1,800円以上の注文で送料無料

つまをめとらば の商品レビュー

3.8

33件のお客様レビュー

  1. 5つ

    3

  2. 4つ

    18

  3. 3つ

    7

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2026/07/02

2018年(発出2015年) 274ページ 青山文平氏の第154回直木賞受賞作です。 『ひともうらやむ』 『つゆかせぎ』 『乳付』 『ひと夏』 『逢対』 『つまをめとらば』 の6作品からなる短編集です。 どの作品も味わい深い、興のある物語ですがいいなと思った作品は『ひともうら...

2018年(発出2015年) 274ページ 青山文平氏の第154回直木賞受賞作です。 『ひともうらやむ』 『つゆかせぎ』 『乳付』 『ひと夏』 『逢対』 『つまをめとらば』 の6作品からなる短編集です。 どの作品も味わい深い、興のある物語ですがいいなと思った作品は『ひともうらやむ』『乳付』『ひと夏』『つまをめとらば』の4編です。天下太平の争いのない世の中で、江戸時代の人々の生き様が感じられるような作品でした。男と女、女と女、男と男の間で繰り広げられる人間関係の機微もおもしろかった。図太い女性と遠慮がちな男性との対比がなんとも言えず、現代にも通じるものがあるかも。最後の作品は、BLチックなものを予想してしまいましたが、ちょっと違いました。

Posted byブクログ

2026/04/05

江戸時代後期の武士たちを描く六話の短編集。男と女は、結ばれて情を交わしたとしても、それでも分からぬ事もある。思いがけない困難や岐路に直面して、その理を悟る人たちの物語。

Posted byブクログ

2025/12/23

江戸時代の武士や町人の様子が生き生きと描かれ、したたかにあるいは折り合いをつけて各自の境遇を受け入れ、生を全うしている様に今も昔も変わらないのねぇとほっとした気もする。

Posted byブクログ

2025/11/18

江戸あたり、お武家男女の心理戦六篇。 各編主人公たちがイイ男だと思えるのはあまり武家武家してないからかも(なにそれ

Posted byブクログ

2025/10/08

なんかモヤッとします でも良いモヤッとです はい、というわけで続けてみんみんおすすめの青山文平さん 良いモヤッとって何よ!ってことですよね いや、あるのよ、あるある、良いモヤッと 頑張ってもうちょっと言語化してみる なんか、こう、中途半端な終わり方って言うのかな〜 でも、...

なんかモヤッとします でも良いモヤッとです はい、というわけで続けてみんみんおすすめの青山文平さん 良いモヤッとって何よ!ってことですよね いや、あるのよ、あるある、良いモヤッと 頑張ってもうちょっと言語化してみる なんか、こう、中途半端な終わり方って言うのかな〜 でも、あれよ?良い中途半端よ? いやだから、良い中途半端ってなんやねん! だから〜〜、あるんだって 良い中途半端 エビデンス? あるよ!ある! 青山文平さんの至極の短編集『つまをめとらば』です つまり読めば分かるってこと そう!嫁ば分かる(悪いモヤッと)

Posted byブクログ

2025/09/11

短編集でどれも短いが、登場人物がそれぞれ多様性を持ち引き込まれる。短編で終わらせるのは勿体無いと思えるものばかりでこの作者の力量を感じさせる。江戸時代という設定で無くても良いのでは、と思えるが遠い昔の時代の人間でも結局悩みはいつの世も変わらないのだと思えてそれもまた面白い。この作...

短編集でどれも短いが、登場人物がそれぞれ多様性を持ち引き込まれる。短編で終わらせるのは勿体無いと思えるものばかりでこの作者の力量を感じさせる。江戸時代という設定で無くても良いのでは、と思えるが遠い昔の時代の人間でも結局悩みはいつの世も変わらないのだと思えてそれもまた面白い。この作者の作品は全て読もうと思う。

Posted byブクログ

2025/04/25

2015年(下期)直木賞受賞作 江戸時代中期の下級武士の世界を描く 6話からなる短編小説 ①ひともうらやむ ②つゆかせぎ ③乳付 ④ひと夏 ⑤逢対 ⑥つまをめとらば 男より女の方が逞しく、活発。男は一歩引いた落ち着きを感じる。 好きなのは⑤逢対かな

Posted byブクログ

2024/07/15

著者、青山文平さん、ウィキペディアには、次のように紹介されています。 ---引用開始 青山 文平(あおやま ぶんぺい、1948年12月3日 - )は、日本の小説家。神奈川県横浜市出身。早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。 ---引用終了 で、本作の内容は、次のとおり。 ...

著者、青山文平さん、ウィキペディアには、次のように紹介されています。 ---引用開始 青山 文平(あおやま ぶんぺい、1948年12月3日 - )は、日本の小説家。神奈川県横浜市出身。早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。 ---引用終了 で、本作の内容は、次のとおり。 ---引用開始 去った女、逝った妻……瞼に浮かぶ、獰猛なまでに美しい女たちの面影はいまなお男を惑わせる。江戸の町に乱れ咲く、男と女の性と業。 ---引用終了 本作は、直木賞受賞作とのこと。 本作が受賞した頃の受賞作品を見ると、 第151回(2014年上半期) - 黒川博行『破門』 第152回(2014年下半期) - 西加奈子『サラバ!』 第153回(2015年上半期) - 東山彰良『流』 第154回(2015年下半期) - 青山文平『つまをめとらば』 第155回(2016年上半期) - 荻原浩『海の見える理髪店』 第156回(2016年下半期) - 恩田陸『蜜蜂と遠雷』 第157回(2017年上半期) - 佐藤正午『月の満ち欠け』 第158回(2017年下半期) - 門井慶喜『銀河鉄道の父』 第159回(2018年上半期) - 島本理生『ファーストラヴ』 第160回(2018年下半期) - 真藤順丈『宝島』 この中では、黒川博行さんの『破門』を、いずれ読んでみようかと。

Posted byブクログ

2024/06/12

江戸時代が背景で、お役が回ってこない下級武士たち。 それでもなまじ身分があるゆえお上と民衆に挟まれるような立場の苦悩があり、反対に、民衆はといえば身分の低さの苦労が描かれた短編時代小説です。 形や程度に差はあれど、現代にも通ずるものを感じます。 それぞれの章には救いのヒント...

江戸時代が背景で、お役が回ってこない下級武士たち。 それでもなまじ身分があるゆえお上と民衆に挟まれるような立場の苦悩があり、反対に、民衆はといえば身分の低さの苦労が描かれた短編時代小説です。 形や程度に差はあれど、現代にも通ずるものを感じます。 それぞれの章には救いのヒントになるような人物がおり、だいたいの話は出口が見えたような、薄日が差したようなラストになっていたように思えました。 個人的に 『乳付け』 ・初産で乳が出なく、自身の子どもに乳をあげられない母親が「乳付け」に悋気しながらの葛藤しつつも、その乳付けや夫、まわりの人情を描いたお話。 『逢対』 ・武士とは何かを識りたいもの、武士を地でいくものが「逢対」にてそれぞれの道を立てるお話。 の2話が特に好きな話でした。

Posted byブクログ

2023/09/01

江戸時代あたりの夫婦だったり恋人だったり男女関係から話が展開されて最後もそこにオチをつけるような短編集。時代ものは漢字が難しいのだけど、テンポ良く読めて面白かった。長編も読んでみたいかも。

Posted byブクログ