科学的に人間関係をよくする方法 の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
著者が大学で講義していることもあって本の大学の講義がそのまま本になったような内容。 専門知識のある人には『知ってる』と思われる内容かもひれません。 私のように知識のない者は講義のようでわかりやすく読みやすかった。人間関係についての複数の学者や実験の説を挙げているので根拠もわかりやすい。 明るく楽しく読める内容でした。 個人的になるほどなと思った説はグライスの協調の原理。当たり前のことなのだが、できていない人も多いのでは?! グライスの協調の原理: 量のルール 適切な情報量をコミュニケーションではやること、返しが多いのも無愛想なのもおかしい 質のルール 間違っていること、確証のないことは話さない 関連性のルール 話題に関係のあることを話しなさい 伝え方のルール 曖昧さを避けて順序よく効率的に ルール違反があるとどうしてか考えようとする。推測してそれ以上は追求しない大人の対応。
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