はじめての金融リテラシー の商品レビュー

奥田真之(著者),大藪千穂(著者)

2022/12/28

図説が多めで分かりやすくまさに教科書という感じ
コラムがいくつかあるので、それだけでも要点がまとまっているので振り返り読んで理解が深まりそう。

2021/11/30

金融とはお金の持っているところから足りないところに融通することです
私たちの関係がどうお金を使うかが、景気の良い点悪いを決める大きなカギになります

2021/09/02

私たちはお金を使って生活に必要なモノやサービスを買っています。そして買ったモノやサービスによって欲求を充足しています。お金は限りがあるので、持っている範囲でできるだけ満足感（効用）が大きくなるように工夫しているはずです。

電子マネーや仮想通貨って何？
仮想通貨は値動きの激しさに魅力を感じ、自分のお金を短期間で大きく増やしたいと考える人が参加する投機的な商品としての性格が強いといえます。

人生に貯め時ってあるの？
人生の3大費用である教育費（1114万円）、住宅費（3898万円）、老後費用（5719万円）だけでも1億円でもかかってしまいます。生涯賃金は約2億6000万と言われています。一方使うお金は、約2億2千万円です。4,000万円の資産が残る計算になります。

老後の時間が長くなっていることから、結構前から少しずつ準備しておく必要があります。子供が小学生の頃が最も教育費かからないので、この時期が最後の貯め時になります。

ところが最近のライフサイクルは、平均寿命の伸長に伴い、人生が長期化しているうえに、晩婚化、晩産化が進み、以前とは異なっています。平均的なライフサイクルは、結婚・住宅・教育が徐々に後ろにずれることで、支出を要する時期が団子状態に集中し、分散できなくなっています。従来よりも遅い時期に結婚、住宅取得、子育てがスタートするために、退職後にも住宅ローンが残り、さらに子供の大学進学資金を負担しなければならないケースが増えています。それゆえ、本来は、老後資金にすべき退職金が住宅ローンの返済資金や子供の教育費に充当されることも起こっています。

2020/01/16

大学教授2名の共著だけあって、学生向けのテキストなのかな？　若い人向けに書かれているけれど、「金融って実際何？」と興味をもったら広く浅くいろいろなことが知れる良い本。ライフイベントに沿ったお金のかかり方がとても分かりやすかった。私に金融のことを聞いてくる人は居ないけれど、聞かれたら真っ先に人に薦めたい本。