片想い探偵 追掛日菜子 の商品レビュー
好みの短編ミステリ。兄妹のやりとりが面白い。妹の行き過ぎた推し活、妹を犯罪者にしたくない兄。この辺りのバランスがちょうど良いのか、二次元あるあるなブラコンシスコンさはなかった。本格ミステリではないけど、妹の冴えある推理(?)や、兄の常識さで事件は丸く収まる。それはそれとして、SN...
好みの短編ミステリ。兄妹のやりとりが面白い。妹の行き過ぎた推し活、妹を犯罪者にしたくない兄。この辺りのバランスがちょうど良いのか、二次元あるあるなブラコンシスコンさはなかった。本格ミステリではないけど、妹の冴えある推理(?)や、兄の常識さで事件は丸く収まる。それはそれとして、SNSって、ネットって情報の宝庫だと改めて思う一冊でもある。
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推し活少女の日常生活ミステリー…推し活自体が俺にとっては非日常的なので、矛盾した言葉ではあるんだけど。 誰かを過剰に応援するということのエネルギーは相当なもんだと思う、色んな趣味の中でも屈指のエネルギーと金銭消費量だとは思うが、そういう熱量を持った人の姿を鑑賞するのは意外と楽しいなぁと思えた。 辻堂ゆめ作品なので、ミステリー部分も良い塩梅で効かせてあり、コミックの原作になってもおかしくないような読みやすくて、お手軽なミステリーでした。
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ストーカー並みのファンが本気を出したらこうなるのか!と思いながら読みました笑 読みやすかったのですぐ読み終わりました。面白かったです!
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推しを追いかけるストーキング体質の女子高生・追掛日菜子は、トラブルに巻き込まれた推しを助けようと兄を巻き込み暗躍する…。 若手舞台俳優が舞台上で共演者の刺殺容疑をかけられる『舞台俳優に恋をした。』。外国人力士に女優との不倫報道が出る『お相撲さんに恋をした。』。狙われた天才子役の運動会に潜入する『天才子役に恋をした。』。アカウントを消した、家族の日常マンガを描く作者を追う『覆面漫画家に恋をした。』。誘拐監禁犯の濡れ衣を着せられた総理大臣を救うべく奔走する『総理大臣に恋をした。』。 ストーカー、犯罪に片足突っ込んでいる主人公。探偵事務所などでバイトをすれば重宝されそうなスキル持ち。悪用していないことだけが幸い。振り回されるのは大学生の兄だけ。読みやすかった。
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私の名前は、追掛日菜子(おいかけ ひなこ)。 高校2年生の女の子です。文芸部の(幽霊)部員です。 私の趣味、というか生きがいは、推し活です。 今は舞台俳優の須田優也さんを推しまくってます。 友だちの鞠花や沙紀は、「彼氏は?」って言うけど、 私は、彼氏って、どうなんだろう?って思う。 だって、喧嘩したら悩みそうだし、既読スルーされたらモヤモヤしそうだし、他の女の子が寄ってきたら不安になりそうだし、自分の好意やわがままを押しつけすぎると嫌われそうだし。なんていうか、楽しいことばかりじゃないと思う。 そういうめんどうなことが多い関係よりは、いくら一方的に好きでも許されるし、究極の理想を求め続けても決して壊れない推しとの関係のほうが、ずっと幸せな関係だと思うんです。 大学2年生の兄は、「ストーカーみたいなことはやめろ!」っていうけど、私の優也くんの追っ掛けはやめられません! そんな優也くんが殺人事件の容疑者として警察の取り調べを受けている、っていうニュースが流れました。舞台の公演中に、ナイフを奪い合って揉みあうシーンで本物のナイフで俳優の草野京太郎を刺したって!! 違う、違う、違うl! ナイフをすり替えた犯人が他にいるんです! そこで、私はある作戦を立てて、兄と一緒に真犯人を見つけることにしました。 優也くんを助けなくっちゃ!! 私の活躍、ぜひ読んでくださいねっ! 以上、日菜子風に本書の紹介をしてみました。 けど、わたし みのりは知っています。日菜子の推しが次々変わっていくことを。
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高校2年生の追掛日菜子が好きになる相手、いわゆる推しが、なぜか事件に巻き込まれてしまい、日菜子が抜群の推理で解決していく。 推しは、舞台俳優から、力士、天才子役、覆面漫画家、そして総理大臣まで幅広い。 日菜子はパソコンやSNSを駆使し、高校生らしい熱とパワー溢れた推理で、犯罪ス...
高校2年生の追掛日菜子が好きになる相手、いわゆる推しが、なぜか事件に巻き込まれてしまい、日菜子が抜群の推理で解決していく。 推しは、舞台俳優から、力士、天才子役、覆面漫画家、そして総理大臣まで幅広い。 日菜子はパソコンやSNSを駆使し、高校生らしい熱とパワー溢れた推理で、犯罪スレスレ、いやもうすでに犯罪の域に入ってしまってもお構いなしに突き進んでいく。 日菜子に巻き添えにされてしまう大学生の兄のツッコミも面白く、つい応援したくなる。 事件解決までの推理力とスピード感は見事で、読んでいる方も頭をひねってみるが全く追いつかない。 コミカルなのに本格ミステリーで、ゆめさんは初期の頃からすごいなと改めて思った。 特に第5話『総理大臣に恋をした。』は、奥が深くて涙してしまった。 こんな若くて人間的にも素晴らしい総理大臣、日本の政界に現れてほしいよなと思ってしまう。
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「推しのATMになりたい」――そんな高校生らしからぬ名言が飛び出す、爆笑必至のミステリーでした。主人公の日菜子の行動は、もはやストーカーの領域。でも、その行き過ぎた愛があるからこそ、普通の人が見逃すような些細な違和感に気づき、事件を解決に導いてしまう。彼女の「推しへの純愛」が、最...
「推しのATMになりたい」――そんな高校生らしからぬ名言が飛び出す、爆笑必至のミステリーでした。主人公の日菜子の行動は、もはやストーカーの領域。でも、その行き過ぎた愛があるからこそ、普通の人が見逃すような些細な違和感に気づき、事件を解決に導いてしまう。彼女の「推しへの純愛」が、最高に面白い推理の武器に変わる、唯一無二の探偵物語です。
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「片思い」といっても、 クラスメイトとか同僚とかではなく 「推し」に対する思い。 お布施とか推しのATMとか、 こんな発想をするんだと 驚きまくり。 主人公の日菜子ちゃんは、 完全に一線を越えてる… 怖すぎる でも、その一線を越えた行動力がなければ 事件は解決しなかったんだ...
「片思い」といっても、 クラスメイトとか同僚とかではなく 「推し」に対する思い。 お布施とか推しのATMとか、 こんな発想をするんだと 驚きまくり。 主人公の日菜子ちゃんは、 完全に一線を越えてる… 怖すぎる でも、その一線を越えた行動力がなければ 事件は解決しなかったんだから 結果オーライといっていいのかな。 続編もあるようですが、 少し寝かせてから。
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女子高生探偵の日常の謎ですね。 追掛日菜子は女子高生。彼氏なし。 「推し」一筋なのだが、ストーカー並み。 その「推し」が何故か事件に巻き込まれて、日菜子が解決するというストーリー。 大学生の兄が引きずり込まれてワトソンの如く、事件解決に奔走する。 めちゃくちゃユーモアたっぷり...
女子高生探偵の日常の謎ですね。 追掛日菜子は女子高生。彼氏なし。 「推し」一筋なのだが、ストーカー並み。 その「推し」が何故か事件に巻き込まれて、日菜子が解決するというストーリー。 大学生の兄が引きずり込まれてワトソンの如く、事件解決に奔走する。 めちゃくちゃユーモアたっぷりの本格探偵小説になっているのが、辻堂さんの力業ですね。 推理が際立っています。パソコンとスマホを駆使して推論を組み立てる熱意は凄まじいほど。 行動力もホームズもびっくりするくらいの無茶をする。 何故か、解決すると「推し」が覚めてしまいう。 次々と「推し」が変わって、五話の短編連作ですね。 辻堂さんの文章はスピードがあり、楽しい。
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軽く、そして楽しく読める。軽いと言っても、気楽に読めるという意味で、面白いライトノベルであることに間違いない。まあ設定や話の流れにやや都合の良い処があるが、こういったライトノベルは、その雰囲気を味わえれば良いと思う。登場人物も、主人公を始め、みんな分かりやすい善人ばかりで、犯人も...
軽く、そして楽しく読める。軽いと言っても、気楽に読めるという意味で、面白いライトノベルであることに間違いない。まあ設定や話の流れにやや都合の良い処があるが、こういったライトノベルは、その雰囲気を味わえれば良いと思う。登場人物も、主人公を始め、みんな分かりやすい善人ばかりで、犯人も、そして動機も分かりやすい。ストーリーの展開も軽快で、「ちょっと都合良くない?」などと言いたくなる場面もあるが、肩肘張らないで読もう。とにかく何も考えないで楽しく読めば良いと思う。
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