豆腐の角に頭ぶつけて死んでしまえ事件 の商品レビュー
今、私の中に倉知淳ブームがきている。 このほどよく力の抜けた感じがたまらなくおもしろい! 今年は倉知淳を読み尽くそう!の年にしよう。 ストーリーはオチが読めてしまうものもあるけれど、そんなことより言葉のチョイスや文章のセンスがおもしろすぎて、クスクス笑いが止まらない。 ただね...
今、私の中に倉知淳ブームがきている。 このほどよく力の抜けた感じがたまらなくおもしろい! 今年は倉知淳を読み尽くそう!の年にしよう。 ストーリーはオチが読めてしまうものもあるけれど、そんなことより言葉のチョイスや文章のセンスがおもしろすぎて、クスクス笑いが止まらない。 ただね、今作は装丁のデザインが…! ゾワゾワしてなるべく見ないように手に取るのが大変だった。 今まで自分でも気付かなかったけど、私は間近で見る坊主頭と、食べ物に血が付いているのが生理的に受け付けないらしい。
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6話の短編集。表題に惹かれて読んだのですが想像とちょっと違った。シュールな感じ。猫丸シリーズは未読だけれど世界観が良かった。
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いろんなテイストのミステリが読める1冊でした。 もっと何かありそう!と思わせて、案外あっさり終わるので割と読みやすかったです。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
久しぶりの倉知淳。6篇の短編集。猫丸先輩のだと思ったのに、最後の話だけだったわ。表題作は何ともすごい話。トンデモ話っぽい。でも戦時中、終盤の混乱期にはこんな実験もあったのかもと思わされる。今、班目機関の話を続けて読んだせいかもしらん。表紙の絵がほんとに豆腐の角にぶつけて死んだみたいな絵で、最初は気付かなかったよ。
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タイトル買いしたやつ。6つの短編集で、夜を見る猫が好き。ミステリーなんやけど、猫に凄い癒される。変奏曲ABCの殺人は人間の醜さの塊やな。どれも変化球な感じのミステリーで面白かった。
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完全にタイトルに惹かれました。 ちょっとおふざけ設定も多くて楽しかったり、ゾクッとしたり。ソワソワしたり。 最後の『猫丸先輩の出張』に出てくる猫丸先輩が出てくる本は未読なので今度読んでみようかな。 『変奏曲・ABC殺人』のオチが完璧すぎて、とても大好きです。どうなったのか気に...
完全にタイトルに惹かれました。 ちょっとおふざけ設定も多くて楽しかったり、ゾクッとしたり。ソワソワしたり。 最後の『猫丸先輩の出張』に出てくる猫丸先輩が出てくる本は未読なので今度読んでみようかな。 『変奏曲・ABC殺人』のオチが完璧すぎて、とても大好きです。どうなったのか気になる…。 『社内偏愛』はミステリーじゃないな?と思いつつ、これからの社会で本当に起きそうな気がして楽しかったです。 表題作の『豆腐の角に頭ぶつけて死んでしまえ事件』は、何となくインパクト弱くてあまり印象に残りませんでした。
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最近の方のミステリって、わりとご自身でイラストとかも添えて書かれてるよね・・・ すげえなあ・・・真っ向から推理小説書きたいんだろうなあ・・・
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気になるタイトル&程よい読みやすさが◎。 バラバラの短編だしすごく面白いとまではいかないけど、発想自体はけっこう相性が良さそうな予感。他作品、できれば長編を読んでみたくなりました。
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面白かったです。タイトル勝ち。 「変奏曲・ABCの殺人」「薬味と甘味の殺人現場」「猫丸先輩の出張」が好きでした。 ABC~は既視感を覚えるものの、ラストに自分もDだと気付くのが良かったです。D…ONE PIECEか……D、殺されまくるけど… 「薬味と甘味の~」は、死体の状態にまさ...
面白かったです。タイトル勝ち。 「変奏曲・ABCの殺人」「薬味と甘味の殺人現場」「猫丸先輩の出張」が好きでした。 ABC~は既視感を覚えるものの、ラストに自分もDだと気付くのが良かったです。D…ONE PIECEか……D、殺されまくるけど… 「薬味と甘味の~」は、死体の状態にまさかそんなオカルトな意味があったとは、と怖くなりました。 「猫丸先輩の出張」は猫丸先輩シリーズというのを初めて読みましたが、猫丸先輩、好きです。浜岡くんの形容詞のバリエーションが好きでした。他にもシリーズあるみたいなので読みます。 表題作はタイトル勝ちで掴みは堪らなく好きなのですが、ミステリとしてはちょっと印象が弱かった気がします。ミステリというより、戦中の軍部の狂気の物語のイメージでした。薄ら寒いです。
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変奏曲・ABCの殺人 社内偏愛 薬味と甘味の殺人現場 夜を見る猫 豆腐の角に頭ぶつけて死んでしまえ事件 猫丸先輩の出張 の六編。 一番興味がひく『豆腐の角に〜』。戦中、陸軍の研究所で兵士が死んでいた。豆腐のかけらが散らばっており、豆腐の角で頭をぶつけ死んだとしか考えられない状況...
変奏曲・ABCの殺人 社内偏愛 薬味と甘味の殺人現場 夜を見る猫 豆腐の角に頭ぶつけて死んでしまえ事件 猫丸先輩の出張 の六編。 一番興味がひく『豆腐の角に〜』。戦中、陸軍の研究所で兵士が死んでいた。豆腐のかけらが散らばっており、豆腐の角で頭をぶつけ死んだとしか考えられない状況であった。なんだろうって注目を集めるのが上手い作家さんね。豆腐事件のタイトルとか、猫丸先輩のこととかユーモアいっぱいで楽しく書いているんだろうなあ。倉知ワールドそのもの、その世界でハズレがないかな。私の中では”豆腐”と『ABCの殺人』、ABC、パロディだけれど楽しめたかな。
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