脇道にそれる の商品レビュー
パンク〜の本で紹介されていたので中古を買って読んだ。 自分の読書のレベルが低く、内容が理解できるところは一部しかなかった。しかし、好きなストーリーがあった。第4章の脇道にそれる「私たちはただ生き、ただ死ぬという道を踏み外している」が好きだった 一般的には規格品を作れるような能力...
パンク〜の本で紹介されていたので中古を買って読んだ。 自分の読書のレベルが低く、内容が理解できるところは一部しかなかった。しかし、好きなストーリーがあった。第4章の脇道にそれる「私たちはただ生き、ただ死ぬという道を踏み外している」が好きだった 一般的には規格品を作れるような能力を習得することが良いとされている。 そのため、障害者施設でも規格品を作れるように訓練させていることが多い。 そうではなく、鹿児島県のしょうぶ学園では、「やりたがってないことを無理強いさせるのは違う」と考え、その人が好きなことフォーカスしている。当たり前に他人と比較して三を見いだして埋めたがる行為をやめている。 当たり前と思っていること再度考え、自立に対して定義しなおていた。 まだまだ読み足らず言語化が難しいが、この章から「自立とはなにか」、「生きるとはなにか」のヒントがあると思う。
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誰とも取替の効かない自らの固有性に着目しない限り、自分の人生は始まらない。 問題を解決することは、自分自身と向き合い対話することを放棄する。問題解決に価値がないわけではないが、それだけを重視して結果的に苦しむのなら、問題を解決することに執着すべきではない。
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"私はあなたことはわからないが、私の中にある「あなた」はわかる" 他者は理解できない、他者性を理解する。
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▼手の行為それ自体が思考なのだ。(p.57) ▼自己実現とは思いもよらぬ自分の姿を知っていくことではないか。(p.161)
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脇道へそれ、正しさを手放してどうなるか? 人に出会うのだと思った。べてるの人、二重被爆者の山口さん、しょうぶ学園の人、木彫り職人。そして尹さんの家族に。何かがやってくるところの汀に立って、耳をすませているような。
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