イスラム流 幸せな生き方 の商品レビュー

常見藤代(著者)

2019/08/23

報道で接して出来上がってしまったイスラム教の固定概念を払拭するのに時間が掛かりましたが読んで良かったです。

テロのイメージばかり、戒律が厳しく女性も虐げられているよう、の印象でしたが、
どんな結果も神の思召になり生きやすいと思います。
おおらかで慈悲深い、驚きました。

何故日本はこれらの事を報道しないのでしょうか。

過酷な砂漠で生活するおばあさんが出てきますが
子供を産み育て、先立たれてしまっても
神に全てを委ねて生きている心の平穏さを
とても羨ましいと思います。

2019/08/03

めちゃくちゃわかりやすくイスラム教やイスラム圏で暮らす人々の生活について解説している一冊です！

なんとなく現状の生活が生きづらいな…と感じている人には特に読んでほしいと思いました。

生きるって本来はもっとシンプルなこと。
欲と節制は我々人類にとって永久のトピックなのかもしれません。

2019/06/18

宗教観をある程度知るのはなかなか難しいと納得。すべてを神にゆだねようという一神教。男女を別の世界に置く社会。その中での女性の在り方。キリスト教の中世との違いを知りたい。

2019/02/03

かなり読んで良かったなと思える内容でした。
西加奈子さんの#サラバ を思い出したけど、あの物語のエジプトの人たちの人懐っこさは本当だったのかと。
イスラム圏は治安が良いとか、（もちろん紛争地域など治安が悪い箇所もあります）親切さの度合いが日本人の常識を越える温かさだったりとか
読まなければ知らなかったことが多々ありました。
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この本ではよく報道される過激派や紛争のことについては触れていません。
実際、あれは本当にイスラム圏の一部だろうし、ムスリムの人口は増え続けているといいます。
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「イスラムは生きることを楽にし、人を幸せにする教え」
著者のムスリムのご友人の言葉がものすごい刺さりました。
「中東はいつも戦争ばかりして危ない所だと日本人は思っているだろう。でも日本では毎年3万人も自殺してる。日本人同士がお互いに殺し合ってるようなものじゃないか。日本はちっとも安全な国じゃない。」
イスラム教は自殺は宗教上とても重い罪になるそうですが、それ以上に家族の絆が強いようで。
貧しい地域でも自殺は少ないそうです。
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私から見ると規律ばかりの宗教で生きづらそうなイメージがありましたが
そのイメージが180度変わりました。
もちろんこれが全てではないはず。
でも日本人はもっと視野を広げていろんな国のことをもっと知ってもいいんじゃないかと思わされます。
うまく伝えられないけどイスラムに興味なくても読む価値ありな本。

2018/09/10

堅苦しくなく　わかりやすい話なので
理解はできるんだけど
あまりにも　日本人の感覚とは
かけ離れてるんだな　とも実感する
イスラムの来世が魅力的に思えないところが
日本人なんだろうな　と

2018/09/01

イスラム関連に興味があるので読んだが駄作。本書では著者が感じたイスラムの良さを延々と説いているが、その著者がイスラム教に改宗してはいないようだ。なぜ、改宗しないのか、そこを掘り下げていたらもう少し意味のある本になっていたと思う。