ロンリネス の商品レビュー

桐野夏生(著者)

2022/02/15

地方から出てきた学歴もなくキャリアもなくただ幾分かの可愛さを持った打算的で野心的なヒロインは、女盛りの時期に燃えられる相手に女としての履歴を重ねる。
男の方がいざとなったら度胸はないなと思いつつ、避妊はしろよと小声でつぶやく。

2022/01/20

前作と同じ主人公や設定であるものの、焦点？というか作品のカテゴリが違うところが、また面白かった。
二作続けて読んだ方が登場人物達の人間性がより見えてリアルに感じた。

2021/06/16

前作があったとは知らなかったが、前作を読んでいなくても読める内容だった

話は、子どもがいる働く母親の気持ちの揺れ、なので、

どうなるのか興味があって読み進めたけれど、

読後感はそんなに良くない

自分が傷ついたのに同じことをするのか、と主人公にがっかりした

この作者の作品の中ではいまいちだった

2021/02/15

ハピネスの続編。公に不倫が糾弾される昨今、ある意味、こんな恋愛もありだよね？と肯定して終わるという内容でした。夫の不倫は許せないけど、自分の不倫はバレないようにやるからみんな傷つかないはず、という考えが身勝手すぎで共感できず。美雨ママみたいに結果うまく収まるのはレアケース。そんなレアケースを夢見て不倫しているんだろうなと思ってしまった。

2020/11/25

タワマンに住む主婦の様々な葛藤。
憧れの良いマンションに住んでいるからって幸せとは限らないんだな。
まぁ、小説のお話で実際はどうなのか？だけど。

結婚してから別の愛に出会ってしまうのは幸せなのか？不幸せなのか？

2020/01/11

タワマンに住むセレブママを描く「ハピネス」の続編。

セレブママたちの崩壊が毒々しく描かれていて怖気てしまいました。
主人公たちには全く共感できないですが、特に仕事に対するいい加減さは受け入れられないです。
それにしても連載していた「VERY」の読者層に対しての煽りっポイところがすごいです。

2020/01/05

『ハピネス』の続編。２年後の設定。
人生の再生と自立を感じさせる前編の終わりだったが、本作では主人公が自ら混とんを深めている、、、
なんだかなぁ～、な、物語でした。

2019/10/08

タワマンあるあるを描いたハピネスの続編は不倫ドロドロ物語。内容怖さよりも主婦向け雑誌一の発行部数のVERYに連載されていたことがコワイ。

2019/06/13

日々の生活に満たされなさを感じ、それを打開する術を持たず、周りにどう思われているのかが価値基準の全て、みたいな生活を送るって、さぞかししんどいんだろうなぁ。
残念ながら出て来る人たちの誰にもあまり共感ができず、どこか冷めた目で見ながら読んだけど、そのしんどさまで否定する気にはなれない。
不倫することがいまの満たされない毎日から抜け出す術だと本気で思うのならすればいい（その裏で悲しむ人がいることは一旦置いておいて）。
でも、一時的な逃げならばその代償はあまりにも大きい。
いずれにしても、こんな生きづらさの形があるんだな。

2019/05/10

1年近く前に予約してやっと順番が回ってきたので、読んだ本の続きだったことも忘れてた。
そしてまた続く？