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超常現象 の商品レビュー

3.2

17件のお客様レビュー

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2022/01/11

NHKスペシャル「超常現象 科学者達の挑戦」の書籍化。普段、読まない種類の本なので、私の知らない世界を知れるのか?と期待して。 心霊現象(幽霊・死後の世界・生まれ変わり) 超能力(ユリゲラー・テレパシー・透視 などなど) について、科学者が真剣に検証しようと試みます。 結論は想...

NHKスペシャル「超常現象 科学者達の挑戦」の書籍化。普段、読まない種類の本なので、私の知らない世界を知れるのか?と期待して。 心霊現象(幽霊・死後の世界・生まれ変わり) 超能力(ユリゲラー・テレパシー・透視 などなど) について、科学者が真剣に検証しようと試みます。 結論は想像の範囲内ですが、今後、量子学等でもっと証明されるかも。アメリカの国防省がUFOの存在を認めたのも、この本の発行後ですし、ね。 最近読んださくらももこさんのエッセイの中で、凄く忙しく多くの仕事をこなしている時、一人でやったと思えず、字も少し違う時があると言っていた。 まだ説明できない何かはあるんでしょうね。

Posted byブクログ

2022/01/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2014年に放送されたNHKのテレビ番組3本を基にした一冊。 番組のスタンスは、超常現象を最先端の科学で徹底的に検証し、何がどこまで分かってきたのかを見極める。検証の結果、残された謎にも触れ、現代科学では「まだ」説明できない現象があったとしても、その事実を伝える。というもの。現代科学では説明できなくても、いずれ説明できるのではという考え方が興味深い。人、自然、物理現象には解明できない点が多くあるということか。実際、人の脳はほとんどが使われていないと言う話も聞くし。 番組はまず、130年の歴史を持つ心霊研究協会(SPR)とともに、イギリスの古城で起きる現象に挑む。夜中に突然冷気を感じるのは、恐怖を感じた人の身体が反応して体温が下がった可能性、磁気異常とともに発生する不気味なオレンジ色の光は電磁波の影響で幻覚を見た可能性が指摘された。 次のテーマは臨死体験と前世の記憶を話す人たち。これも脳の動きがカギだと指摘される。いろいろな情報から無意識に前世の記憶を作り出す「偽りの記憶」の可能性が挙げられている。しかし、それでは説明できないケースもあるらしく、これは未来の科学に解明が託された。 続いてはスプーン曲げ、ユリゲラーも登場。アメリカなどでは軍用に利用できないか、透視能力や念力?などが研究された時代があったらしい。遠く離れた、見たこともない敵の施設を透視した例もあるとか。最後にテレパシー、よく言われるのは双子など近い関係の二人で意思が通じ合うケース。何らかの不思議な力があるようだが、これも解明には至らず。

Posted byブクログ

2022/01/03

ユリ·ゲラーとか出てくる。 すごく真面目に科学的な検証を試みたNHK。ここまでやるか、みたいなね。 エピソードによって温度差があるように感じるのは気のせいかな。

Posted byブクログ

2021/09/06

2014年に計三回にわたってNHKで放映された超常現象を追った特番の書籍化。2021年の新潮文庫100冊のうちに選ばれているのを書店で目にし、選書の意外さもあって気になったので読んでみた。 「第一部 さまよえる魂の行方 心霊現象」「第二部 秘められた未知のパワー 超能力」に分け...

2014年に計三回にわたってNHKで放映された超常現象を追った特番の書籍化。2021年の新潮文庫100冊のうちに選ばれているのを書店で目にし、選書の意外さもあって気になったので読んでみた。 「第一部 さまよえる魂の行方 心霊現象」「第二部 秘められた未知のパワー 超能力」に分けてそれぞれのテーマに沿った取材の過程をつぶさに伝える。まえがきで「"人間とは何か"という命題に迫」ることを課題に掲げており、UFOのような直接人間に関わり合いのないテーマが除外されているのはこのためである。 前後半それぞれ4つのエピソードによって構成されており、「幽霊」「臨死体験」「前世の記憶」「超能力とトリック」「テレパシー」など、大きなくくりのなかに詳細な項目が設定されている。取材地はアメリカとイギリス、そして日本が少しばかり加わる。いずれも各地で心霊現象や超能力について研究しているか過去に携わっていた専門家を訪ねて聞き取り、ときには実験を催したりイベントにも参加する。本業では高名な科学者も多く本格的な研究とあってオカルト色は極力廃されている。研究者たちによると超常現象と報告されるものの99%は説明がつくが、残りの1%は現代科学でも説明できない不可思議な現象とのことだ。 通して読んでみて意外だったのは前半の「心霊現象」と後半の「超能力」にたいする取材者の温度差が見られる点である。取材前から先入観によってスタンスが異なっていたわけではなく、各パートの調査の結果として同等には扱えなくなったということだ。まず「心霊現象」については、巻末に収められている小説家との対談でも明かされるように取材の責任者は「心霊現象は存在しないのではないか」という心境に落ち着いている。実際、前半に登場する心霊関係の事象のほとんどは「脳の錯覚」として片が付いているようにも見える。一方、超能力については意識が量子に影響を及ぼしているのではないかという可能性が示され、超能力は科学的に未解明なだけで実在するのではないかという期待もうかがわせ、「心霊現象」とは扱いに差が生じていた。 超常現象を科学的に解明することがコンセプトなので予期してはいたが、実際の実験・調査はあまりカラフルなものでもなく、はっきり言って地味である。予算の都合もあるだろうが、全体として深掘りするでもなく駆け足に終わってしまった印象は否めない(取り組み方によってはユリ・ゲラーの検証だけでも一冊として成立するだろう)。ひとつ、本書の現実的な効能をいえば、幽霊に対する怖れが薄れるかもしれないということは挙げられる。

Posted byブクログ

2021/07/19

幽霊・超能力を科学で証明しようとNHKが独自取材で完成させた一冊。 科学的に証明できること、現代科学でも証明できない超常現象ことが世の中に存在しているのかと知ることができた。 何より感心したのは、取材班・研究をしている方々が諦めずに取り組んでいる姿勢だ。分からないことかを分か...

幽霊・超能力を科学で証明しようとNHKが独自取材で完成させた一冊。 科学的に証明できること、現代科学でも証明できない超常現象ことが世の中に存在しているのかと知ることができた。 何より感心したのは、取材班・研究をしている方々が諦めずに取り組んでいる姿勢だ。分からないことかを分からないとする、超常現象を不思議な現象とすることは誰にでもできるが好奇心を持ち諦めず何とか証明しようとする姿は現代人にとって見習うべきだと思った。

Posted byブクログ

2021/02/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

<目次> 第1部  さまよえる魂の行方~心霊現象  第1章  「幽霊」は未知なる存在か  第2章  「幽霊」を追い詰める科学者たち  第3章  「死後の世界」を垣間見た人々  第4章  生まれ変わりの子どもたち 第2部  秘められた未知のパワー~超能力  第5章  スプーン曲げはトリックだったのか  第6章  国家が認めた超能力  第7章  テレパシーと脳  第8章  すべての鍵は、人の”意識” <内容> 2014年にNKHスペシャルで放映された「超常現象~科学者たちの挑戦」の活字版。番組は知らずに見ていなかったが、NHKらしい真摯なアプローチであったようだ。第1部については、脳科学の進歩で「幽霊」は存在しないことが証明されつつあるようだ。第2部は、第8章で「量子」の話まで進んでしまうと、理解不能な感じなのだが、スプーン曲げはともかく、透視やテレパシーなどは、どうも人間の能力であるような感じだ。

Posted byブクログ

2020/09/06

思いつくだけの超常現象(超能力も含めて)を科学的に解明しようとした物.だけど,解明できたらいいのにねえと希望を未来につなげて終わっている.

Posted byブクログ

2020/01/21

超能力、幽霊、前世などを科学的に説明可能かを追ったノンフィクション小説。 普通の小説として読み応えがあった。 きっとまだ解明できないが、量子論などで説明できそうな気配のテレパシー等、未来への期待が高まる内容だった。 オカルト好きには物足りないかもしれないが、一般的な人には十分な内...

超能力、幽霊、前世などを科学的に説明可能かを追ったノンフィクション小説。 普通の小説として読み応えがあった。 きっとまだ解明できないが、量子論などで説明できそうな気配のテレパシー等、未来への期待が高まる内容だった。 オカルト好きには物足りないかもしれないが、一般的な人には十分な内容である。 学術的要素が強いので、正直???なところもあるが。。。(こういうとき理系が羨ましい) 高校生や大学生にもおすすめしたい本。

Posted byブクログ

2019/12/27

小学生のころ、はしかのように月刊ムーにはまった。今となってはこの手のものは全く信じていない。本書を手にしたのは、科学者たちの挑戦、という部分に惹かれたから。わからないものはわからないままにするというのが本書のスタンス。調査としては実に誠実。でもそのせいか、全体にモヤっとした感じが...

小学生のころ、はしかのように月刊ムーにはまった。今となってはこの手のものは全く信じていない。本書を手にしたのは、科学者たちの挑戦、という部分に惹かれたから。わからないものはわからないままにするというのが本書のスタンス。調査としては実に誠実。でもそのせいか、全体にモヤっとした感じが残る。

Posted byブクログ

2019/08/14

超常現象の謎に迫ります。 過去様々なテレビ番組がありましたが、この番組は本書を読む限り、まともでしょう。 超常現象があるかないかという結論ありきではなく、超常現象vs科学という単純な対立構造ではない部分は評価できます。 何か不思議な現象があると、すぐに超常現象やオカルト的なもの、...

超常現象の謎に迫ります。 過去様々なテレビ番組がありましたが、この番組は本書を読む限り、まともでしょう。 超常現象があるかないかという結論ありきではなく、超常現象vs科学という単純な対立構造ではない部分は評価できます。 何か不思議な現象があると、すぐに超常現象やオカルト的なもの、超能力だと信じる人はとても残念です。 そしていかに騙されやすい存在であるかも、よく注意する必要があるでしょう。

Posted byブクログ