片想い探偵 追掛日菜子 の商品レビュー

辻堂ゆめ(著者)

2021/05/22

日菜ちゃんのキレキレっぷりがとてもよい。これからもギリギリを攻めていってほしいです。常識人でとてもお人好しなお兄さんもいい味出してる。表紙の日菜子ちゃん、ほんとイメージぴったり

2021/05/19

推しを語る日菜子は、オタ系の人間なら「あーあるあるw」と非常に共感出来る面白いキャラだと思う

ただ、ストーリーの都合上仕方ないのは判るけど、１話毎に推しが変わる節操のなさと、事件解決の為にはグレーゾーン所かほぼ犯罪と言う感じの手段は如何な物かと

2021/04/24

追掛日菜子ちゃんは、今日も推しを追いかける
俳優さん、お相撲さん、子役の少年、漫画家さん、そして総理大臣
見た目もジャンルも年齢もバラバラで、日菜子ちゃんのストライクゾーンが広い！
推しを追いかけ推しに貢ぎ推しに時間を費やし素晴らしいファン魂だが、一歩間違えたらストーカーなのがたまにキズ？
そして日菜子ちゃんの推したちは何らかの事件に巻き込まれ……
きっと不憫なお兄さんが何とかしてくれることでしょう笑

2020/12/20

推しが好きすぎてストーカーまがいになっている女子高生が主人公。この主人公がしているのは警察や探偵がするのと同じようなことなのに、こうもストーカーちっくになるのが笑えた。それぞれのエピソードが短編の読み切りになっているので、事件自体はどれもあっさりと解決する。

2020/11/05

主人公の女子高生・日菜子が熱烈に支持する、いわゆる”推し”の俳優や力士、時に総理大臣の追っかけとなり、なぜかその”推し”の対象となった人物が事件に巻き込まれてしまう、日菜子が持ち前の推理力を駆使して、事件を解決、”推し”とお近づきになるものの、その途端に”覚め”てしまい、それまでの入れ込みようはどこへ？ という変貌ぶりをみせてくれます。

日菜子の推理力はなかなかのものではあるのですが、事前に登場する伏線がちょっと小さめ、かつ、いかようにも解釈できてしまうものが含まれており、読み手が事件を推理する楽しみが少ないかな、と感じます。そのせいか、日菜子の推理を聞いてもやや唐突な印象が残るのが気になるところ。

それでも、最終話で巻き起こる事件は収録されている5話のなかでもとりわけ緊張感高めの内容で、先へ先へと読ませる”力”のある物語ではあったと思います。

収録されている5話はいずれも同じパターンですから、続編はちょっと厳しいのかな？ でも続編あるんですよね？ ちょっと気になるので読んでみようと思ってます。

2020/04/15

追っかけ女子高生が「推し」に関わる事件を解決する話。
追掛日菜子は舞台俳優・力士・総理大臣などを好きになっては、相手の情報を調べ上げ追っかける。しかしなぜか好きになった相手は、殺人容疑をかけられたり脅迫されたりと、毎回事件に巻き込まれてしまう。

面白かった。
特に舞台俳優のSNSを調べて行動を予測するなど、普段の追っかけの様子が面白かった。
(図書館)

2019/12/14

ストーカーばりの行動力、分析力、洞察力、推理力で推しのトラブルを解決する女子高生日菜子と彼女に振り回される兄の翔平。この本読んで思うのは、個人情報保護、プライバシーの侵害、と騒ぎながら、自分でSNSに自分の情報をダダ漏れさせている愚かしさ。

2019/08/15

初読みの作家さん。スイスイ読めます☆いわゆる推しを追い掛ける女子高生のお話。推しというより、追っかけのほうがしっくりくるおばちゃん世代ですf^_^;短編集で、推しがクルクル変わります。ドラマ化したら面白そう！脳内再生は橋本環奈ちゃんでした。最後の首相のお話はちょっとうるっときましたー涙腺弱いです。続編ないのかなー⁇とにかく軽いのが読みたい時に最適な作品☆

2019/03/17

片想いではすまされない。ファンになりすぎてストーカーになってる。不法な手段で好きな相手の情報を得たからこそ探偵役になれているけど、やはり罪悪感のない行為は楽しく読めない。

2018/10/01

エンタメミステリィど真ん中．帯にある通り，退屈の解決のための書物也．その場合，キャラクタの立ち位置こそが重要だが，高二の女子高生と大学二年の兄とのシャーロック-ワトソンペアに果たして必然があるだろうか．