世の中の真実がわかる!明解会計学入門 の商品レビュー
本書の内容を鵜呑みにせず、「著者の主張は理論の内の一つに過ぎない」と言うことを念頭に読むなら、会計学、経済学について学べることもある一冊。 どこかで「日本の借金は1000兆円なんて大嘘!本当はたったの120兆円」というような話を知り、本書で詳しく解説されていると聞いて手に取った...
本書の内容を鵜呑みにせず、「著者の主張は理論の内の一つに過ぎない」と言うことを念頭に読むなら、会計学、経済学について学べることもある一冊。 どこかで「日本の借金は1000兆円なんて大嘘!本当はたったの120兆円」というような話を知り、本書で詳しく解説されていると聞いて手に取った。 そのため会計学の本としてより経済学の本として読んだ感想となる。 上述の借金については第4章「「国の決算書」を読んで見る」で語られている。 この点については納得は出来ないが理解はできる内容であり、経済学について知見を深めようと思う良いきっかけとなった。 ただ、全体的に断定した言い回しが目立つことや論拠についてほぼ触れられていないことは入門書として残念な点。 入門書を名乗っているからあえて理論などを持ち出さなかったとも捉えられるが、断定した言い回しも含め、むしろ「会計学、経済学に明るくない者を自身の理論に誘導しようとしている」ように私には感じた。 ちなみに気になって調べてみたところ、本書の著者高橋洋一はリフレ派を名乗りMMT(Modern Monetary Theory / 現代金融理論)は経済理論ですらないと主張している。 しかし本書だけではMMTを論拠にしてるのと何が違うのか伝わらなかった。(本書でそれらの用語は出てこない)
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会計学がわかるようにはなりませんでしたが最後まで読むことはできました。 会計学上、日銀は政府の子会社と考えるとよいなど勉強になることも多かったです。
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仮に、あなたが洋服を買ったとして、そのお金はどこから来たものなのか。 お金がふって湧くはずはないから、自分で稼いだか、人から借りたか、何かしら「お金の出どころ」があり、そのお金を「洋服」という形に変えたはずだ。 複式簿記では右側と左側とで、「1つのお金の取引」を表す。 今の...
仮に、あなたが洋服を買ったとして、そのお金はどこから来たものなのか。 お金がふって湧くはずはないから、自分で稼いだか、人から借りたか、何かしら「お金の出どころ」があり、そのお金を「洋服」という形に変えたはずだ。 複式簿記では右側と左側とで、「1つのお金の取引」を表す。 今の例でいえば、稼いだお金もしくは借金は右側、それで得た洋服は左側に入る。 これから財務書類を読む知識を身につけていくうえで、まずはこの「複式簿記」の基本を覚えておいてほしい。 ⇒ 完全に大切そうだからメモってるだけ。 大切そうに感じたのは、 ここを抑えておかないとこの後の話わかんなくなりそうって思ったから。進める欲求だね 一方、お金を出してもらう側の BSと PLはどうなるか。 これは前章の内容とも重複するが、おさらいもかねて説明しておこう。 BSの右側の「負債」には借りた金額が入り、「純資産」には出資してもらった金額が入る。 出資は純資産になる! 貸付は負債になるよ!
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<目次> はじめに プロローグなぜ会計なのか 第1章最低限、知っておきたい、会計の基礎知識 第2章会計がわかれば、金融&税金もわかる 第3章財務諸表を混んでみる 第4章国の決算書を読んでみる 簿記3級、2級の勉強のモチベーションアップの為に 購入。 少し簡単すぎました。
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会計の入門書。BS/PLはもちろん、不良債権とは何か、企業の財務状況の見方など、噛み砕いて説明されている。薄い本だが、入門書としてはちょうどよいと感じた。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
R:なんでこの本に興味を持った? 仕事においてお金の意識をもっと持てるように会計の勉強したいと感じているから。 その中で普段仕事をする上で意識すべきことがあるのか知りたいから。 A:読んでどうだった? かなりわかりやすくBSとPLの解説がされていて、本書1冊読んでおけば最低限の知識は得れると思う。Amazonでたまたま安かったから購入したが会計学の本として1番初めに買っておけばよかった。 P:心に留まったフレーズ・キーワード ・BSは際立って額が大きい数字を読む。 ・資産になっていないお金は「現預金」。 ・クラウドファンディングが銀行業務をつぶす可能性。 ・お金持ちのタイプも観察してみる。(フロー or ストック) ・メディアを鵜呑みにせず、1次情報を見る。 A:この本を読んで何か行動するか? まずは自分の会社と気になる企業のBSとPLを眺めてみよう。
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非情にわかりやすい。 財務に関わる仕事をしている側からいえば初歩的すぎるかも。 でも最低限おさえておくべきことは何かがしっかりと書かれているのでわかりやすく復習できる。 しかし、世の中には会計のわからない人が実は山ほどいる気がする。 なんなら経営者や財務・経理にかかわっている人...
非情にわかりやすい。 財務に関わる仕事をしている側からいえば初歩的すぎるかも。 でも最低限おさえておくべきことは何かがしっかりと書かれているのでわかりやすく復習できる。 しかし、世の中には会計のわからない人が実は山ほどいる気がする。 なんなら経営者や財務・経理にかかわっている人でもわかっていない人はいるのではないかと思う。 この本に書かれていることぐらいはわかっておいた方がいい。 社会人のリテラシーとして。 会計というのは基本B/SとP/Lがわかればよい。 実はP/Lは簡単。簡単といっても用語とか知らなければわからない人はわからない。 むずかしいのはB/S。 むずかしいといっても一旦わかってしまえばどうってことはないのだが、わかんない人や苦手意識のある人にとってはさっぱりわからんのではないかと思う。 B/Sを簡単にいうと、調達したお金を何かに変えるというビジネスを右と左であらわしたもの。 右側で調達したお金が左側に運用されているという関係性をつかむ。 右=調達(負債・純資産)⇒左=運用(資産)という感じ。 あとは、B/Sとはある1つの地点の数字でありストック。 負債と純資産の違いはいずれ返さなくてはいけないか返さなくてもよいかの違い。 P/Lは一年でどれだけ売り上げてどれだけ費用を使ってその差額(利益)がどれだけあったかをあらわすものでフロー。 あとは、その財務書類から何がわかるかが書かれている。 いろんなものがわかるが、重要なポイントをつかめるようにと書かれている。 最後には、国の財政も結局は企業会計と似たようなものだということ。 それでも国の借金が・・・という記事に一喜一憂する国民が多いということはやはり会計がわかっている人間なんてほとんどいないということなのかもしれない。
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