40歳から始める「脳の老化」を防ぐ習慣 の商品レビュー

和田秀樹【著】

2022/07/30

ブクログでおすすめ本の表示されて読んでみようと思った本。

「感情の老化」という表現は初めて聞いたが、なるほどと思いました。

『「歳だから」を言い訳にしない』、『「アレ」「ソレ」「「コレ」を使わない』は実践しようと思います。

その他75の習慣が提案されていて、見出しを読んで、いいと思うのを取り入れればいいと思う。

SNSの使い方は、最近読んだ「孤独のチカラ」とは真逆のことを言ってるし、「粗食系」より「肉食系」というのも、違うのではないかと思う。色んな説があるので、自分が納得できるものをうまく取り入れるしかないと思いました。

2022/02/28

The belief that "I can't overdo it because I'm old. I shouldn't overdo it" makes my body and brain more and more weak.
Therefore, it is important to use and train your body so that it does not decline.

2019/09/16

書いてあることはどれも「確かに。なるほど。」ということなのだが、どうも私とこの著者は合わない気がする。
自分にとって心地よく読みやすい本ばかり読んでしまうのも、「合わない」と思いながら、どこがどう合わないのか説明できないのも、脳の老化の始まりなのかしら………

2019/02/19

先日、初めて脳ドックなるものを受けてきた。幸いなことに、認知機能の低下も動脈硬化も萎縮も何もないと言われて一安心。

脳の老化は特に感じたことがないのだが、「どうも最近、クヨクヨと考えることが多いなあ」とは感じていた。この本を読んで、それは前頭葉の老化のサインなのかも、と思った。

感情のコントロールや自発性、意欲、創造性を司る前頭葉は、40代から老化を始めるとのこと。つまり人は体力、知力よりも感情から老化し始めるという。

やたらと怒りっぽいご年配の方というのは、もともとそういう性格なんではなくて、前頭葉が老化して感情のコントロールがきかなくなっているだけなのだろうか。

この前頭葉の老化を防ぐためには、「インプット（入力系）」よりも「アウトプット（出力系）」を鍛えるのが効果的なんだそうだ。

本書には、脳の出力系を鍛えるための方策がたくさん書いてある。まとめると、「我慢しないでやりたいことを積極的にどんどんやるべし」ということになるだろうか。

一つ一つはいちいちうなずけるものばかりだけど、これを全部実行していたらすごく困った大人が出来上がるんじゃないだろうか……と思ってしまった。

「時には恋をしてみる」とか「円満な生活はボケるリスクが高い」なんて言われてもなあ……（笑）。

個人的な発見としては、「肉には、感情安定ホルモンであるセロトニンの原材料が豊富に含まれているので、歳を取ると肉をたくさん食べたほうがいい」ということ。

最近いろんなところで「肉食のすすめ」みたいなことを聞くが、「なるほど」と思った。そういえば瀬戸内寂聴さんも肉をガツガツ食べていた。

書名のとおり、40代を迎えた人にオススメの本。

2018/11/05

前頭葉を老化させないように　出力系を鍛える！　日記やブログを書くのはよいらしい。わからないことは素直に聞き、愚痴を言わずに変化を楽しむ。人付き合いをよくして反骨精神をもつ。ささいなことは気にせず、常識・定説・伝統はまず疑う。我慢しない生活。のんびり歩く。笑う。