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星降プラネタリウム の商品レビュー

3.8

8件のお客様レビュー

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2024/05/12

故郷から逃げた主人公が何の因果かプラネタリウムの解説員になり、故郷と向き合う話。 なぜ人は星を見るのか。それぞれの答えがあってそれぞれの物語がありました。素敵です。

Posted byブクログ

2024/01/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

『人は何のために星を見るのでしょうか。』 自分の思い出が変わってしまうことがつらくて 変わりゆく景色を見続けられなくなり 目を背けてしまう主人公。 “変わる“ことは時に寂しさを感じてしまうことが あるかもしれません。 自分たちが過ごしてきた時間が無駄だったように感じてしまい受けとめきれないときもあります。 そのときは何も考えられなくて、 どうしていいかわからなくなってしまうけれど、 時間が経ってから振り返ると悪くなかったと思うことも少なくない気がします。 そんな状況にある人に、 そんな言葉をかけることはできないけれど “変わる“ことは悪いことばっかりじゃないと 思いたいし、そう思えるように行動していくことが大事なのかなと思いました。

Posted byブクログ

2023/05/20

宇宙や星のことが好きな人が読むと面白いんだろうな、と思いました。 興味が無い人は共感するのは難しいですね( ;∀;)

Posted byブクログ

2021/12/25

人は色々なことを思いながら星を見るのですね。 自粛終わったらプラネタリウムを見に行きたくなる、また夜空を見上げたくなる小説でした。

Posted byブクログ

2020/03/08

施設運営部プラネタリウム事業課天文係―それは、5月上旬に新入社員研修を終えた渡久地昴が告げられた配属先だった。希望とは違う部署で働くことになった昴は、先輩である望月にプラネタリウムのコンソールボックスへ案内された。上映が始まると、指先一つで宇宙を操り、観客に星の解説をする仕事を目...

施設運営部プラネタリウム事業課天文係―それは、5月上旬に新入社員研修を終えた渡久地昴が告げられた配属先だった。希望とは違う部署で働くことになった昴は、先輩である望月にプラネタリウムのコンソールボックスへ案内された。上映が始まると、指先一つで宇宙を操り、観客に星の解説をする仕事を目の当たりにする。「人は何のために星を見るのでしょうか」その答えを知るために、故郷を捨てた己と向き合っていく。

Posted byブクログ

2019/10/27

■星が生まれる場所を知っているか――それは星の魔女の指先からだ 新入社員の昴が配属された先――それは、渋谷のプラネタリウム施設だった。希望とは違う所で働くことになった昴が「人は何のために星を見るのか」その答えを知るために、故郷を捨てた己と向き合っていく。

Posted byブクログ

2019/12/21

初めての作家さん。 全く知らず、偶然手にした本でした。 失礼ながら期待値は低かったのですが、完全に裏切られました。色んな要素が、いま自分が読みたい&読みやすい程度にまとまっている感じで、言うなれば「すごく適度」な1冊でした。なので甘めかもですが★5つ。 星って想像力をかき立てら...

初めての作家さん。 全く知らず、偶然手にした本でした。 失礼ながら期待値は低かったのですが、完全に裏切られました。色んな要素が、いま自分が読みたい&読みやすい程度にまとまっている感じで、言うなれば「すごく適度」な1冊でした。なので甘めかもですが★5つ。 星って想像力をかき立てられますねぇ。

Posted byブクログ

2018/09/20

気持ちを緩めたまま安心して読める、穏やかな感じの本でした。また、久しくプラネタリウムに行っていないので、久しぶりに行って見たくなりました。どこかで星の魔女にあえるといいと期待しつつ。 デジタル版のプラネタリウムを初めて見たとき、球状のドームに映し出される映像に迫力を感じつつ、プ...

気持ちを緩めたまま安心して読める、穏やかな感じの本でした。また、久しくプラネタリウムに行っていないので、久しぶりに行って見たくなりました。どこかで星の魔女にあえるといいと期待しつつ。 デジタル版のプラネタリウムを初めて見たとき、球状のドームに映し出される映像に迫力を感じつつ、プラネタリウムという言葉で思い浮かぶ神秘的な雰囲気とはちょっと違うかなという印象でした。よりエンターテイメントに近い感じで、完成度は高いけど、同じプログラムは一度見ればいいかなという感じ。 解説員の話による投影はその時の話題とかいろいろ考えられて面白いけれど、天文とか天体観測とか興味で調べだすと、話される内容もおおよそ知っていることで、星座とかの話も定番に思えてきます。それでも、話す人の話術とかを期待させられるところがあるし、最近のプラネタリウムの進化と相まって、なかなかに侮れないものがありますね。 結局、いろいろと行かない理由を考えつつも、時折非常に行きたくなるのは、やはりなにかが潜んでいるからなのだろうか、と。

Posted byブクログ