小学校音楽科の学習指導 三訂版 の商品レビュー
音楽の授業づくりに悩んでいたとき、知り合いの大学の先生にお薦めしていただいた1冊。 生成の原理とは、自分の外側に音楽を生み出すことと連動して自分の内側(思考、イメージ、感情等)も新たに変化していく考え方をさす。演奏や作品をつくることが、内面と結びついて行われるということがポイン...
音楽の授業づくりに悩んでいたとき、知り合いの大学の先生にお薦めしていただいた1冊。 生成の原理とは、自分の外側に音楽を生み出すことと連動して自分の内側(思考、イメージ、感情等)も新たに変化していく考え方をさす。演奏や作品をつくることが、内面と結びついて行われるということがポイントともかかれていた。 単元構成の枠組みとして、経験→分析→再経験→評価という形が示されている。 経験…誰でもすぐにできる活動+特定の音楽要素に向くような環境づくり(気づかせる) 分析…音楽的な意味を見出す段階(ここがイメージを持つ) 再経験…イメージをもとに表現する 評価…経験と再経験との自分の違いを自覚する。相互交流、アセスメントシート、批評文など こういった形を一つ知っておくことで、音楽の授業づくりをする際に、参考にできると感じた。他教科と共通するのが、教材を教えるのではなく、教材で教えるというイメージ。2学期からの授業作りに活かしたい。
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