わたし、定時で帰ります。 の商品レビュー
2018.6.5 なんだか読んでて腹が立ってきたまま一気読み。 結局引き込まれてたってことなんやろうな・・ 自分の職場とは全く違う環境だけど、働き方っていう意味では考えることがたくさんあった。 結衣が言ったみんなが帰らない理由は、納得。切ないなあ・・でも昨今の早帰り化でフラリーマ...
2018.6.5 なんだか読んでて腹が立ってきたまま一気読み。 結局引き込まれてたってことなんやろうな・・ 自分の職場とは全く違う環境だけど、働き方っていう意味では考えることがたくさんあった。 結衣が言ったみんなが帰らない理由は、納得。切ないなあ・・でも昨今の早帰り化でフラリーマンが増えてるなんて話も出てるし、あながち真理をついているのかもしれない。 無能な上司、やりづらい同僚、現代っ子の新入社員。どこの職場でもいろんな人がいて、〜革命なんて大それたものよりもまず、それぞれの意識の持ちようと周りとの関わり方が大事なんじゃないかと思う。 個人的に、女性の昇進は、ここまで望んでる人っているのかなあって読みながら感じた。
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友人の仕事の愚痴を聞かされているような感覚に陥るほど、リアルさがありました。今でいう仕事改革がテーマの一冊。主人公が定時で上がりたい理由や職場の人間関係の細かな描写はテンポが良く勢いを感じました。
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残業している人が頑張ってる風潮や無能な上司や多様な同僚など気になるテーマのお仕事小説でしたが、人物の描写が少なく人となりがわかりにくいなど書き方が惜しいなあと思いました。
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定時で帰ると決めている主人公の結衣。 しかし、無理な予算とスケジュールの仕事のリーダーとなってどう解決していくか。 この物語の解決策はまあ現実的な感じかな。 定時で仕事を終わらせても、することがないという同僚には同情します。 会社のトップの人に読んでもらいたいですね。 「会社のた...
定時で帰ると決めている主人公の結衣。 しかし、無理な予算とスケジュールの仕事のリーダーとなってどう解決していくか。 この物語の解決策はまあ現実的な感じかな。 定時で仕事を終わらせても、することがないという同僚には同情します。 会社のトップの人に読んでもらいたいですね。 「会社のために自分があるんじゃない、自分のために会社があるんです」が実現できるように皆がほんの少しづつ努力すれば変わるかもと思わせる物語でした。 私も定時で帰りたいよ。
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自分の前職(有休取りづらい&残業しないヤツは暇だとしか思われない)とついつい重ねてしまい、とても面白いんだけど、同時に過去を思い出してゲンナリもして「おもつらい」作品でした。 吾妻みたいなヤツも、福永みたいなヤツも、石黒みたいなヤツも、みーんなリアルに職場にいたなぁ…
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絶対に残業しないと決めている結衣。そんな彼女の 前に、無茶な仕事を振って部下を潰すという ブラック上司が現れて…。新時代を告げるお仕事小説。
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「残業=仕事が出来る」と言う考え方が嫌いだ。 だからと言って、決まった時間をただデスクに座って、定時を待つだけの人間も嫌い。 タイトルを見た時、この本は後者の話だと思った。決まった時間、何もしない時間を過ごし、給料だけもらっていればいい…そう考える人の気持ちが分かるかと思って、手...
「残業=仕事が出来る」と言う考え方が嫌いだ。 だからと言って、決まった時間をただデスクに座って、定時を待つだけの人間も嫌い。 タイトルを見た時、この本は後者の話だと思った。決まった時間、何もしない時間を過ごし、給料だけもらっていればいい…そう考える人の気持ちが分かるかと思って、手に取った一冊。 でも、実際に読んでみると、主人公の結衣は絶対的な信念を持って、定時で帰ると決めている。自分の中で仕事のタイムスケジュールを管理し、時間内に決められた仕事を終わらせ、定時に帰って、タイムセールで安くなったビールを飲む。私の仕事に対する考え方のまさに理想。 そんな結衣が会社で何となく孤立し、出世したい女性の同僚に妬まれたり、指導している新人社員に「すぐ辞めたい」と言われたりするのは、読んでいて、すごく腹が立つ。 序盤は結衣の考え方に真っ向から対決する人間との関係が描かれるが、中盤からはあるプロジェクトを巡る上司との衝突や、プロジェクトを進めるに当たり、ぶつかる壁を乗り越えていく様子が描かれる。 最近は「働き方改革」と騒いでいるが、この本に描かれているのが、ほとんどの企業の実態ではないだろうか? 結衣の「定時で帰る」の裏には、誰も企業の犠牲にしたくないと言う強い思いがあり、気軽に手に取ったはずなのに、つい物語に引き込まれ、一気読みしてしまった。 タイトルや装丁はライトな感じがするが、中小企業の経営者や、中間管理職の方には一読していただきたい一冊。
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