ツァラトゥストラはかく語りき(文庫版) の商品レビュー
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ニーチェをこれまで読んだことがなく、この本が初めてだったため、この漫画での解釈が正しいのかは分からないけれど、なんとなくエッセンスは掴めたような気がする。 極端かもしれないが、この社会は欺瞞に満ちており、神は人類が作り上げた妄想に過ぎず、ニヒリズムに屈した末人がまぁまぁの生活に満足し社会を支えている。この世は巧妙に搾取する社会システムになっている、このように解釈した。 これを読み、末人として生きていくのか、それとも超人を目指すのか、という問いが自分自身に突きつけられた気がした。 永劫回帰という考え方に触れられたことで少し勇気をもらえた気がする。 今回この漫画を読んでエッセンス自体は掴めた気はしたが、やはりこの本だけでは理解が不足していると思うのでオリジナルを読みたいなと思った。 また、これまでの用語の解釈を少し間違えていたようなのでこの機会に再度確認してみようと思う。 ▼用語確認 ルサンチマン 〘 名詞 〙 ( [フランス語] ressentiment ) 怨恨、遺恨、復讐感情。 特に、ニーチェの用語で、弱者の強者に対する憎悪をみたそうとする復讐心が、内攻的に鬱積した心理をいう。 ニヒリズム 虚無主義や価値喪失を意味し、重要な価値や生きがいなどが虚しく価値がないという後ろ向きなメンタリティを指す。 末人 憧れを持たず傲慢とルサンチマンに身を委ねて生きる人間を指す。 超人 永遠回帰や生きている価値がないという事実に負けて無気力になるのではなく、まずその現実を直視し、自分の運命を愛する強い存在。 永劫回帰 経験が一回限り繰り返されるという世界観ではなく、超人的な意思によってある瞬間とまったく同じ瞬間を次々に、永劫的に繰り返すことを確立するという思想。 (苦しい過去も楽しい過去もすべて肯定的に捉え、その過去を踏まえてこれから最善の行動をとるべき。) ▼目次 第1章 神は死んだ 第2章 ニヒリズムと末人 第3章 永劫回帰と超人
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古典を漫画で分かりやすく読むということが価値の本。たぶん原作の時代背景、求道の描写があってこその、メッセージなんだろうな。このストーリーだと、割と普通じゃん?という感じ。
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動物にとって諦めは死を意味する。人間はあきらめても死なない世界をつくった。頑張らなくてもいい世界で楽をして生きることはかりを考えている人間、それが「末人」。 負けゲームの永劫回帰が嫌なら、どこまでもチャレンジし続ける必要がある。
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原書のエッセンスが充分理解できる。神は死んだ。まさに資本主義におけるサラリーマンのほとんどがそのように仕事ををしている。
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ツァラトゥストラの内容を一通りでも理解しておかないと、浅い理解のままだと何をいっているか真に理解できないか、、?
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神という存在をわかりやすく伝え 神にすがらず自らの力で切り開こうとする 人間を育て育む上で最適な書物と言える。と僕は思った しかし、そうとは言うものの神というものを全く知らぬ存ぜぬで本書を鵜呑みにするのは危険であり本質的ではない。とも言えると僕は描き示しておきたい。 世界各国から...
神という存在をわかりやすく伝え 神にすがらず自らの力で切り開こうとする 人間を育て育む上で最適な書物と言える。と僕は思った しかし、そうとは言うものの神というものを全く知らぬ存ぜぬで本書を鵜呑みにするのは危険であり本質的ではない。とも言えると僕は描き示しておきたい。 世界各国から多くの人達が稲荷神社に訪れる様は 次の時代のヒントに塗れているなぁ。と 最後に記して本書読後の感想としたい。
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まんが学術文庫 シリーズ ●ツァラトゥストラはかく語りき ●カラマーゾフの兄弟 ●六韜 ●政談 ●幸福について ●罪と罰 ●歎異抄 ●群衆心理 マンガで読破、シリーズが、いや、そのシリーズが、というわけではないですが(編プロが一緒?)マンガシリーズが講談社から出始めました。 ...
まんが学術文庫 シリーズ ●ツァラトゥストラはかく語りき ●カラマーゾフの兄弟 ●六韜 ●政談 ●幸福について ●罪と罰 ●歎異抄 ●群衆心理 マンガで読破、シリーズが、いや、そのシリーズが、というわけではないですが(編プロが一緒?)マンガシリーズが講談社から出始めました。 高校は、これも買っといたほうがいいでしょう。 2018/11/01 更新
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