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トポスとしての図書館・読書空間を考える の商品レビュー

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2020/12/15

自分の興味のある論考を読む。パブリック・ライブラリーのアメリカでの歴史的変遷は面白かった。好きな解釈は「コミュニティにたいして、あるいはそうしたコミュニティの明確な部分にたいして、全般的な性格の図書館サービスを無料で提供するという責任を、公式に担っている図書館、あるいは自発的に担...

自分の興味のある論考を読む。パブリック・ライブラリーのアメリカでの歴史的変遷は面白かった。好きな解釈は「コミュニティにたいして、あるいはそうしたコミュニティの明確な部分にたいして、全般的な性格の図書館サービスを無料で提供するという責任を、公式に担っている図書館、あるいは自発的に担っている図書館」がパブリック・ライブラリーというもの。かっこいい。 とはいえ、おわりに、パブリック・ライブラリーにこだわることは、多様な図書館現象を見逃すだけでなく、今後の図書館を創造していくうえで、建設的な議論がしにくいと指摘もある。様々な図書館を見て、パブリックについて考えたい。

Posted byブクログ