わたし、定時で帰ります。 の商品レビュー
いろんなタイプのダメな人。 自己肯定感が低すぎるか、自信ありすぎ。 働き方改革よりも前に ニュートラルな精神を育てなきゃ。
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タイトルに惹かれて購入。 ノー残業デーは、必ず帰る! 月に一度は有給とる! と、決めるものの、それができない。 自分との約束守れない人に 仕事なんてできないよなぁ、なんて 自己嫌悪に陥ったりして。 だから、買った。 残業すればいい、なんて 全然思ってないけど。 んでも、ここまで...
タイトルに惹かれて購入。 ノー残業デーは、必ず帰る! 月に一度は有給とる! と、決めるものの、それができない。 自分との約束守れない人に 仕事なんてできないよなぁ、なんて 自己嫌悪に陥ったりして。 だから、買った。 残業すればいい、なんて 全然思ってないけど。 んでも、ここまでやってから帰りたい、 スッキリ終わらせたい、 人に迷惑かけないようにしなきゃ、 、、というか、責められるのがやなんだよね。 多分。 主人公結衣が、そこまで定時にこだわる理由が うーーん、ちょっと理解できなかった。 話自体は、テンポ良くて面白いけど。 無能な上司を辞めさせる作戦練ったり 人に懐柔する感じとか、 そんなことに注力するか?!というのもあり。 他人の視線に動じない、我が道を貫くさっぱり系 女子かと思いきや、意外とうじうじ。 なんかキャラが読めそうで読めない。 終わり方も、そこーーー?! だったかな。 でも、働き方めっちゃ考えさせられる話。
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お仕事小説というより,無能な上司をどうするかという案件を解決する物語.インパール作戦に学びどんな作戦が出てくるのかとドキドキしながら読むが,最後は何かうやむやのまま結婚話の不具合を示唆して完.なんかもう一つさえない男ばかりの出てくる本だった.ただ,中華店の店主の料理は美味しそうで...
お仕事小説というより,無能な上司をどうするかという案件を解決する物語.インパール作戦に学びどんな作戦が出てくるのかとドキドキしながら読むが,最後は何かうやむやのまま結婚話の不具合を示唆して完.なんかもう一つさえない男ばかりの出てくる本だった.ただ,中華店の店主の料理は美味しそうで,雲呑とか食べたくなった.
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結末からいろいろな趣旨が読み取れる。定時組、残業組それぞれの読み手によって感じ方が異なるはず。そこが面白い。結末から、大事なものを失ったと感じる人もいれば、本当に必要なものを得たと読み取る人もいるだろう。この本のマジックだと思う。みなさんはどちらのマジックに導かれますか?
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お仕事小説。 最初はあれって思ったけれど、必ずしも定時で帰ることがよしということでも、残業をすることが悪でもない。 その時々で柔軟に動けることが、いい働き方なんだと思えた。 私の場合、残業代のつかない非正規なので時間内でどれだけ仕事をこなせるかを考えなければいけないので、少しだけ...
お仕事小説。 最初はあれって思ったけれど、必ずしも定時で帰ることがよしということでも、残業をすることが悪でもない。 その時々で柔軟に動けることが、いい働き方なんだと思えた。 私の場合、残業代のつかない非正規なので時間内でどれだけ仕事をこなせるかを考えなければいけないので、少しだけ考え方は参考になったかな。
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どうでしょう、多分読後の意見はいろいろあるような作品だと思います。 「働く」ということについて、いまの日本では、様々な考え方が混在していて、どう過ごすべきか、確固たる信念を持っている人はどのくらいいるのでしょうか。 主人公の「何が何でも定時に上がる」という姿勢も主義としては(法...
どうでしょう、多分読後の意見はいろいろあるような作品だと思います。 「働く」ということについて、いまの日本では、様々な考え方が混在していて、どう過ごすべきか、確固たる信念を持っている人はどのくらいいるのでしょうか。 主人公の「何が何でも定時に上がる」という姿勢も主義としては(法律的にも)わからないではないですが、やはり現実的ではないと思いますし、かといって「会社のために働くことが何より大事で、有休を使うなんてとんでもない」という意見には賛成しかねます。 個人的には「プライベートを全て犠牲に、とは思わないけれど、ある程度は責任もって(仕事が終わらないのでたあればある程度は残業して)仕事をこなす」という姿勢なのですが、そういった「どっちつかず」な姿勢はあまりでて来ず、極端な考えの登場人物ばかりだったので少し疲れてしまいました。 ストーリー展開はスピーディーでしたし、目の付け所や舞台設定も面白いと思います。 一息に読み切ってしまいましたし、エンタメ小説としては質が高い、方だとは思いますが、再読したい、というほどでは無かったです。
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「定時に帰る」がモットーのweb制作女子が、爆死確実の炎上案件に巻き込まれて・・・どうする、どう戦う??なお仕事小説。 今いる会社がワーホリ気味で、定時に帰らない、帰れない人の顔をモワモワとあてはめながら読む。 ・よかった所 悩める主人公、ユイユイ。口車と根回しの上手さとか正直小狡い所もある。でも彼女なりに迷いを抱きながら、真摯かつ最大限に対応を進めていく現実的な所が、心強いというかここまではできないけどちょっと希望が見えるというか。 ・よくなかった所 倒れた後の対応がご都合だなあと。普通~の会社なら実家に連絡→婚約者にも連絡、親族以外はご苦労様、になるはずだと思うんだけど。上手く行かないだろう軋みはそこかしこから溢れてたのですが、こんな駄目押し必要だっただろうか。 総評 残業なく働きたい、と思う会社員なら何かしら琴線に触れる所があると思う。孤独だからしがみつく、を解消するには全社員のコミュニケーション改革が必要なんだろうな〜大変そう。でもテコでも動かぬ製作部の面々を帰していった彼女なら、最初のひと押しが出来そうな気がする。
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質ややりがいを重視しがちな自分の働き方、仕事の進め方をビジネス書とはまた違った角度から見直せた。 読了したその日、自分が力を注いでいた業務が変えられることになり、もやもやしてたけれど、そのエネルギーを別の業務に注げばいいと切り替えられたわけで。 世代や境遇によって考え方が違うって...
質ややりがいを重視しがちな自分の働き方、仕事の進め方をビジネス書とはまた違った角度から見直せた。 読了したその日、自分が力を注いでいた業務が変えられることになり、もやもやしてたけれど、そのエネルギーを別の業務に注げばいいと切り替えられたわけで。 世代や境遇によって考え方が違うってのも、小説だからこそダイレクトに響いてきた。 介護とWeb、業界は違うけれど、マネジャーがこまめに見るという感じではないので、時間へのコスト意識、集中力の問題など、自分自身で気を付けなければ。
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池井戸潤氏と『本日はお日柄もよく』の原田マハさんを足して水で薄めた感じのわかりやすい勧善懲悪もの。テーマが今風なのでキャッチーではある。 読み始めると、いまどきここまであからさまに酷い認識の会社や社員は少ないだろ…と少しゲンナリ、わたし自身と近い業界が舞台でもあるため親近感はある...
池井戸潤氏と『本日はお日柄もよく』の原田マハさんを足して水で薄めた感じのわかりやすい勧善懲悪もの。テーマが今風なのでキャッチーではある。 読み始めると、いまどきここまであからさまに酷い認識の会社や社員は少ないだろ…と少しゲンナリ、わたし自身と近い業界が舞台でもあるため親近感はあるもののそれほど深掘りもされず、また登場人物の人物描写やシーンの描写も浅く小説としては少し物足りない。 あと結末もなんだかなぁ…勧善懲悪ものって結局、どんな経緯でどうやって勝つか?がポイントなのにいま一つその起伏に乏しい気がする。 まぁこれを読んだことを機に自分自身の定時退社への意識が強まった点は良かったかな。 蛇足ながら、カバー裏に意見が色々印刷してるのを見てもしやと思ったら、やっぱり『ルビンの壺が割れた』の新潮社か…なるほど。
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タイトルとは裏腹に、どんどん残業やら徹夜やらが増えていく、ブラックWeb構築カンパニーのデスマ物語だった、、、しかし、こんなパワフルな女性社員があるなら、いっぺん巻き込まれてみたいかなとか思ったりw
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