地獄くらやみ花もなき の商品レビュー
2018年出版。シリーズ第一巻、である事は読了後に知った。半分ほど読んだ時点では、「何だか中途半端な?設定のような…」という思いが強くイマイチだったのだが、段々と惹き込まれていった。かなりグロい描写も少なくない。人の暗黒面が当然の如く描かれるので、楽しい読み物とも表現出来ない。そ...
2018年出版。シリーズ第一巻、である事は読了後に知った。半分ほど読んだ時点では、「何だか中途半端な?設定のような…」という思いが強くイマイチだったのだが、段々と惹き込まれていった。かなりグロい描写も少なくない。人の暗黒面が当然の如く描かれるので、楽しい読み物とも表現出来ない。それでも惹き込まれるのは面白い。読了時点では、第二巻も読もう!と決めていた。
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良くも悪くもラノベ感(ラノベは好き)。 まだ生きているのに地獄に堕とされてしまう人々の話なので、その罪に見合う、中々にエグい展開が待ち受けるのだが、なんか軽い。罪を犯す人々の背景が薄く、新鮮味がないからだろうか。ふわふわした青児のキャラクターも好みではなかった。これから深掘りされ...
良くも悪くもラノベ感(ラノベは好き)。 まだ生きているのに地獄に堕とされてしまう人々の話なので、その罪に見合う、中々にエグい展開が待ち受けるのだが、なんか軽い。罪を犯す人々の背景が薄く、新鮮味がないからだろうか。ふわふわした青児のキャラクターも好みではなかった。これから深掘りされていくのだろうけど…
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既に漫画で読んでいるが、原作が読みたく拝読。 皓のペースがクセになる。わたしも青児のように、自分の不幸を他人のせいにせず、自分のことを自覚して生きていきたい。
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この年までくると、妖怪の名前もほとんど聞いたことがあるので、この本ではこう描くかーと思ってしまう。 こちらは人の死に方がちょっとエグい。 このまま気持ち悪いとやめるにはおしい。もう少し読んでから決めたい。 最後の参考図書に京極夏彦の名前があったのに笑った。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ただのニートじゃなかった。 ペットだった。 紹介が助手からどんどん格が下がっていくのが面白い。 青児さんの扱いが面白い。 欲を出しすぎたと思うか、渇望するものを得られなかった事を哀れむか。 でも地獄に墜ちたのは自業自得だと思う。
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京極夏彦作品を読んだ後だったので 全く期待せずに、ラノベっぽいのかなぁなんて軽い気持ちで読み始めましたが 甘くみてました、スミマセン面白かったです 著者さんの妖怪や古典の知識も勉強になりました その館に迷い込んだ人は罪を犯した人 罪人が妖怪の姿に見えてしまう体質の 金も運も職も...
京極夏彦作品を読んだ後だったので 全く期待せずに、ラノベっぽいのかなぁなんて軽い気持ちで読み始めましたが 甘くみてました、スミマセン面白かったです 著者さんの妖怪や古典の知識も勉強になりました その館に迷い込んだ人は罪を犯した人 罪人が妖怪の姿に見えてしまう体質の 金も運も職もないネカフェ難民の遠野青児が出会ったのは 人手不足の地獄の使者に代わり 地獄代行業として罪人を地獄に送る 謎の少年、西條皓 青児の視点で物語が進んでいくのですが この青児のキャラがとても好感が持てました ミステリーとホラーの中間くらいのお話で とても読みやすかったです
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面白かったです!青児の性格に好感が持てたし主人の皓から嫌味ではなくさらっと助手から降格していく様子も良かったです(笑)お話も読みやすくて良かったですが人物描写に物足りなさを感じてしまいました。まだ1巻を読んだだけなので続きを読むのが楽しみです!
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遠野青児は職なし文なし宿なし三重苦を抱えた上、所持金も底をつく寸前だった。公園に配給目当てに向かうはずが道に迷う。迷った先で行き着いたのは立派な洋館とそこの主・西條皓だった。 三重苦な上に人脈もなく、運もなく、勘も悪く、ないことずくめの青児。唯一授かった能力は人の業を妖怪として見...
遠野青児は職なし文なし宿なし三重苦を抱えた上、所持金も底をつく寸前だった。公園に配給目当てに向かうはずが道に迷う。迷った先で行き着いたのは立派な洋館とそこの主・西條皓だった。 三重苦な上に人脈もなく、運もなく、勘も悪く、ないことずくめの青児。唯一授かった能力は人の業を妖怪として見る目。 妖怪の王様の息子で博識でつねに微笑を浮かべているがS気があり、発言に毒がある皓。周りにいるのは紅子だけ。 ご主人様と飼い犬の凸凹バディ。別に青児がいなくても皓は困らないだろうが、いないと物足りない存在なんだろうな読者としても思う。2人のやり取りはほのぼのしていると言っていいが、扱っている案件は地獄くらやみ花もなしだ。めでたしめでたしのハッピーエンドが好きな人は後味の悪さしか感じないだろう。今回の相談者ほぼほぼ情状酌量の余地のないバッドエンド直行コースなのでざまあみろと思ってしまった。しかもいろんな妖怪が恐ろしく、禍禍しく、容赦ない所が個人的にはよかった。
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ぬらりひょんの孫以来の名前だな。 しかしこちらは息子さん。 無情ではない、しかし甘さはない。 あんまり幸せにはなれない。
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