ラテンアメリカ傑作短編集 続 の商品レビュー
やはりロベルト・アルルトが優勝だろうか。ある村で集団で人がいなくなり森で見つかった。そういう事件が起こるが、さすが西洋文化とは違う恐怖が描かれる。この短さで完成させてしまう、まるで悪魔のような仕事の出来映え。どれも不気味で楽しいが、他が浅漬け、ナチュラルチーズだったら、粕漬け、ブ...
やはりロベルト・アルルトが優勝だろうか。ある村で集団で人がいなくなり森で見つかった。そういう事件が起こるが、さすが西洋文化とは違う恐怖が描かれる。この短さで完成させてしまう、まるで悪魔のような仕事の出来映え。どれも不気味で楽しいが、他が浅漬け、ナチュラルチーズだったら、粕漬け、ブルーチーズ位の深みの違いがある。 他の作品は悪魔、昆虫、動物が主役が多い。その眼差しの置き方がいいんだよな。表紙の雰囲気より全然読みやすいし、それほどクセがないので「おもしろいもの」を読みたい人にはいいと思う。
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