体験の賜物といえる本である。 現場での機動的な対処や、地域情報の集約など、清掃行政を直営で行うことによる「強み」についても理解を深めることができた。こういった強みは、委託化による人員削減等で失われると、なかなかすぐに復元できるものではなく、安易な委託化には慎重であるべきという著者の主張にも一定共感するところがある。 一方で、現場で深く接したが故に直営の清掃職員を好意的に描きすぎではないかという印象も持った。著者が公務労働者の側に立つ自治労と関係が深いというのも、中立客観性にやや疑念を生じさせる。 また、委託化に慎重であるべきという主張に対しても、直営の職員と委託先の職員との間で職務意識等に実際どの程度の差があるのか、直営と委託とのコストの差は職員の待遇の切り詰めだけの結果なのか(実際に生産性に差はないのか)、委託によるブラックボックス化は、直営であっても管理部門と現場の職員との間で同じ問題が生じているのではないか(ひいては、対策可能なものなのではないか)、といった種々の疑問も持った。その一因として、本書は、ルポタージュ的な定性的な記述がほとんどで、直営と委託を数量的に比較するといった側面に乏しいということも挙げられると思う。 そのような疑問点はあったものの、全体として現場に立脚した有益な地方行政の一般向け研究書であり、その論旨も理解できる部分は多く、行政職員や住民が一読する価値のある本だと感じた。
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地方自治・行政の研究者のごみ収集作業の現場体験記。収集作業自体の過酷さ・行政による業務委託の弊害が綴られています。作業員の方を見たら「ありがとう」と言うようにしましょう。あと、ゴミ袋の結び目はしっかり締めましょう。 続きはこちら↓ https://flying-bookjunki...
地方自治・行政の研究者のごみ収集作業の現場体験記。収集作業自体の過酷さ・行政による業務委託の弊害が綴られています。作業員の方を見たら「ありがとう」と言うようにしましょう。あと、ゴミ袋の結び目はしっかり締めましょう。 続きはこちら↓ https://flying-bookjunkie.blogspot.com/2019/02/blog-post_24.html Amazon↓ https://amzn.to/2Nijo9S
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研究者が実際に新宿区のごみ収集業務を経験し、それを元に清掃という仕事やその業務委託化、そして地方自治にまで幅広く言及している一冊。 この本が最も興味深いのはおそらく「委託」の話。正直直営と委託の違いがこれまで朧げにしかイメージできなかったけれど、本書を読むとその違いや問題点がすっ...
研究者が実際に新宿区のごみ収集業務を経験し、それを元に清掃という仕事やその業務委託化、そして地方自治にまで幅広く言及している一冊。 この本が最も興味深いのはおそらく「委託」の話。正直直営と委託の違いがこれまで朧げにしかイメージできなかったけれど、本書を読むとその違いや問題点がすっと入ってくる。 それ以外の所はそれほどインパクトがある訳ではないと思うけれど、委託の部分は必読。 それにしても、清掃に携わる人の懐の深さには驚いた。そしてその優しさにつけこむ住人の何と多いことか。本書は新宿区の経験から作られているので地域的な特殊性もあるのだと思うけれど、直営でなくすことの問題点はおそらく普遍的な話。 一度読むことをオススメします。
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私たちが日ごろ、集積所に捨てている各種の「ゴミ」は、午前中にゴミ収集車がやってきて積み込み、処理されています。私たちにとって、このことは当たり前で、日々の生活を送る中で強く意識することはありません。 この、いわば「裏方」であり「影」でもある部分に焦点を当て、実際に収集業務を9か月...
私たちが日ごろ、集積所に捨てている各種の「ゴミ」は、午前中にゴミ収集車がやってきて積み込み、処理されています。私たちにとって、このことは当たり前で、日々の生活を送る中で強く意識することはありません。 この、いわば「裏方」であり「影」でもある部分に焦点を当て、実際に収集業務を9か月(夏や冬、それぞれの天候や年末年始などの時季的な変化も含めて)経験してきた筆者による、清掃業務から見る地方自治(現業職員と業務委託のバランスなど)についての論考。 実際にごみを収集している過程については、私たちの生活に必要なことでありながら、私たちが「きづかないように」「意識されないように」努力しながら業務にあたっている職員たちの姿が浮き彫りとなり、面白く読むことができました。 一方で、正規職員(現業職員)の技術力や職業倫理等を高く評価し、その「強み」を活かすことの重要性、また業務委託をすすめることのデメリット(委託の職員の業務の質が低い、ということではなく、専任の職員がいることの重要性の強調)が繰り返し語られる部分が後半には多く、筆者の印象論・感情論であるような主張も少なくなかったように思います。 業務の割り振りや契約様態に関しては、それなりに複雑であることもあり、流して読んでしまった部分もありました。 実際に「現場を見てきた」とはいえ、日々の仕事として従事したわけではなく、あくまで「体験した」という立場から、理想を語っているような印象も受けました。 どちらかというと、現場で長く業務にあたっている職員の体験に基づく話などをもっと読みたかったです。
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大人の社会科見学。 ゴミ処理の実務、運営と、外注の状況がわかりやすく説明されている。 職員の意欲、倫理観など綺麗すぎる書き方だと思うけど、実際もここからそんなにかけ離れてもいないんだろう。 作業に関わり町の美化に尽くす人に尊敬の気持ちと、ゴミ処理をちゃんとやらないといけない気持ち...
大人の社会科見学。 ゴミ処理の実務、運営と、外注の状況がわかりやすく説明されている。 職員の意欲、倫理観など綺麗すぎる書き方だと思うけど、実際もここからそんなにかけ離れてもいないんだろう。 作業に関わり町の美化に尽くす人に尊敬の気持ちと、ゴミ処理をちゃんとやらないといけない気持ちが強まった。 みんな、自分の仕事を一生懸命にやってるのかも。
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