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地獄くらやみ花もなき の商品レビュー

3.8

37件のお客様レビュー

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2020/10/23

面白かったー!コミカライズを読んで雰囲気が好きだと読んでみたのだけれど、面白かった。妖怪には全く明るくない私だけれど妖怪のこの暗さと容赦のない雰囲気はとても好き。人の気持ちの複雑さもとても惹かれる。そこに二人のキャラもとてもいいなー青司のだめっぷりに、彼をペットにしている皓さんが...

面白かったー!コミカライズを読んで雰囲気が好きだと読んでみたのだけれど、面白かった。妖怪には全く明るくない私だけれど妖怪のこの暗さと容赦のない雰囲気はとても好き。人の気持ちの複雑さもとても惹かれる。そこに二人のキャラもとてもいいなー青司のだめっぷりに、彼をペットにしている皓さんがとてもよい… 続きも楽しみ!!

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2020/09/04

余韻のある素敵な文章。ミステリーとしてもおもしろくて一気に読めた。 ただ登場人物の名前が読めない名前すぎて、ルビも最初の1回だけなので再度出てきたときに読めず少しストレス。それがよりラノベ感を醸し出すので普通の名前だったらいいのにと思う。

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2020/06/01

主人公の気質とノリツッコミみたいな地の文が苦手だなと思いながらも、話が面白いので読み切ってしまった。 終始苦手だなと面白いなを行ったり来たり。 話は本当に楽しいんだけど、結構な頻度でモヤっとして我に返ってしまうので入り込みきれず残念。

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2021/12/30

人が時々化け物に見えてしまう青児が出会ったのは恐ろしいくらいの美貌を持った青年、皓だった。わたしも恥の多い生涯を送っていると思うけれど、青児の過去を読んでいたらまだ自分の人生マシかなって思えてくる。重い話も軽やかなテンポでスイスイ進んでいく。皓と棘が今後どうやり合うのか楽しみ

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2020/01/24

期待していなかった …その分、面白く感じたのかもしれない 登場人物も、なかなか期待させる 続編を読みたくなった

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2020/01/08

表紙買いというか、帯買いしました。 探偵ではないので罪を犯した犯人は地獄へ。面白いミステリだと思いました。

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2020/01/01

初めましての作家さん。 タイトルが気に入って、妖しき美少年と絶望系ニートの “地獄堕とし”事件簿というのも気に入った。 色々微妙だったけど、デビュー作でこれなら全然大丈夫。 これはキャラと雰囲気を楽しむお話です。 逃げて逃げて逃げ回った果てに、鬼に捕まった青児 時にギョっとするほ...

初めましての作家さん。 タイトルが気に入って、妖しき美少年と絶望系ニートの “地獄堕とし”事件簿というのも気に入った。 色々微妙だったけど、デビュー作でこれなら全然大丈夫。 これはキャラと雰囲気を楽しむお話です。 逃げて逃げて逃げ回った果てに、鬼に捕まった青児 時にギョっとするほどグロかったりするんだけれど それでも住み込みでタダ働きとはいえ、 鬼に飼われる生活も悪くはないのでは?と思ってみたり・・・

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2020/03/14

「藍坊主」 嘘吐きなうえに何人もの人を。 彼女は母親みたいにはなりたくないと思い生きてきたのだろうが、道を踏み外した時点で同じ道もしくは彼女以上に過酷な道を歩く羽目になったのだろうな。 彼はきっと何かしら理由があるから自分にこんな罪を被せたのだと信じていたのだろうが、きっと何かの...

「藍坊主」 嘘吐きなうえに何人もの人を。 彼女は母親みたいにはなりたくないと思い生きてきたのだろうが、道を踏み外した時点で同じ道もしくは彼女以上に過酷な道を歩く羽目になったのだろうな。 彼はきっと何かしら理由があるから自分にこんな罪を被せたのだと信じていたのだろうが、きっと何かのタイミングで真実を知りあんな行動に出たのかもしれないな。 「鵺」 不幸が舞い込むようになったのは。 一人一人が役割分担をしたかのように彼女を心身共に痛めつけ最終的にはその命まで奪った後も、彼女を貶める様な言葉を放つなんてどうかしているだろう。 自意識過剰なのはいいが慢心し過ぎると痛い目に合うのは自分であるという典型的なパターンだったが、着眼点は良かったが人の心が読み切れ無かったのが敗因だろうな。 「以津真天あるいはエピローグ」 鏡に映った彼の目に映る自分の姿は。 いくら友人であったといえど相談も無く、印鑑を盗まれ逃げる前提で保証人にした手上げられたうえに自分の命を狙われたとなるとな。 確かに彼は友人であった者の死を見て驚き逃げ出してしまったが、それは普通の事であるだろうし彼の身に降りかかった事を考えると第一発見者にならないのが一番かもな。

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2019/08/22

ときどき人が化け物に見える遠野青児が放浪生活中に迷い込んだのは、牡丹の着物をまとった美青年・西條皓の住む洋館。彼はその特技を買われ、彼の助手として働くようになるのですが…。妖ものといったら憑き物落としを想像してしまいますが、これはまた違ったアプローチ。分類としてはホラー風味のミス...

ときどき人が化け物に見える遠野青児が放浪生活中に迷い込んだのは、牡丹の着物をまとった美青年・西條皓の住む洋館。彼はその特技を買われ、彼の助手として働くようになるのですが…。妖ものといったら憑き物落としを想像してしまいますが、これはまた違ったアプローチ。分類としてはホラー風味のミステリでしょうか。青児の見えるもの、皓がすること、二人の関係等、想像以上に楽しんで読み進めていました。皓の仕事柄、内容は陰鬱なものなのですが読みやすかったです。是非続巻も読んでいきたいです。

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2019/07/29

人の罪が妖怪の姿で見える青児が行き倒れ寸前で迷い込んだ洋館。そこは罪人を地獄へ送る“代行業”の皓の館で成り行きで彼は助手として働く事になる。洋館には怪奇現象に悩む人が訪れ皓がその裏に潜む罪を暴く流れなんだけど「青坊主」は説明回で軽め。「鵺」が本番といった所。罪が妖怪の姿で見えるか...

人の罪が妖怪の姿で見える青児が行き倒れ寸前で迷い込んだ洋館。そこは罪人を地獄へ送る“代行業”の皓の館で成り行きで彼は助手として働く事になる。洋館には怪奇現象に悩む人が訪れ皓がその裏に潜む罪を暴く流れなんだけど「青坊主」は説明回で軽め。「鵺」が本番といった所。罪が妖怪の姿で見えるから便利という訳ではなく、罪の指摘はあくまでも推理で、なのが面白かった。手掛かりが全て提示される訳ではないので怪しい風味の軽いミステリといった感じ。この雰囲気や因縁の相手、棘登場の展開とか二人の関係とか好みだし紅子さんは何物か?などの謎もあるので次があるのは嬉しい。

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