オリンピックへ行こう! の商品レビュー
再読。卓球はよくわからないが、詳細な描写がTV中継を見ているかのような臨場感を感じさせた。 競歩の話は、ちょっとドロドロしちゃったなぁ。
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卓球、競歩、ブラインドサッカーの競技人生を送る 短編集。挫折、希望を織り交ぜながら オリンピックを目指す様子を描いている 読みやすく 楽しめる1冊だった
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男子卓球、競歩、ブラインドサッカーの3つの物語が収録されていて、それぞれオリンピックを目指す人たちの物語です。その中では、実力を持った人にしかわからない苦しみ、悩みが描かれていました。そんなに重い空気感はなく、青春小説を読んでいるようでした。 特に男子卓球が比較的、分量が多く収...
男子卓球、競歩、ブラインドサッカーの3つの物語が収録されていて、それぞれオリンピックを目指す人たちの物語です。その中では、実力を持った人にしかわからない苦しみ、悩みが描かれていました。そんなに重い空気感はなく、青春小説を読んでいるようでした。 特に男子卓球が比較的、分量が多く収録されています。その中ではこちらにまで、手に汗握るような攻防戦が細かく書かれています。一つ一つの動きが丁寧で、スローモーションで見ている感じがしました。ぜひ映像で観たい!と思わせてくれます。 頂点の中の頂点と思うくらい、オリンピック選手になるには、狭き門。なれるのは若干ですが、その人の背景には、数多くの人に支えられているということを改めて感じました。 自分の国と世界とでは、実力の差は歴然です。でも、それに食らいつく様は、その分野にしかわからない心情であり、応援したくもなりました。 結果はどうあれ、登場するアスリートたちには、エールを送りたいなと思いました。 この本を機に3つのスポーツにも注目してみようかなと思いました。
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卓球、競歩、ブラインドサッカーについて書いてある。 卓球も大学が最後。その後の進路では卓球を続けられなくなる。卓球をし続けるには、大会で名前を残すしかない。 ーそこそこ誇れる成績を積み重ねていき、引退後は指導者になって生活できればいい、そう甘く考える者は絶対に勝利をつかめない...
卓球、競歩、ブラインドサッカーについて書いてある。 卓球も大学が最後。その後の進路では卓球を続けられなくなる。卓球をし続けるには、大会で名前を残すしかない。 ーそこそこ誇れる成績を積み重ねていき、引退後は指導者になって生活できればいい、そう甘く考える者は絶対に勝利をつかめない。生半可な覚悟で信念を貫いていけず、後悔したくないからと頑固に意見を主張すれば、周囲との摩擦が生じて、つきあいにくいやつだと評判が立つ。だから理解者が必要だった。 好きなことをして生きていくには、それ相応の覚悟がいる。
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卓球、競歩、ブラインドサッカーでオリンピックを目指す選手たちを描いた短編集。 それぞれのスポーツにそれぞれの悩み、葛藤があり、それを乗り越えて、オリンピックを目指しているのがよく分かる。 しかし、卓球を小説にするのは、向いていないことがよく分かった。
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卓球、競歩、ブラインドサッカーでオリンピックを目指す物語。オリンピックに確実に行けそうなスター選手の話ではなく、マイナー競技であることが、読んでいて楽しい。 しかし、マイナーな分だけ描写がもう少し読みやすいとより物語に集中できるかなと思った
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行こう!シリーズ最新作はオリンピック、パラリンピックを目指す、卓球、競歩、ブラインドサッカーの話。 それぞれに楽しい話だったが、珍しく各話が結びついていないので少し散漫な印象になってしまった。
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真保さんの行こうシリーズとしては、異色作。 プレイヤーの心理の描写が肝。 言葉を大事にしたスポーツ小説なので、ストーリーだけ読みたい場合には、最後の作品だけ、どうぞ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
オリンピックを目指すアスリートを描く連作で「行こう」シリーズ第4弾。 ・卓球 ・競歩 ・ブラインドサッカー の3編収録。 このシリーズには関連も何もなくタイトル名だけのシリーズ分けになっていて、ちょっと納得できていません。 というのもこれまでの「行こう」シリーズは面白かったのですが、この作品はいまいちだからです。 まず、スポ根小説という作者の新分野へのチャレンジ作品集かと思えるくらい、作風が違いました。 各競技の説明は丁寧なのですが、「卓球」は専門用語が多すぎて試合の緊迫感が半減しました。 ミステリー要素がある「競歩」が一番面白かったですが、謎が解かれないのでモヤモヤしました。 ちょっと残念な作品集でした。
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少し事情を抱えたオリンピックに関係する人達の物語。 ・卓球 ・競歩 ・ブラインドサッカー 卓球では競技選手のピークを迎えた大学生が、自身の力を120%引き出そうと奮闘する。 競歩では競技生活最後のオリンピックの挑戦で、選抜大会でレースの駆け引きと競技人生の苦悩と闘...
少し事情を抱えたオリンピックに関係する人達の物語。 ・卓球 ・競歩 ・ブラインドサッカー 卓球では競技選手のピークを迎えた大学生が、自身の力を120%引き出そうと奮闘する。 競歩では競技生活最後のオリンピックの挑戦で、選抜大会でレースの駆け引きと競技人生の苦悩と闘う。 ブラインドサッカーは怪我で引退した元Jリーガーが、後天性に全盲となった少年に自分の経験をもとに熱くサッカーの指導を行う。 どの競技も細かな競技描写が凄く、作者の緻密さが伺える。
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